新型コロナウィルスに端を発して世界的に株が乱高下しています。
日経平均は24,000円前後だったものが、新型コロナウィルスで一時期17,000円を割り込むまで急落しました。
しかし、最近は上昇基調で22,000円くらいまで回復しています。
米国など各国傾向は同じですね。
かなりの乱高下の相場となっていましたが、私はつみたてNISAもiDeCo等の積立投資についてはまったく方針を変えずに淡々と続けていました。
そして気づいたら大きくマイナスとなっていたつみたてNISAの資産がプラスに転じていたのです。
今回はつみたてNISA資産のリアルをお見せします。これからつみたてNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
なお、そもそもつみたてNISAってなに?どうやって始めたらいいの?って方はこちらの記事も合わせて御覧ください。
私がつみたてNISAで投資している商品
まずは前提となる私がつみたてNISAで投資をしている商品の概要をご紹介しておきましょう。
投資先のアセットアロケーションはつみたてNISA単独では考えていないんですよ。
同じく積立投資をしている個人型確定拠出年金(iDeCo)と合わせて考えているのです。
iDeCoは67,000円を毎月(自営業者、付加年金加入者の上限)
ですからiDeCoとつみたてNISAと合わせて約月10万円で以下のようなアセットアロケーションになるように投資をしています。(つみたてNISAは債券やREIT単独の商品は対象となっていませんので株中心)
さらに投資先は以下のように分散しています。
REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)
この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。
世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。
簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。そこにちょっと遊びでREITが入っています的な・・・(今回の暴落でREITはかなり下がっているので入れたのは失敗だったかも)
具体的な投資商品はこの比率になるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。
なお、この考え方は基本的に2020年、2019年、2018年とも同じです。(2020年からつみたてNISAを楽天証券に移したこともあり、多少投資している商品は変わっています)
2020年5月28日現在の2018年分つみたてNISA口座状況
それではつみたてNISAが始まった2018年分の口座から時系列で見ていきましょう。
年末(2019年12月26日)時点
2018年分の2019年年末時点の成績は以下の通りでした。
利益は52,414円
リターンは13.23%となっていました。
新型コロナで暴落後(2020年3月9日)時点
しかし、新型コロナウィルスが蔓延したことなどに端を発した暴落で以下のような成績まで落ち込んでいます。
年末の時点では52,414円の利益があったのがマイナス13,529円です。
率にすると-3.41%
年末から65,943円も下がった事になります。
ここから十数%下がっている
ちなみに日経平均やNYダウの底は3月下旬くらいでしたからここからさらにさらに下がっていましたね。
NYダウが3月9日時点で23,851.02でしたが、3月23日には18,951.93まで下がっています。
日経平均も3月9日時点で19,698.76でしたが、3月19日には16,552.82まで下がっています。
つまり、このときから0数%さがっているということになります。
私のつみたてNISAがいくらになっていたのかのデータを取っていなかったのが悔やまれます。
過去の推移が見れるようになると良いんですけどね。
反発後(2020年5月28日)時点
それでは5月28日時点ではどうなっているのでしょう。
プラス化していました。底でのマイナスがどこまで行ったのかは確認できませんでしたが十数パーのマイナスになっていたのは確実でしょう。底からのプラス転換ですから大きな値動きだったのがわかりますね。
また、2018年分ですから追加投資はできませんのでもっているだけとなっています。
2020年5月28日現在の2019年分つみたてNISA口座状況
次に2019年分の口座から見ていきましょう。
年末(2019年12月26日)時点
年末の時点では以下のような成績でした。
利益は41,256円
リターンは10.5%となっていました。
新型コロナで暴落後(2020年3月9日)時点
3月9日時点では以下まで落ち込んでいます。
年末の時点では41,256円の利益があったのがマイナス17,533円です。
58,801円も下がった事になります。
こちらも2018年分と同じくここから大きな暴落となっていますの数十パーセントのマイナスとなっていたのは確実です。
反発後(2020年5月28日)時点
それでは5月28日時点ではどうなっているのでしょう。
こちらはまだかろうじてマイナスです。
ただ、0.3%ですから1日の値動きで簡単に変わってくるレベルですね。
2018年と合計すればプラスとなります。
こちらも2019年分ですから追加投資はできませんのでもっているだけとなっています。
2020年5月28日現在の2020年分つみたてNISA口座状況
2020年分の実績も見ておきましょう。
画面が違うのは2020年からつみたてNISAは楽天証券に変更したためです。
詳しくはこちらを御覧ください。
新型コロナで暴落後(2020年3月9日)時点
2020年分はまだ始まったばかりなのもあり、購入金額は72,726円
マイナス3,825円となっています。
こちらも当然、ここから大きなマイナスとなっています。
ただし、2020年は進行形ですから毎月新たな資金が自動的に投入されています。
反発後(2020年5月28日)時点
それでは5月28日時点ではどうなっているのでしょう。
こちらもプラス化していますね。
ちなみに楽天証券に変えてからは毎日積立ではなく月初に楽天カードで購入する形(ポイントが付く)となっています。
今回の暴落のタイミング的には月初購入はあまりよくなかったんですよ(笑)
そのためあまりプラス幅は大きくなっていません。
まとめ
今回は「【つみたてNISA】新型コロナウィルスの大暴落を得ていつの間にかプラス化していた件。」と題して新型コロナウィルスに端を発した暴落とその反発でつみたてNISA口座の成績(実績)がどうなったのかをみてきました。
まとめると5月28日時点の損益は以下のとおりです。
2019年分-1,200円
2020年分2,766円
合計6,978円
投資額は937,518円ですからトータルすると0.7%程度のプラスとなります。
今回大きな暴落があった状況を考えれば意外?に早くプラス化したな・・・って感じですね。
つみたてNISAは20年非課税で投資できる制度です。
マイナスの時点ではより安く投資できるわけですから、早くに反発するのはあまり得ではないんですけどね(笑)
今後もこのような大きな下げも経験するでしょうが、方針は変えず淡々とつみたてていきたいと考えています。
つみたてNISA・NISAに加入するならSBI証券が有力
つみたてNISA・NISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。
選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記のSBI証券が有力となります。
SBI証券
SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう
SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。
利便性で考えるならSBI証券でしょう。
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