昨日、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)トータルリターンランキングが更新されました。
驚くべき結果となっていますのでご紹介したいと思います。
トータル・リターンランキング上位を意外な商品が占拠
今回発表されたのはSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)2017/12/1~2018/5/31のトータル・リターンランキングです。
とくに驚くべき結果だったのが6ヶ月リターンで上位が今まで低迷していたJリート(国内リート)が占拠していたことでしょう。
まずは今回のランキングを見ていきましょう。
1位:DCニッセイJ-REITインデックスファンドA
1位は6ヶ月リターン5.76%のDCニッセイJ-REITインデックスファンドAでした。
今までJリートはかなり低迷気味でしたからトータル・リターンランキングでみるのはかなり意外でした。
やはり分散しておくことが必要ですね。
ちなみに私はJリートは将来性感じていませんでしたので持っていません・・・
世界のリートに投資をする「EXE-iグローバルREITファンド」は買っていますので、間接的に多少買っていることにはなるのですが・・・
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAの概要
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAは国内の不動産投資信託証券(J-REIT)に投資することにより、東証REIT指数(配当込み)の動きに連動する投資成果を目標とするインデックスファンドです。
信託報酬:0.27%以内
2位:ダイワ/RICIコモディティ・ファンド
2位は6ヶ月リターン5.65%のダイワ/RICIコモディティ・ファンドでした。
こちらも意外な商品のランクインです。
コモディティは信託報酬率は高いですし、そこまでの分散はいらないかなって思い完全に外していましたね・・・
ダイワ/RICIコモディティ・ファンドの概要
世界のコモディティ(商品)価格の中長期的な上昇を享受するために、ロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)の動き(円換算)に連動する投資成果を目指して運用を行います。
信託報酬:1.9049%程度
3位:DCニッセイJ-REITインデックスファンド
3位は6ヶ月リターン5.59%のDCニッセイJ-REITインデックスファンドでした。
1位のDCニッセイJ-REITインデックスファンドAとは信託報酬違いの商品でこちらを選ぶ理由はあえてありまえんが結構高いリターンとなっています。
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAとリターンが違っているのは信託報酬の差によるものが大きいと思われます。
DCニッセイJ-REITインデックスファンドの概要
国内の不動産投資信託証券(J-REIT)に投資することにより、東証REIT指数(配当込み)の動きに連動する投資成果を目標とするインデックスファンドです。
信託報酬:0.594%以内
4位:MHAM J-REITアクティブファンド(DC年金)
4位はJリートのMHAM J-REITアクティブファンド(DC年金)です。
こちらは6ヶ月リターン5.44%となっています。
アクティブファンドですが1位3位の同じJリートのインデックスファンドに負けてしまっていますね。
MHAM J-REITアクティブファンド(DC年金)の概要
国内の不動産投資信託証券(J-REIT)を投資対象とします。不動産市況およびJ-REIT個別銘柄の調査・分析に基づく銘柄選択により、付加価値の獲得を追求するアクティブファンドです。
信託報酬:1.08%
5位:ひふみ年金
5位はひふみ年金です。
こちらは言わずとしれた人気ファンドレオスのひふみ投信の確定拠出年金用の商品です。
こちらは6ヶ月リターン4.91%となっています。
ようやく株式の投資信託がでてきました。
株式では一番のトータル・リターンとなっていますね。
ひふみ年金の人気は相変わらずで購入金額ランキングでも不動の一位となっています。
ひふみ年金の概要
国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資します。銘柄選別にあたっては徹底的な調査・分析を行い、業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資します。市場の状況に応じて株式の組入比率を変化させることも特徴です。
信託報酬:0.8208%
まとめ
今回は5月までの半年間のSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)トータルリターンランキングをみてみました。
意外なことにJリートが3本もランクインしました。
また、これも意外なことにコモディティも2位にランクイン、株はひふみ年金だけという結果になりました。
この結果からも複数の資産に分散することは非常に大事であることがわかりますね。
リートについてはこちらでも他の証券会社を含めて比較していますのでぜひご覧ください。
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個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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