SBIホールディングスが個人向けの社債を発売します。
「SBI債」です。
SBIホールディングスの社債は買い??
それでは今回のキャンペーン対象のSBIホールディングス株式会社 2025/3/28満期 円建社債(第43回SBI債)についてみてみましょう。
社債とは
まずは社債とはなにかという点から説明しておきましょう。
社債とは会社が資金調達を目的として、投資家からの金銭の払込みと引き替えに発行する債券のことをいいます。
簡単にいえば企業の「借金」です。
個人投資家からの借り入れと思えばよいでしょう。
社債は普通社債、転換社債などいろいろな発行方法があります。
その内容によってルールも違いますが、一般的には高めの利率が定められており、その利息をもらいつつ、満期や繰上償還時に額面で償還(買い取り)されます。
つまり、期日になれば元本が返ってくる上に利息がもらえるのでその分がプラスというわけです。
ただし、デメリットがあります。
企業が破綻した場合や経営が悪化した場合です。
その場合には、利息が滞ったり、元本が返ってこない可能性もあります。
また、社債は途中で換金したいと思っても株ほど売買が容易ではありません。
そのリスク分、銀行預金などと比べて利回りが高く設定されているんですね。
SBIホールディングスって??
それではこの社債を発行するSBIホールディングスってどんな会社なのでしょう?
簡単に言えば金融分野をいろいろ手掛ける一大グループなんですよ。
ピーンと来ない方も、SBI証券の親会社だといえばわかりやすいかもしれません。
また、先日は新生銀行のTOBに成功して連結子会社化しましたね。
他にも住信SBIネット銀行、モーニングスターなど様々なグループ会社があります。
現在は「金融サービス事業」、「投資事業」、「非金融事業」、「資産運用事業」、「暗号資産事業」の5事業セグメント体制で「金融を核に金融を超える」を実現するべく、引き続き先進技術を活用した商品・サービスの改善や新たなビジネスの創出に向け注力しているとのこと。
出典;SBI証券 SBIホールディングス株式会社 第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付) より
ソフトバンクグループではない
SBIホールディングスについて、「ソフトバンクグループ」の会社だと勘違いされているかたもみえますが実は違うんですよ。
正確には「昔はソフトバンクグループの会社だったけど今は違う」が正しいかもしれません。
SBIはもともとはソフトバンクの金融部門の会社でしたが、2006年8月に資本関係は完全になくなっているんですよ。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
SBIホールディングス株式会社 第43回SBI債の概要
それでは今回発行されるSBIホールディングスの社債概要を見ておきましょう。
全部で400億円分発行されます。
商品名 | SBIホールディングス株式会社 2025/3/28満期 円建社債(第43回SBI債) |
---|---|
発行体 | SBIホールディングス株式会社 |
取得予定格付 | A-(R&I) |
期間 | 2年 |
利率(仮条件) | 年1.1%(税引前)年0.876%(税引後) |
お申し込み単位(額面) | 10万円以上、10万円単位 |
発行価格・償還価格 | 額面金額の100% |
当社お申し込み期間(予定) | 3/10(金)12:00 ~ 3/27(月)14:00 |
払込期日(発行日) | 2023/3/27 |
満期償還日 | 2025/3/28 |
利払日 | 毎年3/28および9/28 初回:2023/9/28 |
発行額 | 400億円 |
投資格付はA-(R&I)ですね。
ちなみに一部で話題となっていた2022年1月にに発行したソフトバンクの社債(劣後債)はBBB+(JCR)でした。
それと比べても安全だってことですね。
それもあるんでしょうが、利率は年1.100%(税引前)と少し低めではあります。
それでも定期預金に預けておくよりはかなり高い利率となりますし、安全性は高めの投資商品となります。
ただし、全く懸念材料がないわけではないってことは知っておきましょう。
こういった格付はあまり当てにならない部分もあるんですよ。
例えばリーマンショックのきっかけとなり大きな問題になったサブプライムローンとかは最上位のAAAがついてたりしましたしね・・・
購入は先着順
なお、購入は先着順で10万円以上、10万円単位お申し込みの上限金額はないとこと。
発行額が400億円ですからそれが集まるまでってことでしょう。
販売開始は
まとめ
今回は「SBI債は買い??前回はサーバーダウンして即完売」と題してSBIホールディングスの社債についてみてきました。
個人的な見解としては安全性が高い投資をしたい方にはありな選択肢でしょう。
SBIホールディングスの社債買うならSBI証券がおすすめです。
先着順ですから買いたい方はお早めに
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
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