先日、下記記事に書いたように新型コロナウィルスの影響で自動車メーカー各社の業績がかなり悪いです。
その影響もあり、値引き額がかなり緩んで車を購入しやすい状況となっています。
ディーラーの方いわく、4月〜6月は新型コロナの影響での生産遅れ、消費税増税やその反動もあったことから過去にないくらいのどん底。
7月で大分盛り返したそうですが、最近の感染蔓延でまた落ち込み始めたようです。
そこで実際に新車を契約してきました。
値引きの件を書いておりディーラーに迷惑をかけるので契約車種は伏せますが、発売されてからそれほど経っておらず値引き額はかなり渋い車です。
今回は実際に値引きに成功しましたので具体的な話法や流れをご紹介したいと思います。
値引き交渉で実際にやったことはこれだ
自動車(特に新車)を購入する際に値引き交渉をするかしないかで大きな価格差があります。
こちらから価格交渉しなければ基本的に定価販売なのです。(担当者によっては自分から勝手に値引きをするケースもありますが)
自動車は価格も高いですから、値引きをしてもらうかしてもらわないかで数十万は平気で変わってしまうんですよ。
今回のケースも交渉の結果以下のように推移しています。
はじめの値引きは難しいという話でそのまま購入した場合と比較すると35万違いますからかなり大きいですよね。
なお、値引きをどれだけしてくれるのかは購入車種、ディーラー、担当の営業マンによってもぜんぜん変わります。
そのため、この手法がそのまま使えるとは限りませんが、値引き交渉する際の参考になれば幸いです。
まず下取り車の相場を知っておく
まずやったことは下取り車の相場を確認しておくことです。
多くの方はディーラーでは下取りすると思いますが、相場を知らないことをいいことに結構安値での下取りのケースが多いんですよ。
また、ディーラーは下取り価格を操作して値引きしたように見せるというテクニックをよく使っているケースも多いです。
ですからまず下取り車があるなら相場を確認しておくことが重要なのです。
私は下記サイトで連絡してきた中から、次の日来てくれるという3社の中古買取業者に実際に車をみてもらい査定してもらいました。
ディーラーAの査定結果
まずは購入を検討している車を販売しているディーラーの査定結果は
ディーラーBの査定結果
次にライバル車を販売しているディーラーBでの査定です。
ライバル車ですが、買う車は事前に決めていたので当て馬に使っただけです・・・
中古買取業者A
次に大手中古買取業者です。
ディーラーAの買取価格はかなりがんばってますね。
でもうちは5万円高く買い取りますという話でした。
ただし、すぐに売ってくれるならという条件付き。
なんでも今現状は中古車流通が少なく人気となっているが、今後どうなるか新型コロナが再び蔓延したことで読めないためとのこと。
新車と入れ替えを考えているのですぐに売るというのは微妙です・・・
一ヶ月だけなら代車も用意してくれるとのことでしたが・・・
中古買取業者B
次も大手中古買取業者です。
こちらもほぼ同じでした。
ディーラーと同じく120万円なら。。。という話でしたが中古買取業者Aの価格を出したところそれに合わせるとのこと。
こちらも今売ってくれるならの価格ということで8月いっぱいがこの価格の期限です。とのことでした。
中古買取業者C
最後は街の中古車買取屋さんです。
こちらも同じですが、他に対抗して130万までなら出すとのこと。
こちらは今の価格は130万だけど来月にはどうなるかわからない。実際に納車日前に再度査定して価格を決めさせてほしいとのこと。
価格が確定していないのは怖いですね・・・
再度の中古買取業者A
他が査定を終わったころを見計らって再度大手中古買取業者のAが連絡してきました。
現状の状況を説明すると
で買い取らせてほしいとのこと。
下取り車の相場
もう少し交渉すれば少し色が付きそうでしたが、基本的にこの車の下取り相場は
実際の交渉で使った話法
1回目の訪問:試乗
まずは1回目の訪問は試乗予約をしてお伺いしました。
見積もりをその際に作成してもらっています。
営業担当からの電話
ライバル車の訪問:試乗
買う車は決めていましたので当て馬ですが実際にライバル車の試乗もして見積もりももらってきています。
営業担当から再度の電話
2回目の訪問:契約
2回目の訪問時は「正式な金額が知りたい」と必要なオプションのみでちゃんとした見積もりを作ってもらいました。
※ライバル車の値引きの金額及び購入金額も提示しています。
見積もり金額は定価。ネット対策なのでしょう、見積もりには値引き金額はいれられないとのことで口頭で値引き額を聞きます。
そこで最後の交渉として
「支払い総額●●●円なら即決します」
とキリがよい数字をこちらから提示しました。
これは現在提示されている価格から更に15万円ほど安い金額です。
またもや10分くらい待たされた結果
まとめ
今回は「人気車種を値引き交渉。値引き額0から35万にアップして契約した具体的な話法」と題して実際に値引きに成功した際の話法をご紹介しました。
値引きは相手次第ですからすべての場合でこの話法が使えるわけではありませんが、車を買う際の参考になれば幸いです。
特に重要なポイントは以下の点でしょうか
- 買う気があることを見せる(急いではいない)
- 予算を言わない
- ライバル車の存在を強調
- 下取り相場を調べておく
なお、値引きをゲットするための具体的なコツは下記記事を御覧ください。
お知らせ:You Tubeはじめました。
2022年3月26日からYou Tube「お金に生きるチャンネル」をはじめました。
You Tubeでも少しでも皆様のお役に立てる動画を定期的に発信していきますので、チャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。