良い借金、悪い借金

借金=悪ではない。良い借金と悪い借金について考える

日本人は昔から借金が嫌いな人種と言われています。それはお金の教育があまり進んでおらず「借金=悪」として育てられた方が多いからです。国としてはかなりの借金がありますので不思議な話ではありますが(笑)

しかし、お金持ちは借金を悪とは捉えていない方がほとんどです。むしろ好意的に捉えている方が多いでしょう。それは借金のメリットをしっかり認識して利用しているためです。

そこで今回は良い借金と悪い借金について考えてみます。

良い借金と悪い借金


借金には良い借金と悪い借金があります。

しかし、多くの方はどちらも同じように借金は悪いことと考えています。また、多くの方が悪い借金を利用しているのです。こういう話をすると消費者金融が悪なんでしょ?とか言われますがそんな単純な話ではありません。


良い借金とは

まずは良い借金について考えて見ましょう。

東京スター銀行CEOのロバート・M・ベラーディはこんな話をしています。

いい借金とは「利息よりも大きな価値を将来的に得られる可能性が高い」そんな出費に関する借金です

本当にこの言葉のとおりで、借り入れをすることで将来得られる利益が利息以上に増えるならば良い借金と考えることができます。

お金を生むための借金前向きな借金ってことですね。例えば事業を拡大するための借金や投資をするための借金はこれに当たるでしょう。また、奨学金なんかも前向きな借金と言えますね。

ロバート・M・ベラーディ氏の言葉について詳しくはこちらの本を御覧ください。

ROAを意識する

現在はマイナス金利時代でかなり低金利でお金を借り入れる事ができます。その金利よりも高いリターンが還ってくることが見込まれているならば良い借金なのです。

例えば投資を1,000万すれば1年後に1,100万になる事業があったとします。100万円の利益ですね。その資金を利率3%で借りたとすると支払う利息は30万円です。利益から利息を差し引いても70万円の利益がでます。つまり、この場合には借入を実行したほうが儲かるというわけです。ただし、その1,100万円になるというものの信憑性は見極める必要がありますが・・・(詐欺も多いですからね・・・)

このパターンで有名なのがソフトバンクでしょうね。ボーダフォン買収時など会社の規模から考えてかなり大きな借金を何度もしていて危ないんじゃないか?と言われて来ましたが、その借金に見合うだけのリターンを得て日本を代表する大企業に成長してきましたね。孫正義さんは借金を悪とは絶対思っていないでしょう(笑)

理論上で行けばROA(純資産利益率)が利息よりも高い企業は借り入れを積極的に行うことで業績を拡大することができます。逆にROAが利息より低い企業は借り入れして事業を拡大すればするほど利益は圧迫されていきます。

なかなか個人で借り入れする時にROAなんて考えられないと思いますが、株式投資をする時にROAは意識するとよいのはそういうところにあります。

車を買う場合に現金で買うか借金するか

例えばどうしても生活に必要な300万円の車を買う場合に現金で買うか、借金をするのかという選択があったとします。車を買えるだけの現金はもっていて利息は3%だったとします。

この場合、どちらが良い借金の理論からすると現金で買うか、借り入れして買うかどちらが正解なのでしょうか?

答えはその人が浮いた300万円をどう使うかによります。

例えばその人が投資をしており、年3%以上に利益を上げられるとしたら借り入れをして車を買い、その浮いた300万円分はそのまま投資に回した方がプラスです。ですから借り入れをして車を買ったほうが得という結論となります。

しかし、その人が投資などをしておらず、300万円は銀行口座に眠っていたとします。この場合、借り入れをして車を買えばその利息分だけお金が減ることになります。ですから現金で買ったほうが得という結論となります。

今回は単純に損得だけで見ていますが、このような思考も借り入れをするときにはしておきたいものです。

悪い借金とは

次に悪い借金について考えてみましょう。

前述の東京スター銀行CEOのロバート・M・ベラーディは悪い借金についてこんな話をしています。

悪い借金とは「将来的な価値を生み出さない。ただ目の前の欲求を満たすだけの借金です」

つまり、お金を生み出さない借金は悪だってことです。生活のための借金や遊びのための借金がそれにあたります。

例えば、ブランド品が欲しい、高級時計がほしい、ホストクラブに行きたい、キャバクラにいきたい、こういった類のものに借金をするケースです。時計やブランド品はもしかしたら価値を生むケースもありますが、基本的には見栄や浪費の世界です。

これらはお金を生むわけでもありませんし、将来にプラスになることはない借金なのです。

また、宝くじやギャンブルに対しての借金も同じですね。宝くじやギャンブルは勝つかもしれないじゃないか?という反論がある方も見えるかもしれません。しかし、大半のギャンブルは期待値が低くたくさんやればやるほど勝てない仕組みなのです。

闇金ウシジマくんを読んでいるとこの手の借金がほとんどですよね(笑)

返せない借金は悪い借金

いくら将来お金を生む借金や前向きな借金でも返せない借金は悪い借金と考えます。

ですから自分がいくらお金を返せるのかをしっかり把握して借り入れをする必要があることも考えておく必要があるのです。

借りている感覚のない借金

他にも気をつけないと行けないのがクレジットカードの利用です。クレジットカードは非常に便利ですが支払いが後になりますからついつい使いすぎてしまうケースが多いのです。クレジットカードもある意味借金ですから利用にはお気をつけください。もちろん、クレジットカードはしっかり管理して使う分には、利息も付きませんし、ポイントが貯まりますから現金払いより得ですから使い方次第ですけどね。

カード会社などはリボルビング払い(リボ払い)をよく勧めてきます。これは利息がたくさん取れて儲かるからです。ですがかなり危険な仕組みですからお気をつけくださいね。詳しくは下記記事を御覧ください。

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住宅ローンは良い借金?悪い借金

それでは住宅ローンはどうでしょう?

これは考え方が二つに分かれる部分になります。どちらが正解というのはありませんので個人個人の判断って感じでしょうね。

今の日本は低金利でさらに住宅ローン減税もありますので良い借金に近いと個人的には思います。

借金で時間を買っている

良い面から言うと借金で時間を買っている部分です。

例えば3000万円の家を現金で買おうとして、年間100万円貯金できる方の場合買えるのは30年後となってしまいます。

しかし、借り入れで買えばすぐに買えてしまいますよね。

つまり、借金で時間を買っていると考えることもできるのです。

お金を生まない

もう一つ考え方としては住宅ローンを組んでもお金を生まないよね?と考えです。

こう考えると悪い借金となります。

有名な「金持ち父さん貧乏父さん」では住宅ローンは悪い借金としていましたね。

金持ち父さん貧乏父さんは多額の借金で不動産投資をして成功された方ですから借金するならお金を生むものにしなさいってのが基本的な考えにありますからそういう結論になっているのです。

まとめ

今回は「借金=悪ではない。良い借金と悪い借金について考える」と題して借金について考えてみました。

借金をするときにはこれは良い借金なのか、悪い借金なのかを考えてみましょう。

良い借金は積極的に取り入れることでプラスに働きます。

借金=悪と考えるのではなく「借金」をうまく利用していただきたいものです。

お金がない。そんなときはこの記事を御覧ください。

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