2022年に入り、値上げする商品が続出していますし、楽天経済圏を中心に色々なサービスの改悪の話がでていますね。
PayPay請求書払いの特典付与は3月31日で終了
出典:PayPay 「PayPay請求書払い」のPayPayステップ特典変更について より
今まで「PayPay請求書払い」におけるお支払いで、PayPay支払い特典としてPayPayボーナスを付与されていました。
しかし、4月1日より「PayPay請求書払い」は特典付与の対象外となります。
つまり、4月1日からはPayPayで請求書払いをしてもポイントがつかなくなるってことですね。
私も基本的に請求書払いで利用できるもののはPayPayを使っていましたのでかなりがっかりの改悪となりました。
PayPayステップの特典の利用カウントには反映
なお、PayPayステップの利用カウントには反映されるとのこと。
PayPayステップとはPayPayの利用状況に応じて付与率が上がる仕組みです。
ちなみに以下の条件でPayPay決済最大1.5%還元、PayPayモールで最大15.5%還元、ヤフーショッピングで最大13.5%となります。
ただし、下記のように条件はかなり厳しいので私は鼻から狙っていませんでしたが笑
出典:PayPay「PayPaySETP2021.7.1リニューアル」より
30回以上かつ5万円以上達成で+0.5%となるのです。
5万円以上はまだしも月30回以上は結構ハードル高いんですよね・・・
ちなみにこちらも2021年7月からの改悪となります。
楽天経済圏の改悪続きで目立ちませんが、PayPayも地味に改悪が多いんですよ・・・
PayPay請求書払いの利便性はあがる
前述のポイントが付かなくなる話だけ見ると他に変えようか・・・って話になってくると思います。
しかし、PayPay請求書払いの利便性はかなり高くなりそうなんですよ。
PayPay請求書払いの利便性は逆に上っていくのです。
全ての都道府県で利用できるように
まずは利用できる範囲が広がるって話です。
「PayPay請求書払い」で税金の支払いが可能な自治体はどんどん増えており、2022年中に税金の支払いが可能な自治体が拡大され、すべての都道府県の税金に対応するとのこと。
出典:PayPay「PayPay請求書払い」の税金・料金の支払い対応自治体の拡大について より
私も使っていますが、コンビニや銀行にいかなくても支払えますので楽なんですよ。
支払い予約機能、と自動支払い機能が追加
また、「支払い予約機能」と「自動支払い機能」も順次追加する予定とのこと。
支払い予約機能とは
支払い予約機能とは自宅に届いた紙の請求書のバーコードを、PayPayのスキャン機能で読み取り支払い日を指定(予約)すると、PayPayが予約日に自動で決済します。
つまり、支払う日を決めることができるのです。
払い忘れを防止できますし、支払い期限ギリギリに支払うなんてことも可能です。
これ便利な機能ですね。
自動支払い機能とは
もう一つの自動支払機能とはオンライン請求書サービスに登録した支払い先から、PayPayアプリ内に届いた請求書を支払い期日の3日前にPayPayが自動で決済する機能です。
支払い日を指定することもでき、オンライン請求書で支払い期日を気にせず、スマートにお支払いをすることができます。
両方ともかなり利便性があがる機能です。
今後はポイントを取るのか、利便性を取るのか・・・というは判断になってきそうです。
PayPay請求書払いの代替えを考える
それではPayPay請求書払いの代替えとなるお得な支払い方法はあるのでしょうか?
考えられるのは以下の支払い方法です。
YAHOO公金払い
※追記:YAHOO公金払いは多くの自治体で使えなくなっているようです。ご注意ください
まずはメジャーな「YAHOO公金払い」から見ていきましょう。
名前の通りヤフージャパンのサービスで税金なんかを支払うことができます。
なお、自治体により支払える税金が異なります。
なお、YAHOO公金払いで自動車税をクレジットカードで支払うと決済手数料が取られます。
決済手数料は自治体によって異なりますが、多くは330円(税込)ですね。
しかし、クレジットカードで支払うとポイントの付きますので金額によっては差し引きでお得となります。
例えば39,500円の自動車税の車なら1%のポイント還元のクレジットカードなら395ポイント付きます。
決済手数料は330円の県ならば多少プラスとなります。
また、還元率が1.20%と高いリクルートカードなどなら474ポイントですからさらにお得となります。
なお、最近はクレジットカードによっては税金や健康保険、国民年金などにはポイントが付かないものも出てきていますのでお気をつけください。
たとえばLINEクレカこと「Visa LINE Payクレジットカード」やdカードなんかはポイントが付きませんね。
また、楽天カードのように他の支払いよりポイント還元の条件を悪くしているケースもあります。(税金での還元率0.2%)
国税クレジットカード支払いサイトや自治体の決済サイトでも同じ
納付税額 | 決済手数料(税込) |
---|---|
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。 |
WAON+ミニストップ
次はミニストップで利用できるWAONです。
WAONでは一部税金などの支払いに利用できるようになっています。
ただし、WAONで支払ってもポイントは付与されません。
イオンカードでWAONにチャージするときに0.5%のポイントが貯まりますので実質的に0.5%還元となります。
nanaco+セブンイレブン
次はセブンイレブンで利用できるnanacoです。
nanacoは昨年年末から一部の収納代行払の利用ができなくなりましたが、まだ税金や公共料金は支払えます。
nanaco自体は税金等の支払いに使ってもポイントが付きませんが、チャージするときにポイントが付きますので少しお得に利用できるのです。
例えばリクルートカードならば1.2%のポイントが付きます。
ただし、これら支払いに使うにはnanacoはチャージの上限が5万円(1回目3万)と低いですから税金の金額によっては利用できませんのでお気をつけください。
それより高い金額の税金を払う場合には納付書を5万円ごとに分けてもらうようにお願いする方法もありますがかなり面倒ですね笑
LINE Pay請求書払い
次はLINE Pay請求書払いです。
こちらはほぼ仕組みはPayPayの請求書払いと同じですね。
LINE Pay残高での支払いではポイントは付きませんが、チャージ&Payという機能を使うと対応クレジットカードを連携してチャージ不要で利用でき、ポイント還元を受けることができます。
なお、対象となるクレジットカードはLINEクレカこと「Visa LINE Payクレジットカード」です。
また、2021年5月から三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードも対象に追加されたとのこと。
どちらも0.5%の還元となります。ただし、税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分はポイント還元の対象外となります。
私もSBI証券のクレカ積立用に三井住友カード ゴールド(NL)の修行をしていましたのでありがたい話です。
ただし、まだまだ利用できる自治体はあまり多くはありません。少しずつは増えていますが・・・
ちなみに私が住んでいる自治体は使えるようになっていましたね。
au Pay請求書払い
最後は使えるなら本命に近い方法です。
au Payの請求書払い。
ほぼ仕組みはPayPayやLINE Payの請求書払いと同じですね。
こちらは200円につき1ポイント付与となっています。
さらに「au PAY ゴールドカード」ならau Payへのチャージ時に2%付与されますので、実質2.5%還元となります。(通常のauPayカードはチャージ時1%付与)
ただし、まだまだ利用できる自治体はあまり多くないんですよ。
私が住んでいる自治体は対象外でした笑
auカブコム証券のクレカ積立に備えてauPayカード作ったばかりだったので期待したんですけどね。
まとめ
今回は「PayPayも改悪。4月以降は請求書払いでポイント付与なしへ」と題してPayPayの請求書払いの改悪についてみてきました。
私も税金等の支払いでPayPayを利用を何度も利用してきましたので今回の改悪はかなり残念です。
ただし、PayPayの請求書払いの利便性はかなり高いですし、代替えにしてもそこまでお得度が高いわけでもありません。
ですからそのあたりを考えてどうするのかというとこでしょうね。
個人的にはLINE Pay請求書払いに乗り換えかな。
au PAYの請求書払いが住んでいる自治体に対応すればそちらもありですね。
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