子供の分(赤ちゃん含む)のマイナポイントの申請方法・注意点を解説。使えるキャッシュレス決済は?

読者様から赤ちゃんのマイナポイントはどうやって申請すればよいのか?とのご質問をいただきました。

今回は子供の分(赤ちゃん含む)のマイナポイントの取得について解説していきます。

マイナポイントとは

まずは今回の前提となるマイナポイントについて簡単に解説しておきましょう。

マイナポイント第二弾概要

出所:総務省「マイナポイントとは」より

以下のようにマイナンバーカードの利用状況に応じて最大2万円がゲットできます。

付与されたポイントは何に使えるのか?

付与されたマイナポイントはどのように使えるのでしょう。

簡単に言えば、連動させたキャッシュレス決済のポイントとして使えるのです。

ですから自分が普段使っているキャッシュレス決済と連動させてしまえばそのキャッシュレス決済が使えるお店などで利用ができますので使いみちに困ることはほとんどないかと思われます。

なお、100種類以上のキャッシュレス決済との連動しています。

詳しくはこちらの記事で解説しております。

マイナンバーカードとは

なお、マイナンバーカードとはその名前の通り、マイナンバー(個人番号)が書かれたカードになります。

マイナンバー関連のカードだと他にマイナンバー通知カードがあります。

これはマイナンバーが発行された時に全国民に送付されていますのでみなさん持ってらっしゃると思います。

これとは違い申請して作るマイナンバーが書かれた身分証明書が「マイナンバーカード」です。

マイナンバーカード

マイナンバー総合サイトより

これを作ることで下記の4つが挙げられています。

身分証明書として使える
マイナンバー提出時に1枚でOK
住民票や印鑑証明がコンビニで出せる
電子申告ができる
国としてもさらに健康保険証として使えるようにして利用用途を広げよう、普及を進めようとしているのです。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。

マイナンバーカードの取得に年齢制限はあるのか?

なお、マイナンバーカードの取得に年齢制限はありません
0歳の方から取得が可能です。
ただし、今回ご紹介するマイナポイントについてはキャッシュレス決済の紐付けが必要ですので、少々制限があります。
詳しく見ていきましょう。




子供の分(赤ちゃん含む)のマイナポイントのもらい方、申請方法を解説

それでは子供のマイナポイントはどのようにもらえばよいのでしょうか?

順番に見ていきましょう。

マイナンバーカードの申請

まずはマイナポイントの大前提となるマイナンバーカードを作ります。

マイナンバーカードの申請は交付申請書のQRコードがあればスマホやパソコンで簡単にできるんですよ。

なお、公式サイトで15歳未満は法定代理人(親)がやるのが基本と案内されていますね、

15歳未満および成年被後見人の方は法定代理人により、申請していただく必要があります。また、特別な理由がある場合は、市区町村長が認める任意代理人により申請が可能です。

出典:マイナンバーカード 総合サイト マイナンバーカード交付申請について より

やり方は簡単。

画面にしたがって必要事項を入力の上、顔写真を添付し送信するだけです。

なお、交付申請書のQRコードはマイナンバーの通知書に一緒についていたものです。

なくした方は市役所等で再発行が可能となっています。

また、スマホやパソコンがなくてもまちなかにある証明写真機や郵送でも可能です。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

乳幼児の顔写真

なお、マイナンバーカードには顔写真が必要です。
乳幼児の顔写真などは以下のように公式で案内していますね。

■布団などの上に寝かせて頂き、撮影する方法
シーツ布地は白など、柄がないものにしてください。
また、撮影の際は正面を向いていることが必要です。

■どなたかが抱いて頂き、撮影する方法
抱いている方が写らないようにする方法としては、白い布をかぶって乳児を抱いて頂くなどの方法が考えられます。

出典:マイナンバーカード 総合サイト マイナンバーカード交付申請について より

マイナンバーカードの受け取り

少し親の場合と違うのはマイナンバーカードの受け取りです。

マイナンバーカードの受け取りは前述の申請後にマイナンバーカードの発行完了通知が届き次第、市役所などで行うことになります。

マイナンバーカードの受け取りの際は、15歳未満の子供の場合は、親権者、未成年後見人が一緒に窓口に行く必要があります。(自治体によって多少ルールが異なる可能性がありますので時点に確認するのをおすすめします)

一般的な自治体はこんな感じのルールとなっていますね。

申請者法定代理人
15歳未満親権者、未成年後見人
成年被後見人成年後見人
被保佐人保佐人
被補助人補助人

マイナンバーカードと健康保険証の紐付け

次に7,500円分のポイントが貰えるマイナンバーカードと健康保険証の紐付け方法を見てみましょう。

こちらも基本的にやり方は簡単。

子供のマイナンバーカードが取得できてから健康保険証利用の申込みをするだけです。

やり方は大人の場合と同じです。

詳しくは下記記事を御覧ください。

暗証番号等がわかればそれほど難しくありません。
スマホでやるのが一番簡単ですがない方はこちらの記事を御覧ください。
なお、健康保険の紐付けはちょっとした罠がありましたので、登録だけにしておくのが良いかもしれません笑

公金受取口座の登録

次は公金受取口座の登録です。

こちらも7,500円分のポイントが貰えますね。

これはマイナンバーカードを持っていれば難しくありません。

ただし、子供名義の銀行口座が必要です。

親の名義の銀行口座は利用できません。

銀行口座の開設は0歳から可能ですので、あらかじめ用意しておきましょう。

公金受取口座の登録について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

こちらも暗証番号等がわかればそれほど難しくありません。
スマホでやるのが一番簡単ですがない方はこちらの記事を御覧ください。

子供のキャッシュレス決済を用意する

次に子供がマイナポイントを受け取るためのキャッシュレスを用意します。

18歳未満はクレジットカードは作れませんが、SuicaやWAONなどの電子マネーやPayPayなどのQR決済は使えるものも多いんですよ。

基本は本人名義なんですよ。

しかし、以下のように困難な場合には以下のように法定代理人(親)のキャッシュレス決済で申込みをすることができるとのこと。

規約上、本人が本人名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントを申し込む必要がありますが、15歳未満の未成年者が自身での申込みが困難な場合など、やむを得ない事由がある場合で本人に代わって法定代理人が申込みを行う場合には法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントの申込をすることができます。

出典:マイナポイント よくあるご質問  より

ですから使いすぎてしまうとか心配があるならあえて作らせず、親の名義のキャッシュレス決済に紐付けてしまうのも一つでしょう。

同一名義で1つのキャッシュレス決済しか紐付けられない

ただし、マイナポイントの紐付けは同一名義で1つのキャッシュレス決済と決められています。

ですから合算することはできないのです。

例えば自分のPaypPayに自分の分と子供の分を全部入れるとかはできません。

自分はPayPay。長男は楽天Pay、長女はSuicaとか分ければ可能となります。

マイナポイントの申請

最後はマイナポイントの申請です。

こちらも基本的に15歳未満の方は法定代理人(親)がやることになります。

15歳以上の未成年の方は法定代理人の同意を得て、ご自身が申込みが原則です。やむを得ない事由がある場合には、本人に代わり法定代理人が申込みをすることができるとのことです。

15歳未満の未成年者のマイナポイント申込は、自身での申込みが困難な場合は、法定代理人が申込むことができます。
15歳以上の未成年者のマイナポイント申込は、法定代理人の同意を得て、ご自身が申込みを行ってください。
ただし、やむを得ない事由がある場合には、本人に代わり法定代理人が申込みをすることができます。

出典:マイナポイント よくあるご質問  より

やり方はスマホでやればそれほど難しくありません。

①マイナンバーカードの新規取得者に最大5,000円分
②健康保険証として利用登録した場合に7,500円分
③公金受け取り用の預貯金口座を登録した場合に7,500円分

こちらも3つともまとめて申請が可能ですので、マイなポイントの申請は一番最後にやるのが効率的ですね。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

マイナンバーカードを上手く読み込めないなどトラブルはこちらでまとめておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「子供の分(赤ちゃん含む)のマイナポイントの申請方法・注意点を解説。使えるキャッシュレス決済は?」と題して未成年者のマイナポイント取得について見てきました。

ちょっとした手続きをするだけで一人2万円分のポイントがもらえるというかなりお得なキャンペーンですからぜひ忘れずに申請しておきましょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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