マネーフォワードクラウドが実質値上げ

マネーフォワードクラウド(旧名MFクラウド)が料金プラン変更(実質値上げ)へ

私も使っているクラウド会計ソフト「マネーフォワードクラウド」旧名MFクラウドが料金プランが変更されることになりました。

おそらく多くの方からすると実質的に大幅な値上げとなると思われます。

マネーフォワードクラウドは本当におすすめの会計ソフトで私も多くの方におすすめしてきたサービスだったりするのですが・・・

今回はこのマネーフォワードクラウドの値上げについてみていきます。

マネーフォワードクラウド(MFクラウド)が2019年6月から料金改定へ


まずは今回のマネーフォワードクラウドの料金改定についてみておきましょう。

マネーフォワードクラウドの新料金プラン

今回マネーフォワードクラウドは料金プランを大きく仕組みを変えてきました。

今までマネーフォワードクラウドは大きくわけて個人向けの「マネーフォワードクラウド確定申告」、法人向けの「マネーフォワードクラウド会計」の2種類があり、個人向けは無料のフリープラン(仕訳年間50件まで)、月800円のベーシックプラン、年間17,200円のベーシックプラン安心電話サポート付きがありました。法人向けは無料のフリープラン(仕訳年間50件まで)、月1,980円のライトプラン、月2,980円のベーシックプラン、月3,900円のバリューパックと4種類が用意されていました。それを下記の5サービスに大きく整理したのです。

マネーフォワードクラウド新料金プラン
出典:マネーフォワードクラウドWEBページ

個人の場合の旧プランと新プランの価格比較

まずは個人から旧プランと新プランを比較してみましょう。

個人向け旧プラン
マネーフォワード旧プラン個人-min
出典:マネーフォワードクラウドWEBページ

月額払いで比較すると以下のとおりとなります。

旧プラン:マネーフォワード クラウド確定申告 ベーシックプラン 800円/月(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド パーソナルライト 1,280円(税抜)

つまり、月480円の値上げとなります。ただし、今回の新プランでは請求書、給与、経費、マイナンバーの今までは別料金だったオプションが加わっています。このあたりをどう判断するかでしょうね。(ただし、従量課金が別途必要な場合も多い)

個人的には請求書は使いやすければ使うかもしれませんが、他はまず使わないので実質的な値上げですね・・・

請求書、給与、経費、マイナンバーを使うかどうかでこの値上げをどう思うのかの判断が変わってきそうではあります。ちなみに給与、経費、マイナンバーは5名までは基本料金に含みそれを超えると別途従量課金が発生します。

年額プランだと

両方年額プランで比較すると以下のとおりです。

旧プラン:マネーフォワード クラウド確定申告 ベーシックプラン 8,800円/年(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド パーソナルライト 11,760円/年(税抜)

こちらも実質的に年間2,960円の値上げとなります。月にすると約246円ですね。

電話サポートがついたベーシックプランだと

旧プラン:マネーフォワード クラウド確定申告 ベーシックプラン 電話サポート付 17,200円/年(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド パーソナルプラス 35,760円/年(税抜)

こちらも実質的に年間18,560円の値上げとなります。月にすると約1,546円とかなりの値上げとなりました。それだけサポートが大変だったのかもしれませんが・・・

法人の場合の旧プランと新プランの価格比較

次に法人の場合を比較してみましょう。

法人向け旧プラン
マネーフォワードクラウド旧プラン法人-min
出典:マネーフォワードクラウドWEBページ

まず、月額払いで比較すると以下のとおりとなります。

旧プラン:マネーフォワード クラウド ライトプラン 1,980円/月(税抜)
旧プラン:マネーフォワード クラウド ベーシックプラン 2,980円/月(税抜)
旧プラン:マネーフォワード クラウド バリューパック 3,980円/月(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド スモールビジネス 4,980円/月(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド ビジネス 5,980円/月(税抜)

こちらはかなりの値上げですね。ライトプランの方だとスモールビジネスと比較しても月3,000円、ベーシックプランで月2,000円、バリューパックでも1,000円の値上げとなります。

旧プランのライトプランが新プランのスモールビジネスプラン、旧プランのベーシックプランと新プランのビジネスが実質同じ内容とのことですから実質的に3,000円の値上げってことですね。

ただし、前述のようにオプションだった請求書、給与、経費、マイナンバーが使えるようになりますのでそのあたりをどう考えるかですが、バリューパックはもともと請求書、給与、経費、マイナンバーが使えましたし、それと比較しても大きく値上げしているのがわかると思います(多少請求書の機能が違うようですが・・・)

年額プランだと

両方年額プランで比較すると以下のとおりです。

旧プラン:マネーフォワード クラウド ライトプラン 21,780円/年(税抜)
旧プラン:マネーフォワード クラウド ベーシックプラン 32,780円/年(税抜)
旧プラン:マネーフォワード クラウド バリューパック ー
新プラン:マネーフォワード クラウド スモールビジネス 35,760円/年(税抜)
新プラン:マネーフォワード クラウド ビジネス 59,760円/月/年(税抜)

こちらはかなりの値上げですね。ライトプランの方だとスモールビジネスと比べて年間13,900円。ベーシックプランの方だとビジネスと比較して年間26,980円の値上げとなります。それぞれ月に換算すると約1,158円、約2,248円の値上げとなります。

新料金プラン移行の日程

新料金プランへの移行日程は現在契約状況によって変わってきます。

バリューパックを契約している方

現在バリューパックを契約している方は2019年5月8日から下記プランにて自動的にセットされます。

個人事業主:マネーフォワード クラウド パーソナルライト 月額プラン
法人:マネーフォワード クラウド ビジネス 月額プラン

もしほかのプランに移行したい場合は「2019年5月8日以降、なるべくお早めにプランの変更をお願いいたします」とされています。なお、2019年5月8日以降、任意のプランをご選択されるまでの期間につきましては、上記にしたがって自動的に決定されたプランの利用日数分の料金がかかるそうです。

それ以外のプランの方

それ以外の方は2019年6月5日から下記プランにて自動的にセットされます。

個人事業主:マネーフォワード クラウド パーソナルライト 月額プラン
法人:マネーフォワード クラウド ビジネス 月額プラン

こちらも同様に、もしほかのプランに移行したい場合は「2019年6月5日以降、なるべくお早めにプランの変更をお願いいたします」とされています。なお、2019年6月5日以降、任意のプランをご選択されるまでの期間につきましては、上記にしたがって自動的に決定されたプランの利用日数分の料金がかかるそうです。これは正直、マネーフォワードさんどうなのよって感じです。変更日までは任意のプランに変えれない上に日割りで掛かるって・・・・特に法人でビジネスライトプランを考えている方は注意して早めに切り替えないといけませんね。

移行対象外の方

今回のプラン変更は基本的に自動的に移行されますが、一部イレギュラーな扱いをするようです。

年額プランを契約しており、2019年6月4日までにクレジットカード登録を解除した場合

これはかなりイレギュラーですが、一度ご契約された「マネーフォワードクラウド会計・確定申告」または「マネーフォワードクラウド請求書」の年額プランを途中解約されご利用可能な期間が残っている場合、その期間内につきましては新プランに移行することなく使えるそうです。

すでに払ったお金でこれ以上決済できない場合の苦肉の策って感じでしょうか

提携各社を通じてのマネーフォワードクラウド利用

以下の提携会社を通じて利用している方は今回のプラン変更の対象外となるそうです。

・株式会社エス・エム・エス(カイポケ会計・カイポケマイナンバー)
・株式会社インベスターズクラウド(TATERU確定申告)
・株式会社 USEN(マネーフォワード クラウド会計/確定申告 for USEN)
・株式会社レオパレス21(マネーフォワード クラウド確定申告 for レオパレス21)
・東急住宅リース株式会社、ダイヤモンドメディア株式会社(マネーフォワード クラウド確定申告 for 東急住宅リース)
・タカラベルモント株式会社
・ヤマト運輸株式会社(請求業務クラウドサポート)

出典:マネーフォワードクラウドWEBページ

プロダクトキーやクーポンでご利用中

マネーフォワードクラウドは士業などがプロダクトキーなんかで提供していた場合があるようですが、その場合のプロダクトキーやクーポンでご利用中の場合も移行対象外となるそうです。

マネーフォワード クラウド経費」のパーソナルプランをApp内で課金

同じく「マネーフォワード クラウド経費」のパーソナルプランをApp内課金している場合も新プラン移行対象外とのこと。

マネーフォワード クラウド公認メンバーの士業を通じて利用

これもかなり例外的な扱いのようですが、マネーフォワードクラウドの公認メンバーとなっている士業(税理士、公認会計士、弁護士、社会保険労務士)を通じて加入すると今までどうりのプランで利用できるそうです。最近、商工会議所や商工会でもマネーフォワードを推奨しているところが増えていますがこれと同じ扱いになるのでしょうか。

今の所、詳しい条件等はマネーフォワードのWEBには記載がありませんでした。裏技的なものかもしれません。おそらく士業から(特に税理士)からの圧力や意見等が多かったのかもしれませんね。マネーフォワードはIPOでもかなり注目していましたが、株主に異様に税理士や会計士が多かったんですよ(笑)

私も社会保険労務士なので公認メンバーとなってそれ経由で契約しなおせば旧プランでそのまま使えるのかもしれないな・・・って思ってWEBページをみたら異様に年会費と入会金が高いのでやめました(笑)無料のブロンズメンバーでもこの制度が利用できるのかは問い合わせしてみたいと思います。

まとめ

今回は「マネーフォワードクラウド(旧名MFクラウド)が料金プラン変更(実質値上げ)へ」と題してマネーフォワードクラウドの料金改定についてみてきました。

マネーフォワードのWEBページ上ではあまり値上げとわからないような書き方をしています。そのため多くの方が値上げと気づかないかもしれません。私もはじめに聞いたときはそれほど深く考えませんでいた。しかし、よくよく調べてみるとおそらく多くの方はかなり大幅な値上げとなると思われます。こういう会計ソフトなどはかなり乗り換え障壁が高くなってしまいます。そのため値上げしてもそのまま使う方が多いでしょう。それをわかっててやっているのでしょうけどね。

ただ、ほとんどの方がいらないだろうオプションを付けてあげたから値上げするよってなんか好きなやり方ではないですね。もう少しうまいやり方はないのかな?とちょっと疑問に思うところはあります。こんなやり方をするよりは「値上げします。もっといいサービスにするように頑張るよ」とでも言ってもらったほうが応援したくなるってもんです。また、プランも自動的に決められ、変更は新プランが始まるタイミングからしか受け付けず、日割り計算で行うって・・・このあたりはマネーフォワードの会社としての姿勢を疑わざる得ません・・・・。

今回の料金プラン変更はかなり賛否が出てきそうですね。クラウド会計の分野ではfreeeというライバルがいます。こちらの動向も注目したいところです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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