先日、引っ越しに伴い出てきた不用品を売りにゲオに行ったのですが、その際に興味深い業者に出くわしました。
詐欺かもしれませんし、単なる個人の転売屋かもしれませんが、ちょっとリスクも有る危ない話なので注意喚起も込めてご紹介しましょう。
ゲオでCDの買取が終了していた
まず、今回の話の発端はゲオでCDの買取が終了していたことによるものです。
ぜんぜん知らなかったのですが、ゲオは2022年9月で店舗でのCDの買取を終了していたんですよ。
サブスクが台頭してきたこともあり、CDの売れ行きはかなり落ちていますしね。
中古で買っても売れないのでしょう。
そのため、その他のものは買取いただけましたが、
と門前払いを食らってしまったのです。(当然ですが)
帰り際に業者から声掛け
メルカリやヤフオクで売るのも面倒だし、ゴミに捨てようかな?って思って車に戻ろうとしたら声を掛けられました。
僕に買取査定させていただけませんか?
野良業者に売るリスクを考える
リスクを考えて100円では割にあわないのでお断りしました。
野良の買取業者に売る場合には少々リスクがあるんですよ。
それでは野良業者に売るのにどのようなリスクがあるのかを見ていきましょう。
個人情報の流出
今回の業者がどうだったのかは買取を断ったのでわかりませんが、中古の買取をして販売するのには古物商の免許が必要です。
古物商の免許を持っている方が買取をする場合には以下のようなルールがあるんですよ。
一 相手方の住所、氏名、職業及び年齢を確認すること。
二 相手方からその住所、氏名、職業及び年齢が記載された文書(その者の署名のあるものに限る。)の交付を受けること。
出典:古物営業法第15条
犯罪に巻き込まれる可能性も
CDの買取くらいならよほど実害は無いかとおもいますが、古物商も取っていないような野良の業者に買取や不用品の引取などをしてもらうと不法投棄などの犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
また、よく家のポストに入っている不用品引取業者や電話で営業を掛けてくる引取業者は結構危険だったりします。
ちなみに一時期話題になったルフィー一派の強盗も貴金属の買取で得た個人情報を元に行っていたとの話もありますから怖いですよね。
また、査定中に中身を入れ替えられたり、なんて古典的な詐欺があってもわからないですね。
スマートフォンの買取などだとデータの消去が不十分だと情報が抜かれてしまうなんてこともよくあるそうです。
つまり、野良業者との取引はいろいろな犯罪に巻き込まれる可能性があるのです。
犯罪に巻き込まれないために知っておきたいこと
今回の業者が悪い業者だったのかそうでもなかったのかはわかりません。
しかし、野良の業者と取引をする際はリスクがあることを知って細心の注意を払いましょう。
以下の点に気をつけると良いかと思います。
業者を確認する
まず、その業者がどのような会社(個人)なのかを確認しましょう。
当然ながら名刺もくれないような業者はやばい可能性があります。(今回のCD買取したいという業者は会社名も名前も名乗っていませんし、名刺もくれていません)
WEBページがある業者であってもそのWEBページに会社名・住所・代表者名などがちゃんと記載されているかを確認しましょう。
個人的にはそのチェックが面倒なので、不用品は多少買取金額が安くても今回のゲオのような大手にお願いしますね。
免許の有無
また、免許の有無も重要です。
中古品の買取・販売をするには古物商の免許が必要です。
まずそれを所有しているか。
不用品の取り扱い(運搬)は個人のものなら「一般廃棄物処理業」
事業用なら「産業廃棄物処理業」の許可が必要となります。
また、その運搬をする車にはその許可番号などのシールを貼る必要があります。
それが書いてあるかでわかりますね。
許可を得ていない業者に頼むと前述の不法投棄などのリスクがあります。
まとめ
今回は「ゲオでCDの買取が終了。買取を断られたのをみて業者から声掛けが。。。」と題して買取業者の話を見てきました。
少しのお金を得るためにリスクを取るのはおすすめしません。
買取をしてもらうならその業者が正規の買取業者かしっかり確認を取るようにしましょう。
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