新型コロナ騒動中のつみたてNISA対象投資信託トータルリターン(利回り)ランキングを資産クラス別で比較【2020年3月まで】

今回はつみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキングを資産クラス別に見ていきます。

2月くらいから新型コロナウィルス感染症の影響で相場が大荒れでした。

それに伴い各投資信託も大きなマイナスとなっています。

そんな相場でも強かったのはつみたてNISA対象の投資信託なのかを確認してみましょう。

そこで今回はつみたてNISAの対象となっている投資信託の2019年10月1日〜2020年3月31日の半年間のトータルリターンを資産クラス別にランキング形式(ベスト5)で見ていきましょう。(2020年3月時点)

こちらの記事の最新版はこちらからどうぞ。

そもそもつみたてNISAってなに?どうやって始めたらいいの?って方はこちらの記事も合わせて御覧ください。

国内株式部門トータルリターンランキング

まずは国内株式部門から見ていきましょう。

国内株式はベンチマークが日経平均タイプとTOPIXタイプ、ベンチマークのないアクティブタイプに分かれますのでそれぞれ見ていきます。

なお、2019年10月1日〜2020年3月31日の半年間のトータルリターン順(ベスト5)となっております。

国内株式(日経平均)部門ベスト5

まずは国内株式(日経平均)です。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
iFree 日経225インデックス-11.92%日経2250.275%
野村つみたて日本株投信-11.98%日経2250.187%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)-12.00%日経平均トータルリターン・インデックス0.154%以内
つみたて日本株式(日経平均)-12.00%日経2250.198%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド-12.02%日経平均トータルリターン・インデックス0.154%以内

日経225などをベンチマークとしたファンドではそれほど大きな差はついていません。

最も成績が良かった(マイナスが少なかった)のはiFree 日経225インデックスでした。

信託報酬自体は他よりも少し高めとなっていますから意外な結果ですね。

国内株式(TOPIX)部門ベスト5

次はTOPIXです。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)-10.40%TOPIX0.154%以内
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド-10.40%TOPIX0.176%
iFree TOPIXインデックス-10.41%TOPIX0.154%
つみたて日本株式(TOPIX)-10.41%TOPIX0.198%以内
たわらノーロードTOPIX-10.42%TOPIX0.187%以内

TOPIXをベンチマークとした商品も日経平均と同じくそこまで差はついていません。

最も成績が良い(マイナスが少ない)のはSBI証券セレクトプラン採用の「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」と「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」でした。

この期間では日経225よりもTOPXIのほうが成績が良かったですね。

日経平均とTOPIXの違いについてはこちらの記事を御覧ください。

国内株式(その他ベンチマーク)部門ベスト5

つみたてNISAでは日経225やTOPIX以外をベンチマークとしたインデックス型もいくつか存在しています。

そちらのランキングも見ていきましょう。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
iFree JPX日経400インデックス-10.24%JPX日経インデックス4000.2145%以内
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド-10,29%JPX日経インデックス400(配当込み)0.2145%以内
eMAXIS JPX日経400インデックス-10.30%JPX日経インデックス4000.44%以内
野村インデックスファンド・JPX日経400 (愛称:Funds-i JPX日経400)-10.33%JPX日経インデックス4000.44%以内
SMT JPX日経インデックス400・オープン-10.36%JPX日経インデックス4000.407%

JPX日経インデックス400をベンチマークとした投資信託がベスト5を占めています。

日経225やTOPIXよりも少しマイナス幅が少なくなっていますね。

まだ対象となっている投資信託が少ないこともあり信託報酬は少し高めなのやあまり人気がないため純資産額は低めなのが残念ですが・・・

ちなみにJPX日経インデックス400とは資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」400銘柄で構成される新しい株価指数です。

今の所、TOPIXや日経225よりも良い数字は出ています。

国内株式(アクティブ)部門ベスト5

次はアクティブ部門です。多くはありませんが、つみたてNISAでも厳しい金融庁の選別基準を満たしたアクティブ型も一部存在しています。成績もなかなか高いんですよ。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
ひふみプラス-5.61%なし1.078%
コモンズ30-7.96%なし1.078%
ニッセイ日本株ファンド-11.06%TOPIX(配当込)1.1%
大和住銀DC国内株式ファンド-11.38%TOPIX(配当込)1.045%
年金積立 Jグロース (愛称:つみたてJグロース)-11.57%なし0.902%

アクティブ型はそれぞれ運用スタイルが違いますので成績にかなりの差が出ていますね。

もっとも成績がよいのは「ひふみプラス」となっています。

ひふみぷらすはここしばらく人気は高いのですが、今までTOPIXや日経平均に負けていました。

しかし下げ相場では面目躍如です。

現金比率を上げ下げしたり、タイミングよくテレワーク銘柄のZOOMを組み入れたりなど銘柄を大きく入れ替えたりして下げ相場にうまく対応しているイメージですね。詳しくはこちらの記事を御覧ください。

アクティブファンドは相場状況によって大きく成績が変わってきますね。


外国株式部門トータルリターンランキング

次は外国株式部門です。

外国株式は地域別でいくつかのカテゴリーに分かれています。

先進国株式部門(インデックス)ベスト5

まずは先進国株式部門(インデックス)です。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス-12.95%MSCIコクサイ・インデックス0.1023%以内
Smart-i 先進国株式インデックス-12.97%MSCI コクサイ インデックス0.22%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス-12.97%MSCIコクサイ・インデックス0.1023%
たわらノーロード先進国株式-12.97%MSCIコクサイ・インデックス0.10989%
つみたて先進国株式-13.00%MSCIコクサイ・インデックス0.22%

日本を除いた先進国株(MSCIコクサイ・インデックス)をベンチマークとした商品でもっとも成績が良かった(マイナス幅が少ない)のは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。

信託報酬の低さが大きいのでしょう。

ただし、先進国株式はこの期間かなり厳しかったのが分かる結果となっていますね。

新興国株式部門(インデックス)ベスト5

次は新興国株式部門です。

半年前のデータだと新興国株式部門はすべてマイナスというかなり厳しい環境でしたね。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
SBI・新興国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(新興国株式))-15.18%FTSE・エマージング・インデックス0.196%
三井住友DC新興国株式インデックスファンド-15.34%MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.374%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド-15.57%MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.2079%
SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)-15.65%MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.363%
野村インデックスファンド・新興国株式 (愛称:Funds-i 新興国株式)-15.75%MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.66%

2019年10月1日〜2020年3月31日で最も成績の良かった(マイナス幅が少ない)のは「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」です。他の新興国株式の投資信託と違いベンチマークが「FTSE・エマージング・インデックスとなっています。

他との大きな違いは中国、台湾の比率が高く、韓国が含まれていない点なんですよ。

この差が大きかったのでしょうか。

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どちらにしても新興国株はかなり厳しい期間となっています。

全世界株式部門(インデックス)ベスト5

次は最近増えてきている全世界の株に投資をするタイプです。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)-12.79%合成指数0.3564%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)-12.83%合成指数0.1144%以内
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)インデックス-13.13%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス0.1144%
全世界株式インデックス・ファンド-13.21%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス0.528%程度
たわらノーロード 全世界株式-13.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス0.132%
三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックス-13.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス0.275%

最も成績が良かったのは「ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式) 」でした。各投資対象資産の指数を均等比率で投資するタイプとなります。

2位はeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)。

こちらも先進国、新興国、日本株それぞれ均等に投資をするタイプです。

上位2つともちょっと変則的なタイプとなっていますね。

3位は投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019でトップとなった人気の商品「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)インデックス」となっています。

それぞれのベンチマークの違い等はこちらの記事を御覧ください。

アメリカ株部門(インデックス)ベスト5

次は最近急激に人気となってきたアメリカ株です。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
iFree S&P500インデックス-9.89%S&P5000.2475%
eMAXIS Slim 米国株式インデックス-9.90%S&P5000.0968%
米国株式インデックス・ファンド-10.01%S&P5000.495%
SBI・バンガードS&P500インデックス-10.02%S&P5000.0938%程度
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))-11.52%CRSP USトータル・マーケット・インデックス0.162%

S&P500をベンチマークとしたiFree S&P500インデックスが最も成績が良く(マイナスが少なく)なっていますね。

ベンチマークの差を簡単に説明するといかのとおりです。

NYダウ:アメリカを代表する30銘柄
S&P500:アメリカを代表する500銘柄
CRSP USトータル・マーケット・インデックス:中小規模の会社含むアメリカ株全般
投資対象が違いますので単純比較はできません。時期による違いが大きいんですよ。
この間はS&P500が最も成績が良かったということになります。
逆にボーイングの件も大きいと思いますがNYダウは弱くなっています。
この半年はS&P500>CRSP USトータル・マーケット・インデックス>NYダウでした。
ただし、これは時期によって大きく変わってきます。

海外株(アクティブ)部門

海外株のアクティブはつみたてNISAではあまり採用されていません。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
フィデリティ・欧州株・ファンド-6.24%MSCIヨーロッパ・インデックス(円換算ベース)1.65%
フィデリティ・米国優良株・ファンド-9.13%S&P5001.639%

EXE-iグローバル中小型株式ファンド

-22.00%FTSEグローバル スモール・キャップ インデックス0.331%程度

どれも純粋なアクティブ型といえない商品ですが金融庁の選別だとアクテイブ型とされている商品です。

フィデリティ・欧州株・ファンドはこの手のランキングでは必ず上位に来る商品となっています。

実はこの傾向は結構前から続いています。

3年リターンで比較してもつみたてNISA対象商品で最も高くなっています。


バランス型部門トータルリターンランキング

次はバランス型です。

バランス型は各社かなり力をいれておりたくさんのラインナップがあります。

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ファンド名トータルリターン
(2019年10月1日〜2020年3月31日)
ベンチマーク信託報酬率(税込)
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)-0.92%なし0.154%
たわらノーロード バランス(保守型)-1.14%なし0.55%
auスマート・ベーシック(安定)-2.54%なし0.385%程度
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)-2.80%なし0.154%
たわらノーロード バランス(堅実型)-2.83%なし0.242%以内

バランス型で最も成績がよかったの「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)」でした。この半年間は株やREITの調子が悪かったため、債券、特に先進国債券を多く含んだタイプが強かったですね。

逆に今まで強かったREITを多く含んだ8資産均等型などのタイプが厳しい状況となりました。

つみたてNISAのトータルリターンランキングカテゴリー別まとめ

今回は「新型コロナ騒動中のつみたてNISA対象投資信託トータルリターン(利回り)ランキングを資産クラス別で比較【2020年3月まで】」と題してつみたてNISAの直近6ヶ月のトータルリターンを資産カテゴリー別でランキング形式でみてみました。

この半年は債券特に先進国債券は調子がよく、先進国株、新興国株、国内株、国内REIT、先進国REITがかなり厳しい状況となっています。

国内REITなどは少し前のランキングでは上位を独占している状況でしたね。

期間の違いでこれだけ差が出てしまうのです。

ですから分散投資をすることと定点観測をすることは大事ですよ。

なお、最新のデータはこちらを御覧ください。

つみたてNISA・NISAに加入するなら2社が有力

つみたてNISA・NISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。

選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記のSBI証券、楽天証券が有力となります。

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SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう

SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。

利便性で考えるならSBI証券でしょう。

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SBI証券
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SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。

楽天証券

楽天証券最大のメリットは楽天カードでつみたてNISAの投資信託等を購入できることです。

楽天カードを利用することでポイントが付きますので他の証券会社には真似がしにくいかなりのストロングポイントとなっています。

楽天カードを利用しているなら楽天証券がおすすめですね。

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楽天証券

楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。

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