2022年10月から法律改正があり、企業型確定拠出年金加入者もiDeCo(イデコ)に加入しやすくなります。
今回の改正で新たに加入できる方向けのキャンペーンがSBI証券で始まりますのでご紹介します。
新たに対象となる方で、イデコの加入を検討していた方には大チャンスとなりそう。
なお、改正の内容についてはこちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。
祝!iDeCo法改正 ハズレなし 事前申込で得しちゃおうキャンペーン
それではキャンペーン内容を確認していきましょう。
キャンペーン対象者
キャンペーン対象者は少々厳し目です。以下の条件をすべて満たした方が対象となります。
・iDeCo申込フォームから事前受付を選択して資料請求のお申込みをいただいた方、または、iDeCoサポートデスクにお問合せいただき事前受付の資料を請求された方
・企業型DC加入者で10月からiDeCoも同時に加入したい方(法改正による加入者範囲拡大の対象者のみ)で、iDeCo新規加入の方、または運営管理機関を変更いただく方、または運用指図者の方で掛金拠出のお申込みをいただく方
・10/5(水)までに、書類を不備なく提出した方
・11/28(月)に、月額1万円以上の新規掛金の拠出が 確認できた方
企業型DC加入者の事前受付とは
今まで企業型確定拠出年金加入者がiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入するには会社側がルール変更して規約を作り直し、労使で合意を取り付けるなどかなりの労力が必要でした。
けっこう大変ですからiDeCo加入の希望者が少ない場合には会社が対応しないケースも多かったんですよ。
そのため、iDeCo(イデコ)に入りたくても入れないという方がかなり多かったんですよ。
今回の改正ではこのルールを撤廃して、企業型定拠出年金制度は厚生年金被保険者であれば、個人型確定拠出年金制度及び農業者年金制度は国民年金被保険者であれば、それぞれ加入可能とする。とされました。
基本的にiDeCo(イデコ)にみなさん加入できることになります。
企業型DCがある企業にお勤めでも以下の2つの条件を満たしている場合は原則加入が可能となります。
②企業型DCで加入者掛金拠出(マッチング拠出)をしていないこと
ただし、企業型DCにおいて加入者掛金を拠出(マッチング拠出)している場合などには、iDeCoに加入できません。
今までは会社がマッチング拠出を導入してるだけで加入できなくなっていましたが、本人が拠出していなければ加入できると緩和されたのです。
つまり、一律で会社単位で加入の是非を決めるのではなく、個人単位での判断になるってことですね。
キャンペーン商品
キャンペーン商品は以下の通り
- 10,900円相当カタログギフト:10名様
- Amazonギフト券1,000円分:300名様
- Amazonギフト券500円分:1,500名様
- Amazonギフト券100円分:ハズレなし
イデコは証券会社的にはあまり儲からないようで、あまりキャンペーンが実施されません。
ハズレ無しで100円分もらえるだけでもありがたいですね。
キャンペーン期間
キャンペーン期間は以下のとおり
事業主も手続きが必要
なお、事前受付を行う場合は、事業主による事業所(勤務先)の事前登録も必要とのことです。
企業型確定拠出年金がある企業でそれなりの規模の企業だと思いますので、この辺りはお願いすればやってくれると思います。
なお、事業所の事前登録については、2022 年 4 月 1 日より受付開始していますので、他に加入希望者が入ればすでに済んでいるかもしれません。
会社もちょっとした書類を出すだけなんですよ。
詳しくは公式サイトのこちらのPDFを御覧ください。
まとめ
今回は「SBI証券のiDeCoでハズレなしのキャンペーン実施。企業型DC加入者の方はiDeCo加入の大チャンス」について見てきました。
新たにイデコに加入できる対象の方で少しでも早くにはじめたい方は本キャンペーンに間に合うように事前受付をしておくとよいですね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
イデコに加入するならおすすめは下記5社です。
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、ひふみワールド、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
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