idecoワーストリターンランキング

2019年3月までのSBI証券のiDeCoトータル・ワーストリターンランキング。意外な投資信託がランクイン

  • 2019年4月26日
  • 2019年8月27日
  • iDeCo

個人型確定拠出年金(iDeCo)のような長期投資は分散投資が基本です。

実際、毎月トータル・リターンランキングを確認していますが、その時期によって調子の良い分野が違っているんですよね。

前回は半年、1年、3年間のトータル・リターンランキングを見てきました。今回はその逆。

ワーストリターンランキングを見ていきます。意外な商品がランクインしていますね。

個人型確定拠出年金(iDeCo)ってなに?って方はまずこの記事から御覧ください。

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イデコ完全ガイド

6ヶ月トータル・ワーストリターンランキングは意外な結果に

今回はSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)取扱商品(オリジナルプランセレクトプラン両方)のトータルワーストリターンランキングをみてみいきます。まずは6ヶ月・ワーストリターンランキング(2018/10/1~2019/3/31)です。

ワースト1位:SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>

ワースト1位はかなり意外な商品となりました。「SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>」です。日本国内の中小型株式を中心に投資をするアクティブファンドです。一時期はリターンランキングの常連でしたが最近はワーストリターンランキングの常連となってしまっています。それだけ波が大きい投資信託とも言えます。

成績は6ヶ月-16.35%とかなりのマイナスリターンとなってしまっています。

1年のトータル・リターンでも-18.72%とかなり厳しい成績です。

少し前までは人気面でも高かったのですが現在はリターンの悪化に伴い人気も落ちてしまっています。購入金額、購入件数とも37位です。

SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>の概要

国内の中小型株式を投資対象とします。株価が下落した銘柄から財務安定性に優れ、業績も安定しており、わが国の経済社会に貢献すると考えられる企業の株式に厳選投資するアクティブファンドです。

簡単に言えば国内の中小株式のうち下落した銘柄で業績良さそうなところに投資をするというバリュー株投資をするタイプの投資信託です。

信託報酬:1.62%以内

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではオリジナル・セレクトプラン双方で購入が可能です。

少し前までは成績がかなり良かった投資信託ですから相場の動きによってはまったく逆になっても不思議ではありません。

ワースト2位:大和ーつみたて椿

ワースト2位も同じく国内株式のアクティブファンド「大和ーつみたて椿」です。

こちらはちょっと変わった投資信託で女性の活躍により成長することが期待される銘柄に投資するとしています。

成績は6ヶ月-15.52%とかなり厳しい成績です。

1年トータル・リターンはまだできて1年未満のファンですからありません。同じコンセプトの大和-女性活躍応援ファンド(愛称:椿)の1年トータル・リターンは-11%となっています。

大和ーつみたて椿の概要

わが国の株式の中から、女性の活躍により成長することが期待される銘柄に投資します。徹底したボトムアップ・アプローチを重視した個別企業の分析および投資環境の分析を行ない、投資魅力の高い銘柄を選定します。年1回決算を行います。

信託報酬:0.972%以内

こちらはSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではセレクトプランでのみ購入が可能です

ワースト3位:フィディリティーフィディリティ・日本成長株ファンド

ワースト3位も国内株式のアクティブファンド「フィディリティーフィディリティ・日本成長株ファンド」です。

成績は6ヶ月-13.45%とかなり厳しい成績です。

1年トータル・リターンでも-12.11%となっています。ただし、3年リターンを見ると+6.82%(年利率)となっており波がかなり激しいとも言えます。

フィディリティーフィディリティ・日本成長株ファンドの概要

国内の株式を投資対象とし、個別企業分析により、成長企業(市場平均等に比較し成長力があり、その持続が長期的に可能と判断される企業)を選定して投資するアクティブファンドです

信託報酬:1.6524%以内

こちらはSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではオリジナルプランでのみ購入が可能です

ワースト4位:ポートフォリアーみのり投信(確定拠出年金専用)

ワースト4位も国内株式中心のアクティブファンド「ポートフォリアーみのり投信(確定拠出年金専用)」です。もともとひふみ投信に勤めていた方が独立した投資信託になります。

こちらも成績は6ヶ月-13.05%とかなり厳しい成績です。

1年トータル・リターンでも-20.27%となっています。

ポートフォリアーみのり投信(確定拠出年金専用)の概要

資産の着実な成長を図ることを目的とし、「マザーファンド」を通じて、日本および海外の株式のなかから選んだ「剛・柔・善」企業への規律ある集中投資によって、“階段型”の基準価額上昇を目指します。

こちらはひふみ投信と同じく完全な国内株だけでなく海外株式も一応範囲には入っていますね。

信託報酬:1.674%以内

こちらはSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではオリジナルプランでのみ購入が可能です

5位:レオスーひふみ年金

5位も国内株式中心のアクティブファンド「レオスーひふみ年金」です。こちらは人気の高いひふみ投信の確定拠出年金用の商品になります。こちらもかなり苦労しています。

こちらも成績は6ヶ月-12.84%とかなり厳しい成績です。

1年トータル・リターンでも-9.94%となっています。

レオスーひふみ年金の概要

国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資します。銘柄選別にあたっては徹底的な調査・分析を行い、業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資します。市場の状況に応じて株式の組入比率を変化させることも特徴です。

信託報酬:0.8208%以内

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではセレクトプランとオリジナルプランの両方で購入が可能です。

こちらももともとかなり人気の高い商品でしたが現在のランキングだと購入金額、購入件数とも40位とかなり低迷しています。ただし、銘柄注目度では2位となっていますのがおもしろいところ。


6ヶ月トータルワーストリターンランキングまとめ

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の6ヶ月トータル・ワーストリターンランキングをまとめるとこんな感じになります。すべて国内株中心のアクティブ投資信託となっているのが注目ですね。

この間の日経平均のインデックスファンドは-11.15%、TOPIXが11.30%ですからそもそもの日本株がかなり悪かったことが主要因となります。よりアクティブのほうがマイナスに働いたということですね。野村證券や大和証券の決算もかなり悪かったですからね。。

順位ファンド名6ヶ月リターン
1SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>-16.35%
2大和ーつみたて椿-15.25%
3

フィディリティーフィディリティ・日本成長株ファンド

-13.46%
4ポートフォリアーみのり投信(確定拠出年金専用)-13.05%

レオスーひふみ年金

-12.84%

参考:1年トータル・ワーストリターンランキング

参考までに2月までの1年リターン(集計期間:2018/4/1~2019/3/31)も合わせてみてみましょう。

こちらでもほぼ同じ傾向ですね。大和ーつみたて椿はまだ1年経っておらずランキングからはハズレ代わりにSBI-ハーベストアジアフロンティア株式ファンドが入っています。こちらはフロンティア諸国といわれる、バングラデシュ、モンゴル、カザフスタン、スリランカ、ベトナム等に投資をする投資信託となっています。

順位ファンド名1年リターン
ポートフォリアーみのり投信(確定拠出年金専用)-20.27%
SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>-18.72%
SBI-ハーベストアジアフロンティア株式ファンド-12.78%
フィディリティーフィディリティ・日本成長株ファンド-12.11%
レオスーひふみ年金-9.94%

参考:3カ年トータル・ワーストリターンランキング

個人型確定拠出年金(iDeCo)のようなものは基本的に長期的に見る必要がありますので3カ年トータル・リターンランキングも合わせて見ておきましょう。(集計期間:2016/4/1~2019/3/31)

こちらは債券関係が多くなっています。3年で見るとマイナスなのは1本だけなんですね。

順位ファンド名3年リターン(年率換算)
日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)-0.032%
三菱UFJ国際-三菱UFJ 純金ファンド0.13%
野村-野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)0.30%
三菱UFJ国際-三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)0.42%
野村-野村DC運用戦略ファンド0.91%

まとめ

今回は「2019年3月までのSBI証券のiDeCoトータル・ワーストリターンランキングが意外な結果」と題してSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)取扱商品のトータル・ワーストリターンランキングをみて来ました。

今回のランキングとリターンランキングを見ると時期によってどの投資信託がいいのかがどんどん変わっているのがわかります。少し前までは国内株のアクティブファンドがかなり元気で上位独占していましたからね・・・個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のような長期投資についてはある程度の分散投資が必要であることがこのデータからもわかります。

なお、今後の超長期的な視点からみた相場予想はこちらをごらんください。

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期待リターン超長期予想

また、前回のトータル・リターンランキングはこちらの記事を御覧ください。

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イデコではリートが強い

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの6社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券の6択の中から決めます。

この6つの金融機関は運営管理機関手数料は無料です。(国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。)

また、運用商品もインデックスファンドを中心に低信託報酬の商品が充実しています。順番に見ていきましょう。

SBI証券

イチオシははSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券はたくさんの運用商品があり、信託報酬も安いものも多くあります。

そのため選択の楽しさがあります。

また、ひふみ年金やジェイリバイブのようなアクティブファンド、iFree8資産やダウ、グローバル中小などの人気商品の取扱もポイント高いですね。

また、2018年11月からセレクトプランなる新しいプランができました。

こちらではeMAXIS Slimなども取り扱いがあり、信託報酬にも他に負けないだけのものになりましたね。

ちなみに既存加入者も無料でプラン変更可能となっています。

私も先日セレクトプランに変更しました。

また、SBI証券は確定拠出年金について古くから携わっており、1番の老舗で安心感が高いのも大きいと思います。

筆頭候補はSBI証券で決まりでしょう。

まずはこちらを検討してみてください。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。

特にeMAXIS Slim先進国株式インデックスが買えるのが大きいですね。

また、最近、一番人気のひふみ年金もラインナップに追加されさらにスキがなくなりました。

松井証券

松井証券のiDeCoは取扱商品が12本と少ないですが、SBI証券やマネックス証券と同様にeMAXIS Slimシリーズを取り揃え信託報酬が最安値水準となっています。

抑えるところは抑えた感じがありますね。逆に本数が少ないことにより選びやすさは増しており初心者向けの筆頭候補といってもよいかもしれません。

また、35本制限まで余裕があるというのは最後発の強みですね。

1番人気のひふみ年金の取扱もあるのもポイント高いです。

イオン銀行

イオン銀行iDeCoはたわらシリーズが充実していたり、ひふみ年金の取扱があります。

このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです。

また、イオン銀行だけ他へ移るときの手数料が無料なのも個人的にポイント高いです。
イオン銀行iDeCo

楽天証券

楽天証券 確定拠出年金は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。

また、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。

今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白いです存在ですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

また、UBS中国株式ファンド、ブラックロック・インド株ファンド、ダイワ・ロシア株ファンド、ダイワ・ブラジル株式ファンドといった他の金融機関ではみかけないその国特化のファンドなんかもあるのがおもしろいですね。

大和証券 iDeCo

総合して考えるとこの6つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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