先日こちらのサイトでもお伝えしたキャッシュレス決済「PayPay」のとんでもない100億円をばらまくキャンペーン。PayPayで支払うだけで必ず20%のキャッシュバックがもらえる上に、ソフトバンクユーザーなら10分の1の確率、Yahooプレミアム会員なら20分の1、それ以外の方でも40分の1の確率で全額無料になるという過去にないレベルでお得なキャンペーンでした。
しかし、予算100億円という金額が決まっていましたので13日を持って約10日で終了しました。私は特に欲しいものがなかったためファミマで2回ほど使って終了となってしまいました。Yahooプレミアム会員ですが全額無料も当たらなかったな・・・
PayPayのキャンペーンについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
失礼ながらPayPayって始めて聞いた方も多いでしょう。私もです。。始めはPayPalの誤表記かと・・・それくらいキャッシュレス決済の分野ではかなりの後発にあたります。そんなPayPayはソフトバンク・ヤフー系のキャッシュレス決済です。これ[…]
そんな中、PayPayのキャンペーンを終了を待っていたように14日から同じくキャッシュレス決済の「LINEペイ」で決済金額の20%キャッシュバックされる「Payトク」キャンペーンが開催されることが発表されました。LINEはPayPayのキャンペーンが終了したのは関係ないと言っていますがおそらく対抗してきたものだと思われます。
今回はこのLINEペイのキャンペーンについて見ていきましょう。
政府主導でキャッシュレス決済の競争が激しくなりそう
先日、消費税増税に伴う景気の落ち込みを防ぐために、クレジットカード、電子マネー、QR決済など現金を使わない俗にいうキャッシュレス決済をした際に5%のポイント還元をする制度の導入を検討すると安倍晋三首相が発表しました。最近の報道では中小企業だけでなく大企業のチェーン店などでも2%のキャッシュバックを実施することになりそうです。
それに伴いキャッシュレス決済の競争がかなり激化しそうな予感です。こういう類のものははじめに普及させてしまいデファクトスタンダードとなったところが今後の展開をかなり有利に運べますのでバラまいてでもユーザーを獲得したいんですよね。既存企業も交えて大盤振る舞い合戦になりそうな予感があります。
PayPayの中山一郎CEOは「ユーザーと加盟店の獲得のために、100億円を投じる。QR決済市場のユーザー数と加盟店数、両方でナンバーワンを目指す」と宣言しています。大盤振る舞いして一気に普及させる手法はソフトバンクとヤフーがよくやるやつですね。YahooBBを思い出す方も多いでしょう。モデムを配りまくって一気にADSLを普及させましたよね。おかげで日本のブロードバンド化が大きく進展したと言われています。また、ソフトバンクがボーダフォンを買収して携帯電話事業に参入した時もiPhoneを一括0円やキャッシュバックでバラまいてiPhoneを一気に普及させましたね。
キャッシュレス決済の分野(とくにQR決済)ではライバルはたくさんいるのでそれらがどう動くかでしょうね。中国で圧倒的に強いアリババのアリペイ、LINEのLINEペイ、AmazonのAmazonペイ、Origamiなどがいます。どの方式が、どの会社がデファクト・スタンダードになるかにも注目したいですね。
今回はその中のLINEペイが仕掛けてきた形となります。
LINE Pay決済で20%還元の「Payトク」キャンペーンとは
それではLINEペイのPayトクについて見ていきましょう。
○期間中にLINE Payにてお支払いをすると、お支払い金額の20%(最大5,000円相当)を還元
PayPayのように抽選で全額キャッシュバックというルールは付与されていませんが支払い金額の20%がキャッシュバックされます。これでもかなり大きいですね。
上限は最大5,000円相当ですから25,000円までの利用で還元されることになります。
PayPayは月50,000円まで還元で高額商品も可能でしたのでちょっと見劣りする感はありますね・・・
「Payトク」キャンペーン実施期間
12月14日(金)0:00~12月31日(月)23:59
こちらはPayPayと違い予算の上限を設定しないとのことですから年末いっぱいまで利用できそうです。
「Payトク」キャンペーン対象
期間中、対象店舗・サービスにて、LINE Payのコード支払い、オンラインでお支払い、税金を除く請求書支払いいただいた方全員。
ただし、下記の注意書きがあります。
LINE Pay カードまたはLINE Payに登録したクレジットカード、Google Pay™(QUICPay+)でのお支払い時には適用されませんのでご注意ください。
クレジットカードでの利用が対象外となりますのでこの辺りはPayPayと比べるとちょっと面倒な感じはあります・・・
「Payトク」キャンペーンの対象店舗
今回の「Payトク」キャンペーン対象で注意しないといけないのがLINEペイ自体は使えるのですが今回のキャンペーン対象外店舗がかなり多いことです。以下が対象外の店舗となります。
ウエルシア、ウエルシア薬局、ダックス、マルエドラッグ、ハッピー・ドラッグ、ハッピー調剤薬局、ドラッグ・オー、 B.B.ON、サンドラッグ、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ドラッグストアウェルネス、ウォンツ、くすりのレディ、ココカラファイン、DrugTops、サンドラッグファーマシーズ、大賀薬局グループ、新生堂薬局、ゲンキー、トモズ、LINEほけん
使えるのは以下の店舗です。
出所:LINEペイWEBページ
個人的にはあまり馴染みの無い店舗が多いですね。ローソン、ファミマ、ジョーシンあたりは使うかな・・・paypayもそうでしたがまだまだ黎明期というか利用できる店舗が少ないですね・・・
また、対象となる支払い方法が店舗によって違いますのでご注意ください。
LINEショッピングなどとの併用でもっとお得に
今回のキャンペーンは下記のキャンペーンと同様に併用が可能な仕組みとなります。得にLINEショッピングとの併用は有効でしょう。
Amazonで今年最後のビックセールであるサイバーマンデーが12月7日から11日に開催されます。ただでさえオトクなセール期間ですがもっともっとお得にする方法があるのをご存知でしょうか?ちょっと裏技的ですが、各社のイベントが絡んでかな[…]
LINEショッピングのシークレットキャンペーン
全部の方が対象ではなく、LINEを通じてLINEショッピングからトークで招待状が来た方限定のLINEショッピングでは現在シークレットキャンペーンなるものが現在行えなわれています。私にも届いていますのでかなり幅広い方が対象となっているようです。
全てのショップから、購入金額に応じて最大20%ポイント還元
■開催期間
2018/12/12(水) 00:00 ~ 2018/12/16(日) 23:59
■キャンペーン対象
・LINEショッピングの公式アカウントからこのキャンペーンの通知を受け取った方
・本キャンペーンページに訪問した方
・LINEショッピングの公式アカウントと友達になっていること
もらえるLINEポイントは以下のとおりです。
5,000円〜9,999円 600LINEポイント
10,000円〜29,999円 1,500LINEポイント
30,000円〜49,999円 5,000LINEポイント
50,000円〜99,999円 9,000LINEポイント
100,000円〜 20,000LINEポイント
例えば「Payトク」キャンペーンの上限である25,000円利用した場合には1,500ポイントがもらえます。率にして6%くらいです。「Payトク」で5000ポイントもらえますので合わせて6500ポイントとなります。
各店舗のポイントも併用できる場合も
ポイントが付く店舗とのポイント併用もできるようです。(店舗によるそうですので確認要)
例えばジョーシンなどはかなりポイントが付きやすいですから併用に向いているかもしれませんね。ラインショッピングにはヤフーショッピングも入っていますのでそこのジョーシンを利用すればヤフーショッピングでのポイントと3重取りも可能となります。ヤフーショッピングも年末プレミアム会員セールを実施中ですからポイントはかなり貯まりやすい状況です。LINEペイ20%、LINEショッピング6%+1%、ヤフーショッピング(ジョーシン)で+16%とかも理論上は可能です。
ただし、「Payトク」キャンペーンの対象となる支払い方法はLINE Payのコード支払い、オンラインでお支払い、税金を除く請求書支払いの3種類だけですからそこはお気をつけくださいね。※前述のジョーシンの場合はLINE Payのコード支払いのみ。
まとめ
今回は「PayPayキャンペーン終了と思ったらLINEペイが20%還元へ。お得な利用方法を考える」と題してLINEペイのPayトクキャンペーンについてみてきました。先日のPayPayキャンペーンほどではありませんが、こちらもかなりお得ですからうまく利用したいものですね。
今後もキャッシュレス決済についてはバラマキが続きそうな予感がしますので注視していきたいと思います。
PayPayも第二弾のキャンペーンをいつかやりそうな予感がします。
読んでいただきありがとうございました。
フェイスブックページ、ツイッターはじめました。
「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです