iDeCo(個人型確定拠出年金)は何度かブログで紹介しておりますが大変お得な制度です。
しかし、全く勉強しなくてもOKというものでもありません。
そうはいってもなかなかこのために勉強するのって大変ですよね。
そこで私がオススメするiDeCO(個人型確定拠出年金)を始める前に読んでおきたい本3冊をご紹介します。
今回はiDeCo(個人型確定拠出年金)の話ですが企業型確定拠出年金を始める方や来年から始まる積立NISAに向けて勉強したい方もぜひ読んで見てください。
そもそもイデコってなに?って方はこちらの記事からどうぞ
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)はかなりお得で良い制度です。その反面、株式投資などの資産運用などの経験がないとかなりわかりにくく難しい制度でもあります。そのため「お金に生きる」でもかなり力を入れて記事を書いてきました[…]
※一部加筆修正いたしました。
まずはじめに。投資が初めての人向けの1冊
まずはじめに投資をするのがiDeCoが始めたの方へのオススメの1冊です。
初めての確定拠出年金投資
大江英樹さんは野村證券で25年間にわたって個人の資産相談業務に関わった後、
確定拠出年金の運営管理業務に携わるなど確定拠出年金に長年に携われた方です。
「将来のお金の心配が、2時間でなくなる本」って結構大きなお話ですが嘘ではありません。
初めて投資に触れるという方にはまずここから入っていただくととっつきやすいと思います。
とても初心者にわかりやすく書かれています。
投資の初心者の方はこれを読み終わった後に下の二冊に行っていただくのがとよいと思います。
またある程度投資経験がある方でもなるべくわかりやすい本を探されている方にはこれが一番オススメできます。
それなりに投資経験ある人にはこの2冊
次にある程度投資経験がある方にはこの2冊がオススメできます。
確定拠出年金の教科書
山崎元氏は楽天証券経済研究所客員研究員で確定拠出年金など投資について辛口コラムを書いていらっしゃることで有名です。
確定拠出年金だけでなく考えるのではなくNISAや特定口座を総合的に考える山崎さんの考え方は私もかなり影響を受けています。
ブログだとちょっと専門的な言葉やウンチクも多い山崎元氏ですがこちらの本は大変わかりやすく書いてくれていますのでオススメです。
また、運用商品に「地雷」があるという証券会社や銀行の中の人だとなかなか発言しにくい本音を書いてくれてるのも山崎元さんならではです。
地雷とはなんなのか、というのはぜひ本を手にとって読んで見てください。
ちなみに山崎元さんはiDeCo(個人型確定拠出年金)について「ほぼ確実に儲かる仕組み」と表現しているくらいオススメしています。
実際加入しない方がよい5つのパターンに当てはまる人以外は加入した方がよいと私も思います。
ウォール街のランダム・ウォーカー
他2冊と比べると外国の方の書いた翻訳本ですので読みにくさはあります。
しかし、すでに11版となるなど全世界で読まれている投資のバイブルとでもいうべき本でぜひ読んでいただきたい。
上二つを読んで基本を身についてからの方がわかりやすいかもしれません。
森信親金融庁長官が「資産運用ビジネスの新しい動きとそれに向けた戦略」にて積立NISAについて語った中で作者のバートン・マルキールの考え方の話をされていました。
実際,つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)はこの考え方の元に成り立っていると言っても過言でないでしょう。
つみたてNISAやiDeCoの考え方はインデックス投資によるものですがその有用性やなぜ株で儲からない人が多いのかという点もエビデンスを用いて説明してくれます。
つまり、つみたてNISAやiDeCoやるなら必ず読んでおけってことです(笑)
また、つみたてNISAやiDeCoに限らず投資を始める人にまず読んで欲しい本でもあります。
私もはじめて投資をする人にはまずこれを勧めていますね。
まとめ
iDeCo(個人型確定拠出年金)は本当にお得な制度でぜひたくさんの人にやっていただきたいのですがなかなかどこから手をつけたらいいのかわからないという方も多いと思います。
そんな方はまず今回紹介させていただいた3冊の投資本をじっくり読んで見てください。
今回紹介させていただいた3冊は確定拠出年金だけの話ではなく投資をやる人にも有用です。
この3冊から初めてiDeCo(個人型確定拠出年金)なり積立NISAと進んでいただくとさらに投資、資産形成に興味を持つことになると思います。
特にウォール街のランダム・ウォーカーは必読書ですのでぜひ読んでいただくとよいと思います。
投資初心者向けのオススメ本はこちらを御覧ください。
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個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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