SBIフランクリン・テンプルトン・インド株式インデックスが爆誕。信託報酬最安値

新しいNISAがはじまったこともあり、昨年から新しいインデックスファンドが続々登場します。

そんな中、今まであまり争いが起きてなかった「インド株」も人口が世界一になったこともあり、注目度高くなり続々登場しています。

今回は新たに登場したSBIフランクリン・テンプルトン・インド株式インデックスについて詳しく見ていきましょう。

SBI・フランクリン・インド株式の概要

まずは「SBIフランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス(愛称:SBI・フランクリン・インド株式)」の概要から見ていきましょう。

ファンドの名称SBIフランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス
愛称: SBI・フランクリン・インド株式
運用会社SBIアセットマネジメント株式会社
ベンチマークFTSE India30/18 Capped Index(配当込み)
設定日 2024年10月22日(募集開始は10月7日)

SBI・フランクリン・インド株式のベンチマーク

SBI・フランクリン・インド株式はインド株式の FTSE India30/18 Capped Index(配当込み)をベンチマークとした投資信託です。

FTSE India30/18 Capped Index(配当込み)はインドの大型・中型株(230銘柄)の時価総額平均型の指数です。

インド株の指数と言えばインドの大型株式(ボンベイ証券取引所上場)の30銘柄からなる「BSE SENSEX」やインドの大型株式(ナショナル証券取引所上場)の50銘柄からなる「Nifty 50」がありますが、それらと比べて中型株がはいってかなり銘柄分散されていると言えますね。

インドは人口も増えており、今後大きく経済成長が予想されることから投資対象として注目され始めていますので注目度が高くなりそうです。




SBI・フランクリン・インド株式の手数料

次に手数料を見ていきましょう

信託報酬率

SBI・フランクリン・インド株式の実質的な信託報酬率は

年率0.0638%程度(税込)
となっています。
投資先のETFであるフランクリン FTSE インディア UCITS ETF(FLXI LN)の経費率が0.19%ですから実質的な信託報酬は0.2538%程度となります。

購入時手数料

購入時手数料は

ありません

となっています。

信託財産留保額

信託財産留保額は

なし
となっています。
ただし、信託財産留保額はなしが得とは一概には言えない部分もあります。

競合投資信託などとの比較

ライバルとなる投資信託と比較してみましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください

ファンド名ベンチマーク信託報酬率(年率、税込)
SBI・フランクリン・インド株式FTSE India30/18 Capped Index(配当込み)0.2538%
アムンディ・インデックスシリーズインド株 Nifty500.2805%
auAM Nifty50インド株ファンド Nifty500.297%
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド Nifty500.308%
SMTAMインド株式インデックス・オープン Nifty500.308%
eMAXIS インド株式インデックス Nifty500.44%
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドS&P BSE SENSEXインデックス0.4638%程度
auAM Nifty50インド株ファンドNifty500.4675%
iFreeNEXTインド株インデックスNifty500.4730%
iTrustインド株式なし0.928%

昨年まではインド株のファンドは数えるほどしかありませんでしたが、このところ続々登場していますね。

今回発表された「SBI・フランクリン・インド株式」は現状最も信託報酬が安いインド株ファンドとなります。

SBI・フランクリン・インド株式の取り扱い金融機関

SBI・フランクリン・インド株式の取り扱い金融機関で今の時点では下記です

こちらは今の時点でSBI証券のみの扱いとなります。

SBI証券の目玉にするのか、他にも開放するのか注目ですね。



インドの将来性は?

まずは今回の前提となっているインドへの投資について考えて見ましょう。

日本に住んでいるのになぜインドへ投資?って疑問に思う方も多いでしょうが、私も注目している国の一つです。

ソフトバンクの孫さんもインドに高い注目をしていますね。

インドは人口世界一になる国

インドが投資先として注目されている最も大きな要因は人口でしょう。

日本と違い人口が大きく増えている国なのです。

インドは人口80億人を超えて2023年に中国を抜いて世界一となっています。

少し前には国連の人口推計によると10年以内にインドは中国を抜き世界トップの人口になることが予想されていましたが、かなり早まりましたね。

現在、インドの人口は昨年7,600万人増えたんですよ、

日本の人口の2分の1近くが1年で増えているという・・・かなり驚きですね。

人口が増えればそれだけ消費も増え経済も動きます。

そのためインドはGDPの伸びも著しいです。

日本は人口オーナス期ですが、インドは人口ボーナス期なんですね。

人口ボーナス期は安価で豊富な労働力があります。

国の予算を経済政策に振り向けやすく、また他国からの投資を呼び込めるので、経済が活性化しやすいんですよ。

経済が活発化すれば当然株も上がりやすくなります。

インドの人口は今の時点でも日本の10倍くらいありますからかなり将来性がある国であると言えるでしょう。

投資は伸びているところを買うのが基本ですから当然インド株も投資対象として考えたいところなんです。

新型コロナ前の予想ではありますが、IMFの世界経済見通しでは最も高い成長が予想されるのがインドでしたね。

優秀な人材が多く、平均年齢も若い

また、インドは平均年齢は28.2歳(2023年)と日本の47歳と比較してかなり若くなっています。

教育も充実しています。

そのため特に数学やITの分野では世界各国でインド出身の優秀な技術者が活躍していますね。

元々イギリスの植民地であったため英語が共通語であることも中国と比べて大きなアドバンテージなんです。

他国で活躍するインド人の方が母国に帰って起業するなんてことも多くなっています。

そんな中から第2のアマゾン、グーグルが生まれて来る可能性もあるでしょう。

中国でアリババなんかが生まれたように。。。

また、国もそれを支援するようなIT化を世界に先駆けて行っているんですね。

中国ではアメリカで最新ITを学んだ技術者が中国に帰って起業することが増えて大きく成長しました。

同じことがインドでも起こり得るのです。

ディスクロージャーが充実

また、インドはディスクロージャー(企業内容の開示)が充実しているのも魅力です。

インドの代表的な証券取引所のムンバイ証券取引所は1875年に設立されましたがこれはアジア最古なんです。

歴史が長いこともあり、インド株は他の新興国と比べて、ディスクロージャーが充実しているんですよ。

四半期報告なんかも義務化されているんです。

私が中国株を辞めたのも持ち株が急に売買停止になり、なにも情報がないことに不安を感じたからです。

そういう点ではインド株はある程度安心はできますね。



まとめ

今回は「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックスが爆誕。信託報酬最安値」と題して SBI・フランクリン・インド株式のレビューを見てきました。

結論としては以下のとおりです。

インド株インデックスの本命?
投資と猫
koge

評価:5最近急激に人気となってきたインド株。それに合わせてどんどん投資信託が出てくれるのは嬉しいですね。今まで信託報酬率が高くてなかなかインド株に手が出なかった方も投資をするきっかけになるかもしれません。

SBI・フランクリン・インド株式の取り扱いはSBI証券となります。

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