ここ数年、三菱UFJ銀行などでは通帳を有料化するところが出てきていますね。
それに伴い通帳を発行しない無通帳口座を導入する銀行が増えてきました。
先日も私が使っている地方銀行が無通帳口座を作るとお金がもらえるキャンペーンを実施していましたので、無通帳口座に切り替えました。
単に有通帳が無通帳になるだけかと思っていましたがメリットがかなり大きかったんですよ。
今回は無通帳口座についてみていきましょう。
無通帳口座とは
無通帳口座とは名前のとおり、紙の通帳を発行せず、パソコンやスマートフォンで入出金の確認などができるサービスです。
無通帳口座に切り替えると紙の通帳の併用はできなくなる銀行がほとんどだと思います。
紙の通帳がなくなると不便と思う方も見えるかもしれませんが、住信SBIネット銀行や楽天銀行などのネット銀行はもともと通帳なんて無いですからね。
慣れもあるのでしょうが、不便に感じることはないですね。
むしろメリットが大です。
無通帳口座のメリット
実際に使ってみて無通帳口座のメリットはいくつかありました。
順番にみていきましょう。
明細が10年間確認できる
銀行により多少条件等は違うようですが、多くの銀行の無通帳口座は明細を10年間確認できます。
私が使っている地方銀行でもインターネットバンキングは利用していましたが、明細は13ヶ月しか確認できませんでした。
しかし、無通帳口座に切り替えることで最長10年間確認できるようになったんですよ。
これはかなり大きなメリットですね。
三菱UFJ銀行では入出金画面では2年。取引推移表で10年確認できるそうです。
通帳記帳しなくてよい
個人的に最大のメリットがこれです。
通帳記帳しなくてよくなったことです。
通帳は定期的に記帳しておかないと、まとめられた一括記帳となってしまうことがあります。
一括記帳となると中の明細がわからないんですよね・・・・
◯件◯◯◯円みたいな感じになってしまうんですよ。
インターネットバンキングも13ヶ月しかみれませんでしたからそれより前のだと中身を確認するにも手続きして明細を出してもらうしかありません。
これを私は何度かやらかしてますが、かなり面倒なんですよね・・・
それから開放されるのはかなり大きなメリットとなります。
最近は下記のようにキャッシュレスでほとんど支払いを済ませていますから、現金を下ろすこともないですし銀行への用事もほとんどありません。
通帳記帳のために銀行へいくのも面倒でしたからこれはうれしいですね。
ATM、振込手数料に優遇
私が使っている地方銀行ではありませんが、無通帳口座を利用するとATMの手数料や振込手数料に優遇があるケースもあります。
例えば三菱UFJ銀行は以下のような優遇があります。
- ATM時間外手数料が何回でも無料
- 提携先コンビニATM利用手数料が1回まで無料
- 「三菱UFJダイレクト」での他行あて振込手数料が1回まで無料
そこまですごい優遇ではありませんが、通帳をなくすだけで得られるメリットとしては充分でしょう。
通帳をなくす心配がない
当たり前ですが、通帳がありませんので通帳をなくすというリスクがありません。
通帳をどこかで落としたり、忘れてしまえば不正利用のリスクがあります。
また、通帳を再発行をするのにお金を取るところも増えているのでその節約にもなりますね。
エコである
各社ともペーパーレスだからエコであるってのを謳っていますね笑
最近はSDGsという概念が当たり前に言われていますし、これも人によっては大きいかもしれません。
キャンペーンも
私が使っている地方銀行はほぼ条件は同じですが三菱UJF銀行の半額の500円がもらえましたね。(まだ未入金ですが)
通帳コピーの提出も問題ない。
無通帳口座にすることで少々心配となる話もあります。
なんかの申請の際などは通帳の表紙のコピー出せとか、通帳の明細コピーを出してほしいと言われることケースなどですね。
コロナが猛威を振るっていた時期に国民全員に10万円を給付された特別定額給付金では
- 振込先の通帳(通帳の表面と通帳を開いた1,2ページ)
- 基準月の売上に係る通帳等(取引が確認できるページ)
これについては各社対応策を示してくれています。
まとめ
今回は「無通帳口座に切り替えたらメリットしかなかった件」と題して無通帳口座についてみてきました。
インターネットやスマートフォンにあまり馴染みのない方以外は無通帳口座はほとんどデメリットが思いつかない、メリットしかないような話ですからぜひ切り替えを検討してみてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。