auカブコム証券もクレカの投信積立参入。クレカ積立できる証券会社、条件等を整理してみた

前から噂されていましたが、auカブコム証券もクレジットカード決済による投資信託積み立て投資に参戦するようです。

auカブコム証券は月内にも、クレジットカード決済による積み立て投資サービスを始める。月5万円を上限にKDDIグループのカードで投資信託を購入すると、月々の買い付け金額の1%を共通ポイント「Ponta(ポンタ)」で還元する

出典:日経新聞 auカブコム、クレカで積立投資 月1%ポイント還元

月内(3月)ということですから予想よりかなり速いですね。

そこで今回はクレカ積立できる証券会社、条件等を整理してみました。

※正式に発表されました。2022年3月28日(予定)から開始となります。

クレカ積立できる証券会社、条件等

クレジットカードで投資信託を買うとポイントが付くサービスは2018年9月に丸井グループのtsumiki証券がエポスカードとの組み合わせで開始したのが始まりです。(たぶん)

その後、楽天証券が2018年10月に追随しています。

さらにいろいろな証券会社が追随して現在に至っています。

ただし、ポイント還元率が違ったり、もらえるポイントが違ったり各社それぞれ特徴があります。比較してみましょう。

楽天証券のクレカ積立

まずは楽天証券です。

現状、この分野において主導してきたのが楽天証券で間違いないでしょう。

各社がこのサービスに参入したのは楽天証券が成功したからでしょうね。

2021年4月時点で100万口座を突破しているんですよ。

ただし、2022年9月の買付分より改悪されます。

特徴は以下の通り

  • 積立額の1%分のポイント付与(2022年9月買付分より信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満のものは0.2%還元)
  • 貯まるポイントは楽天ポイント
  • 最低100円から
  • つみたてNISA、NISAも対象
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象は積立可能な投資信託約2,600本
  • 対象となるクレジットカードは楽天カード

グループ企業のクレジットカードである楽天カード限定のサービスですが、1%という高い還元率で人気となっていました。

また、使い勝手のよい楽天ポイントが利用できるのはかなり大きなメリットになっていましたね。

しかし、2022年9月買付分より信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満のものは0.2%還元となります。

このあたりがどう影響するのか・・・なお、人気のインデックスファンドはほとんどが楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満となります。

つまり、多くの場合0.2%還元となってしまうということですね。

楽天キャッシュ決済もはじまる

また、2022年6月下旬頃より楽天キャッシュ決済もはじまります。

こちらは楽天キャッシュに楽天カードでオートチャージ対応で入金して楽天キャッシュで投資信託の積立投資ができるというものです。

楽天カードチャージの時点で0.5%還元されますので楽天カードで投資信託を買うよりはお得に購入できますね。

こちらは楽天カードのクレカ積立と別枠で上限5万円ですから、楽天カードの決済と合わせれば合計月10万円投資が可能となっています。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

SBI証券のクレカで投資信託購入

次はネット証券大手のSBI証券です。

特徴は以下の通り

  • 積立額の0.5%分〜2.0%分のポイント付与(クレカによって異なる)
  • 貯まるポイントはVポイント
  • 最低100円から
  • つみたてNISA、NISAも対象
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象は積立可能な投資信託約2,600本
  • 対象となるクレジットカードは三井住友カード

SBI証券は三井住友カード限定でポイントが貯まります。

貯まるポイントは通常の三井住友カードで0.5%、ゴールドカード1.0%、プラチナカードなら2.0%です。

カードの種類で還元率が決まる仕組みとなっています。

ゴールドカードやプラチナカードは基本的に年会費が掛かりますのでそのあたりをどう考えるかということですね。

なお、私が個人的にも使ってる三井住友カード ゴールド(NL)は5,500円(税込)の年会費が掛かりますが、年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料となっています。

私も現在年間100万円利用を頑張っています。あと25万円くらいなんですよ笑

なお、貯まるポイントは三井住友のVポイント。

楽天ポイントほど使える範囲は広くありませんが、アプリにチャージして使えばID加盟店、VISA加盟店で使えますので使い道に困ることはまずないでしょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

2022年5月からはSBI証券で利用できるようになる予定とのことです。
私はそれを狙ってポイントは使わず貯めてますね

マネックス証券のクレカで投資信託購入

次もネット証券大手のマネックス証券です。

特徴は以下の通り

  • 積立額の1.1%分のポイント付与
  • 貯まるポイントはマネックスポイント
  • 最低100円から
  • つみたてNISA、NISAも対象
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象はマネックス証券で取り扱う積立が可能な銘柄一部銘柄は対象外
  • 対象となるクレジットカードはマネックスカード(アプラス)

還元率は1.1%と通常カードでは一番高いものとなりますね。

その他の条件等はSBI証券や楽天証券と同様です。

貯まるポイントはマネックスポイント。

現状使えるのは、株式手数料、暗号資産に交換する。

Amazonギフト券への交換。

dポイント、Tポイント、pontaポイント、nanacoなど他のポイントサービスに交換です。

主要なポイントに交換できますし、余ったら暗号資産に変えてしまえばよいので使い道に困ることはなさそうです。

なお、クレカ積立のサービス発表時にはマネックス証券の社長が投信買付に使えるように検討すると明言されていましたので今後に期待したいところですね。

なお、マネックスカードの作成はマネックス証券経由となりますのでまだお持ちでない方はマネックス証券の口座を作るところからとなります。

tsumiki証券のクレカで投資信託購入

次はtsumiki証券です。

こちらは元祖ともいうべき存在ですね。

特徴は以下の通り

  • 積立額の0.5%分のポイント付与(年間利用金額に応じてボーナスあり)
  • 貯まるポイントはエポスポイント
  • 最低月額3,000円から
  • NISA非対応(つみたてNISAは可)
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象となるクレジットカードはエポスカード

tsumiki証券で投資信託をクレジットカード購入で貯まるのは0.5%でエポスポイントです。

エポスポイントはマルイでつかったり、他社のポイントや商品券に変えることが可能ですから使いみちの面では問題ないでしょう。

他と違って最低金額が月額3,000円からとなっていますのでご注意ください。

なお、tsumiki証券はNISA対応はしていません。

また、tsumiki証券の扱っている投資信託は下記4本しかないんですよ。。。。

  • ひふみプラス
  • コモンズ30ファンド
  • セゾンバンガードグローバルバランスファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド

そのため、あえてこちらを利用するメリットはあまりなさそうです。

普段からマルイを使っているとか、エポスカードをゴールドカードにしたい(招待が必要)とかという方は実績作りとしてありかもしれませんが。。

あとは他のクレカ積立を上限までやってもまだクレカで積立投資をしたいって方くらいでしょうか。

セゾンポケットのクレカで投資信託購入

つぎはセゾンポケットです。

特徴は以下の通り

  • つみたて累計6回で5,000円について1ポイント
  • 貯まるポイントは永久不滅ポイント
  • 最低月額1,000円から
  • NISA非対応(つみたてNISAは可)
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象となるクレジットカードはセゾンカード

セゾンポケットはつみたて累計6回で5,000円について1ポイントとちょっと他と比較して還元率はよくありません。

こちらもNISA対象外です。

また、セゾンポケットも扱っている投資信託は下記2本しかないんですよ。。。。

  • セゾンバンガードグローバルバランスファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド

そのため、あえてこちらを利用するメリットはあまりなさそうです。

追記:2022年8月分から最大0.5%還元となりました

高島屋のクレカで投資信託購入

最後は高島屋ファイナンシャルパートナーズです。

特徴は以下の通り

  • 1年目0.1%、3年目以降0.2%、5年目以降0.3%
  • 貯まるポイントはタカシマヤポイント
  • 最低月額100円から
  • つみたてNISA、NISAも対象
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象はSBI証券取扱の積立可能な投資信託
  • 対象となるクレジットカードは高島屋カード

高島屋ファイナンシャルパートナーズはSBI証券取扱の積立可能な投資信託で利用できるのが特徴です。

ですからSBI証券のポイント還元に近い仕組みとなっています。

ただし、こちらは貯まるポイントはタカシマヤポイント、利用できるカードは高島屋カードとなっています。

還元ポイントはSBI証券の実施する0.5%よりも低く、1年目0.1%、3年目以降0.2%、5年目以降0.3%となっています。

そのため、あえて高島屋を選択するメリットがありそうなのは高島屋を普段かなり使っている方くらいかもしれませんね。

auカブコム証券で投資信託購入

最後は今回判明したauカブコム証券です。

開始日は2022年3月28日。初回買付日は5月2日となります。

  • 積立額の1%分のポイント付与
  • 貯まるポイントはpontaポイント
  • 最低100円から
  • つみたてNISA、NISAも対象
  • 対象となる購入方法は積立投資限定
  • 上限は月額5万円
  • 対象は積立可能な投資信託
  • 対象となるクレジットカードはau PAY カード
  • 上限は月額5万円

貯まるポイントは1%と他に負けていない水準ですし、使い勝手のよいpontaポイントなのも嬉しいですね。

対象となるクレジットカードはau Payカードです。

その他の条件もSBI証券やマネックス証券とほぼ同じですね。




クレカ積立の条件を整理。

今までの情報を元にクレカ積立の条件を整理してみましょう。

ポイント還元率が高いのは以下の順です。

SBI証券+三井住友プラチナカード:2.0%

マネックス証券+マネックスカード:1.1%

SBI証券三井住友カード ゴールド(NL):1.0%

auカブコム証券+KDDIグループのカード 1%

SBI証券三井住友カード(NL):0.5%

楽天証券楽天カード(楽天キャッシュ利用):0.5%

・tsumiki証券+エポスカード:0.5%

楽天証券楽天カード:1%or0.2%(9月買付分から)

・高島屋ファイナンシャルパートナーズ+高島屋カード:1年目0.1%、3年目以降0.2%、5年目以降0.3%

・セゾンポケット+セゾンカード:つみたて累計6回で5,000円について1ポイント

それぞれ上限は5万円ですから、自分の使える金額を考えて上から検討してみれば良いでしょう。

ただし、最も還元率の高い三井住友プラチナカードは年会費は安いものでも年55,000円と高いので、積立投資に関係なくたくさん買い物をする方にはおすすめできますが、それ以外の方は年会費分の還元を受けるのは厳しいかもしれません。

ですから現実的にはマネックス証券+マネックスカードを筆頭に余裕があればさらにSBI証券+三井住友カードゴールド(NL)、今回話しが出てきたauカブコム証券+KDDIグループのカード という感じで検討するのが良いでしょう。

これだけ満額やるだけでも月15万円となります。

それでも余裕があれば楽天証券+楽天カード(楽天キャッシュ)もプラスして月20万円

さらに楽天証券+楽天カードまでいけば月25万円ですね。

さらにさらに余裕があれば高島屋ファイナンシャルパートナーズまで行けば月30万円までいけます。

なお、tsumiki証券やセゾンポケットは取り扱い商品が少ないので本当に余裕があった場合のみ考慮すればよいかと思います。

老後2000万円問題もこれだけで解決できるかも

積立投資をうまく利用すればそれだけで老後2000万円問題は簡単に解決出来てしまうんですよ。

複利のパワーは偉大なのです。

先日、「日曜日の初耳学」というテレビ番組で「Why Japanese people!」で有名なお笑いタレントの厚切りジェイソンさんがVTIへの投資を披露して大きな話題となっていましたが基本的な考えは同じです。

例えば1%以上還元のマネックス証券+マネックスカード、SBI証券+三井住友カードゴールド(NL)、auカブコム証券+KDDIグループのカード で月15万円積み立てたとしましょう。
ポイントは一切無視しても20年年率3%で運用できれば49,245,300円となります。(元本3,600万円)
30年なら87,410,533円(元本5,400万円)
年率3%は国の年金を運用しているGPIFが固い運用しても達成している数字ですから現実的なものなんですよ。
真似も容易です。詳しくはこちらの記事を御覧ください。
さらにポイントは月に1,550ポイント貯まりますから、年間18,600ポイント。
20年で372,000ポイント、30年558,000ポイント貯まっています。

年率6%で運用できれば

さらに厚切りジェイソンさんがVTI(アメリカ株)の想定として利用してた年6%なら
20年で69,306,134円(元本3,600万円)、30年で150,677,256円(元本5,400万円)
ここまで増えます。
これだけで老後2,000万円問題を十分解決できる水準ですよね。
※売却時に利益に対して税金20.315%が必要です(つみたてNISAなど非課税制度の枠内なら不要)




まとめ

今回は「auカブコム証券もクレカの投信積立参入。クレカ積立できる証券会社、条件等を整理してみた」と題してクレカ積立できる証券会社、条件等を整理してみました。

同じ投資をするならクレカで積立をしたほうがポイントは貯まりますからお得です。

ぜひ検討してみてください。

なお、個人的にはiDeCoをまずやってそれでも余裕があればつみたてNISA、さらに余裕があれば今回ご紹介したクレカ積立と進んでいくのがおすすめです。

松井証券あたりも参入してきたらさらにおもしろくなりそうですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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