新しいNISAの影響なのか各社から新しい投資信託が続々登場しています。
しかも信託報酬率の最安値を更新するような商品や今までなかったような投資信託が多いんですよ。
今回は新たに登場した楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)について詳しく見ていきましょう。
楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)の概要
それでは詳しく見ていきましょう。
それでは「楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)」について詳しく見ていきましょう。
ファンドの名称 | 楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型) |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ベンチマーク | FTESEハイディビデンド・イールド・インデックス |
設定日 | 2025年3月5日 |
本投資信託は大人気となっている楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)、楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)に次ぐ楽天・高配当株式シリーズの第三弾となります。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は米国株の高配当株式に投資をするファンド、楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)は日本国内の高配当株式に投資をするというファンドでした。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型とかなり似ていますが、投資対象が違います。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は米国ETF「SCHD」に投資をする形でしたが、楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)には名前の通りVYMに投資をする形となります。
VYMとSCHDの比較
なお、VYMとSCHDはどちらもアメリカの高配当株が対象のETFですが、このような違いがあります。
VYMは536銘柄が対象、SCHDは103銘柄対象とVYMのほうが広く分散。
SCHDの方は高品質かつ持続可能な配当を提供する企業を重視する形で投資先を絞っています。
どちらがいいのかは好みではあるでしょう。
過去5年くらいの成績では銘柄を絞ったSCHDの方が上にはなっています。
それもあり、過去の分配利回りもSCHDが3.41%、VYMが2.78%とSCHDのほうが上回っていますね。
楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)の手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)の信託報酬率は
購入時手数料
ありません
信託財産留保額
信託財産留保額は
楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)の取り扱い金融機関
取り扱い金融機関はEDNETの提出時点では下記です
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)と合わせて楽天証券のNISAの目玉として活用させるのかもしれません。
ポイント:年4回の決算(分配)
この商品のポイントとなりそうなのは年4回の決算(分配)があるということでしょう。
新しいNISAで購入した場合、分配金も非課税なのでそれ目当てで買う方も多いかもしれません。
この辺りは判断が分かれそうですね。
大きなデメリットは複利が活かしにくいということです。
個人的にはあまり賛同しませんが。。。理由はこちらの記事でも書いております。
配当金や分配金はたしかに非課税で受け取ることができますが、その分を再投資を行おうとすると非課税枠を別で消費することになります。
枠を目一杯使っている場合は再投資ができないということにもなります。(非課税では)
そうなれば配当分について複利効果が得られないということになってしまうのです。
長期投資の最大のポイントと言っても過言ではない複利効果をうまく得られないのは大きなデメリットですね。
複利効果について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、多くの高配当株は成熟企業でこれから大きく成長するものではありませんしね。
たくさん配当金を出すってことはその時点で成長を諦めているという部分もあるんですよ。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ライバルとの比較
SBI・V・米国高配当株式
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
まとめ
今回は「楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)が登場。大人気の楽天・高配当株式シリーズ第三弾」と題して新たなファンドの情報を見てきました。
新しいNISAに向けてどんどん魅力的なファンドが登場してきており嬉しいところですね。
NISAを巡っての競争が激しくなってきました。
楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。
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