落とし穴あり。月10万円に拡大されたSBI証券のクレカ積立の設定変更はちょっと確認を

先日、お伝えしたとおり、クレジットカードによる積立投資（投資信託）の上限が月10万円まで可能に法令上改正されました。

それに伴い、SBI証券でもクレカ積立が月10万円まで5月積立分からできるようになりました。

しかし、ちょっとした落とし穴がありましたのでご紹介しましょう。

私も落ちており、あと少しで4月分のNISAのつみたて投資枠が5万円になってしまうところでした。。。

同じ人もいるかと思いますので、今回はSBI証券でもクレカ積立が月10万円に変更することに伴う落とし穴について見ていきましょう。

なお、SBI証券のクレカ積立の変更内容、詳細はこちらの記事を御覧ください。

SBI証券のクレカ積立の落とし穴とは

それではSBI証券のクレカ積立の落とし穴についてみていきましょう。

簡単に言えば設定によっては4月分のつみたて投資枠が上限の10万円まで使えなくなってしまう可能性があるってことです。

ちょっとややこしいので落とし穴に落ちていた私の設定状況を例にみていきましょう。

私の設定状況

私は新しいNISAのつみたて投資枠は以下の設定でやっていました。

SBI証券のクレカ積立は1日買付と決まっています。

今までは上限が月5万円まででしたのでその上限までやっていたってことですね。

しかし、NISAのつみたて投資枠は上限月10万円です。

クレカ積立の上限を超えてくる分は現金での積立として20日としていました。（20日は過去のデータからやすくなりがちとのことで選択）

5月分からクレカ積立月10万円まで可能に

前述したようにクレジットカードによる積立投資（投資信託）の上限が月10万円まで可能に法令上改正され、SBI証券でもクレカ積立が月10万円まで5月積立分からできるようになりました。

そのため、忘れないようにと設定変更の受付開始後、すぐに設定を変更。

現金での積立を辞めて、クレカ積立のみ月10万円に変更したのです。

ここに落とし穴があります。（気づかなかった私が悪いのですが・・・）

それはこの設定変更は5月分から有効であるってことです。

つまり、

1年あたりの積立金額の概算は120万円まで

それに気づいてつみたて投資枠の現金積立分を追加で設定しようとしましたが、それは不可でした。

1年あたりの積立金額の概算が120万円までと決まっているんですよ。

1年あたりの積立金額の概算はどうやらその月の掛金額で計算されるようで、クレカ積立月10万円としていると120万円となってしまっており、現金積立分の設定ができないのです。

つまり、このままでは4月のつみたて投資枠はクレカ積立5万円のみの積立となってしまうという・・・

4月も月10万円積立する方法

しかし、設定変更をすれば4月も月10万円積立に変更する方法がありました。

それは以下の通り

するってことです。

つまり、一旦、クレカ積立月10万円に変更する前の状況にするってことです。

ただし、5月からはクレカ積立10万円にしたいですよね。

その場合には以下の積立設定締切日時に気をつけましょう

積立設定締切日時に注意

クレカ積立の設定変更はクレジットカード事に違っており、上記の日時までとなります。

ですから

すればよいってことです。

前述の通り、いままで私は現金での積立は20日していましたが、4月は2日に変更。

現金での積立が終わり次第、クレカ積立10万円に設定変更しようと思います。

これで落とし穴に落ちることなく、4月もつみたて投資枠上限まで積立が可能となるはずです。

まとめ

今回は「落とし穴あり。月10万円に拡大されたSBI証券のクレカ積立の設定変更はちょっと確認を」と題してSBI証券のクレカ積立の落とし穴についてみてきました。

私みたいなミス（勘違い）をする方はあまり多くないとは思いますが、SBI証券で今まで満額NISAをやっていて、クレカ積立10万円に変更する予定の方は設定を一度確認してみると良いかもしれませんね。

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