SBI証券が鳴り物入りで始めた「SBIラップ」。
AIを搭載し40種以上のマーケットデータを分析、市場動向を先読みし投資配分を最適化するファンドラップとのこと。
2022年3月31日(木)のサービス提供開始から、わずか4営業日で10,000口座を達成、11ヶ月で買付金額 300億円を突破するなど大人気となっています。
さらに1年半から2年で1,000億円目指すとのこと。
しかし、実質的な手数料が年率0.955%(平均)とインデックス型の投資信託を買う場合と比較してかなり高いのが玉に瑕・・・
そこで「SBIラップ」と同じ8資産に分散投資をする人気バランスファンド「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を同時に同金額を投資をして成績はどうなるのかを比較する企画を実施しています。
なお、投資金額は初期10万円。その後は毎月1万円の積立としています。(SBIラップと同日に投資をするように設定)
今回はその2023年3月末までの成績をみてみましょう。
なお、「SBIラップ」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のスペックなどはこちらの記事で比較しておりますので、まず前提として御覧ください。You Tube版もあります。
それでは実際にスタート時10万円、追加で毎月同じ日に1万円ずつ12回、合計22万円(最後の1万円の買付分は資産残高にはまだ未反映)はを同じ日に買ったSBIラップとeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の成績を比較してみましょう。
成績は2023年3月末(4/2時点)です。
なお、本記事のYou Tube版はこちらからご覧いただけます
2023年3月末のSBIラップの成績
3月末(4/2時点)のSBIラップの成績は以下の通り。
出典:SBIラップ
3月末の成績は1,645円のプラス。+0.78%でした
なお、評価損益の表記は上記の通り1,645円のプラスですが、投入資金はスタート時10万円+月1万×1月の合計21万円で、資産残高211,916円ですから投下資金から見れば+1,916円ですね。(最後の1万円の買付分はまだ未反映)
2月末では+207円でしたから2月から少し利益が増えた形ですね。
損益推移
ちなみに過去の損益推移はこんな感じです。(月次ではなくその時点の評価損益です)
5月末時点-3,317円(-3.04%)
6月末時点-1,465円(-1.24%)
7月末時点+2,620円(+2.05%)
8月末時点+2,929円(+2.13%)
9月末時点-2,646円(-1,77%)
10月末時点+7,135円(+4.5%)
11月末時点+2,056円(+1.21%)
12月末時点-6,421円(-3.59%)
1月末時点-7円(0%)
2月末時点207円(0.1%)
それぞれの月のの詳しい成績はこちらを御覧ください。
SBIラップが投資をする投資信託の成績
ちなみにSBIラップが投資をする投資信託の月間基準価額騰落率(23/3/31現在)は以下の通り。
- SBI-(ラップ専用)SBI・米国株:-1.46%
- SBI-(ラップ専用)SBI・先進国株:-0.72%
- SBI-(ラップ専用)SBI・新興国株:+0.11%
- SBI-(ラップ専用)SBI・米国債券:+0.09%
- SBI-(ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債:-1.14%
- SBI-(ラップ専用)SBI・新興国債券:-1.5%
- SBI-(ラップ専用)SBI・米国不動産:-6.25%
- SBI-(ラップ専用)SBI・ゴールド :+6.57%
3月はまちまちですね。
とくに目立つのは米国不動産の-6.25%とゴールドの+6.57%。
金融不安の話がでているのが大きいですね。
なお、騰落率について詳しくはこちらの記事を御覧ください。
投資比率は変わったのか?
SBIラップのウリはAIが投資比率を自動で調整してくれることです。
どのくらい動いているのかを確認してみましょう。
3月末の投資比率は以下のとおりです。
ちなみに2月末の投資比率はこんな感じでした。
2月末と3月末の投資比率の差をまとめるとこんな感じですね。結構動いています。
- 米国株式:-2.1%
- 先進国株式:+7.1%
- 新興国株:+7.9%
- 米国債券:-5.5%
- ハイイールド債:-0.5%
- 新興国債券:-3.9%
- 米国不動産:+0.1%
- ゴールド:+2.1%
- 現金:-4.8%
今回特に新興国株を大きく増やしたことが目立ちますね。
ここ数ヶ月その傾向です。
すでに48.7%が新興国株となっているんですよ。
逆に一時期は米国株が半分ほどを占めている時期もありましたが、現在は2%とかなり減らしています。
当初想定していたよりSBIラップはかなり比率を変える感じなんですね。
なお、現金が減っているのはタイミングの問題で3月末は月末の投資分がまだ反映されていないことによるものです。
運用・管理手数料
ちなみに運用・管理手数料は以下の通りとなります。
これがAI等で運用する分の手数料ってことですね。
当然ながら投資額が増えるにつれて手数料も増えていっています。
他に投資する投資信託の信託報酬率が別で掛かる形です。(投資信託の運用成績に反映されている)
出典:SBIラップ
2023年3月末のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の成績
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の成績は以下の通り。
出典:SBI証券
こちらは-1,507円です。(投入資金はスタート時10万円+月1万×12月の合計22万円)
前回の時点では-1,329円ででしたから、こちらは少しマイナスとなっていますね。
なお、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は月末の投資分も反映されています。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の投資比率は基本的には8資産とも12.5%ですね。(多少ずれることもありますが)
先進国株式:12.5%
新興国株式:12.5%
国内債券:12.5%
先進国債券:12.5%
新興国債券:12.5%
国内リート:12.5%
先進国リート:12.5%
同じ8資産への分散ですが投資先と投資比率がかなり違うのがわかります。
まとめ
今回は「2023年3月末時点の「SBIラップ」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の成績比較」と題してSBIラップとeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の2月末時点での比較を見てきました。
2023年3末の結果は
- SBIラップ:プラス1,645円(投下資金からみれば+1,916円)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):マイナス1,507円(投下資金からみれば-1,492円)
両投資信託とも3月はSBIラップが少しプラス、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)はマイナスという形でした。
成績は少話してきましたね。
2023年3月末時点ではSBIラップの方が成績がよいということになります。
ずっとこの傾向ですね。
手数料が高いので批判されがちのロボアドですが、AIが判断することに一定の意味はあることはわかっていただけるかと思います。
ただし、まだ「SBIラップ」も「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」購入してまだ1年程度しか経っていませんから、長期的にみて実際にどうなるのかはわかりません。
定期的に報告したいと思います。
SBIラップサービス開始1周年記念キャンペーン
なお、SBIラップでは「最大10万円!SBIラップ1周年記念キャンペーン」を開催しています。
具体的には2023/4/1(土)~2023/5/31(水)の期間中にSBIラップを10万円以上注文した方が対象で抽選で最大10万円が当たるキャンペーンとなります。
抽選となりますが、SBIラップを始めるタイミングとしてはチャンスですね。
まだSBIラップを始めていない方はこの機会に検討してみてはいかがでしょう。
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
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