NISAファミリーの商品別買付額
次はNISAファミリー(つみたてNISA、NISA、ジュニアNISA)での商品別買付額を見てみましょう。
特にNISAやジュニアNISAはいろいろな商品を購入できますので注目です。
NISAの商品別買付額
まずはNISAです。
出所:金融庁「NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査 (2020年3月末時点)」より
これは結構意外でしたが、最も多いのが投資信託です。55.7%を占めています。
次いで上場株式41.5%となっています。
NISAの特徴としてマイナスがでると繰越も損益通算もできませんので特定口座よりも不利なんですよ。
そのため、投資信託でそれなりの期間(ロールオーバーで最長10年)持つことを考えている方が多いのでしょうかね?
つみたてNISAの商品別買付額
次はつみたてNISAです。
つみたてNISA商品別買付額出所:金融庁「NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査 (2020 年3月末時点)」より
つみたてNISAは買える商品があらかじめ金融庁が指定したものだけとなっています。
その多くはインデックス型の投資信託ですから実際の購入も多くなっていますね。73.3%を占めています。
意外にアクティブ型投資信託も15.1%の利用されています。
新型コロナ発生後から成績の良いレオスのひふみ投信などの人気の投資信託もアクティブ型投資信託のカテゴリーに入りますのでそのあたりの部分が大きいのでしょう。
ジュニアNISAの商品別買付額
最後はジュニアNISAです。
つみたてNISA商品別買付額出所:金融庁「NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査 (2020 年3月末時点)」より
ジュニアNISAもほぼNISAと同様の結果となっています。
53.2%が投資信託、上場株式が42%となっています。
まとめ
今回は「2020年最新版のNISA・つみたてNISA利用者状況が発表。口座数1,405万口座・買付額19兆円突破」と題して最新のNISAファミリーの統計資料を読み解いてみました。
実際の統計資料を読んでみると実はNISA口座で買われているものは投資信託が多いということがわかったり、高齢者が多く利用していることがわかって面白いですね。
なお、元の統計資料は以下から見ることができます。
>>NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について
つみたてNISA・NISAに加入するなら2社が有力
つみたてNISA・NISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。
選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記のSBI証券、楽天証券が有力となります。
SBI証券
SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう
SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。
利便性で考えるならSBI証券でしょう。
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SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。
楽天証券
楽天証券最大のメリットは楽天カードでつみたてNISAの投資信託等を購入できることです。
楽天カードを利用することでポイントが付きますので他の証券会社には真似がしにくいかなりのストロングポイントとなっています。
楽天カードを利用しているなら楽天証券がおすすめですね。
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楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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