2021年のつみたてNISAの積立期間が終了しました。
そこで今回はつみたてNISA制度が開始した2018年から2021年まで4年間のつみたてNISAの運用成績となったのかを大公開したいと思います。
果たしてどれだけ投資してどれだけ儲かった?損したのでしょう?
これからつみたてNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
20年間積み立てるものなのであくまで定点観測に過ぎませんが参考にどうぞ
なお、そもそもつみたてNISAってなに?どうやって始めたらいいの?って方はこちらの記事も合わせて御覧ください。
2021年末の2018年分つみたてNISA口座状況
それではまずつみたてNISA制度がスタートした2018年分の運用成績(実績)からみていきましょう。
運用成績は日々変化しますので今回は2022年1月3日現在とします。(大発会前日)
2018年投資分4年間の利益は66%(261,547円)
4年間の利益は261,547円でした。
リターンは66%となります。
ちなみに2020年12月末時点では24.8%の利益でしたから2021年で41%近くプラスになった計算となります。
2021年はかなり大きく上がりましたね。
上限に満たない凡ミス
2018年に実際につみたてNISAで購入した金額は396,300円です。
つみたてNISAの1年で掛けられる上限は400,000円ですから3,700円足りない計算です。
400,000円ギリギリまで掛ける予定でしたが私の凡ミスでこうなってしまっています。
私の場合は、毎日つみたてNISAで1,600円ずつ積立ていました。
そして上限の40万円に少し足りない分をボーナス設定して丁度になるように設定していました。
SBI証券のシュミレーションでは40万円となっていたんですよ。
しかし、祝日の関係なのか40万に満たず終了するという・・・
ちなみに同じミスを2019年、2018年と2年連続やらかしています(笑)
40万円ギリギリまで掛けたい方で毎日つみたてする場合は途中で確認する必要がありますね・・・
売却はなし
ちなみに2018年のつみたてNISAで購入した商品はまったく売っていません。
つみたてNISAの最終期限まで売らないつもりです。
つみたてNISAは20年非課税で投資できる制度ですから期限のころにどこまで増えているのか楽しみですね。
2021年末の2019年分つみたてNISA口座状況
次に2019年分の運用成績(実績)からみていきましょう。
こちらも2022年1月3日現在とします。(大発会前日)とします。
2019年投資分の利益は57%(224,015円)
利益は224,015円でした。
リターンは57%となります。
ちなみに2020年12月末時点では19.81%の利益でしたから2021年だけで37%近くプラスが増えた計算となります。
購入金額は上限に満たず
購入金額は393,000円です。
2019年も毎日つみたてにしていた影響なのか微妙に上限に足りておりません。
売却はなし
2019年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。
こちらも最後まで持っておくつもりです。
2021年末の2020年、2021年分つみたてNISA口座状況
最後は2020年、2021年分の運用成績(実績)からみていきましょう。
※楽天証券は年度ごとにならず合算で表示されてしまうようなので2年分まとめて見ておきます。
こちらも2022年1月3日(大発会前日)とします。
画面が違うのは2020年のつみたてNISAから楽天証券に変更したからです。(楽天カードポイント目当て)
慣れもあるのでしょうが、楽天証券はちょっと見にくいですね・・・
2020年、2021年の利益は33.4%(267,201円)
2年間の利益267,201円でした。
リターンは33.4%となります。
それぞれの年の内訳は
2020年分は399,993円分購入で評価額602,158円。+202,165円(+50.5%)
2021年分は399,996円分購入で評価額465,030円。+65,034円(+16.5%)
となっています。
2年間の積立投資のリターンとしてかなり良い感じですね。
投資金額は799,989円
投資金額は799,989円でした。
2019年まではSBI証券。2020年からは楽天証券で楽天カードでの購入としています。
つみたてNISAの仕組み上、クレジットカード積立の場合は変更年は初月買付が出来ない仕組みとなっていました。
そのため、変更年(2020年)は増額設定で処理したのですが、満額きれいに利用できなかったですね・・・
そのため2020年の積立金額は399,993円でした。
2021年分は毎月33,333円の399,996円の積立としています。
40万円という12ヶ月で割り切れない上限なのがつみたてNISAの仕組み上イケてないところですね。
下記のとおり40万円ギリギリまで購入する方法がないわけではありませんが、4円という誤差レベルなのでやっていません。
売却はなし
2020年、2021年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。
こちらも最後まで持っておくつもりです。
2021年末時点のつみたてNISA4年間のトータル損益
4年間のトータルもみておきましょう。
こちらも2022年1月3日(大発会前日)で以下の損益となります。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
4年間の投資額 | 2022年1月3日現在 | 損益 | |
つみたてNISA損益 | 1,589,289円 | 2,342,077円 | 752,788円 (+47.36%) |
4年間の利益は47.36%(752,788円)
4年間の投資額は1,589,289円(制度上の上限1,600,000円)
利益は752,788円でした。
リターンは47.36%となります。
4年間買う商品を決めて放置しているだけですがこれだけの利益がでたのです。
※すべて利益確定していませんので、あくまで含み益です。
私がつみたてNISAで投資している商品
私がつみたてNISAの投資方法はちょっと独特かもしれません。
つみたてNISA単独では考えていないんですよ。
同じく積立投資をしている個人型確定拠出年金(iDeCo)と合わせて考えているのです。
iDeCoは67,000円を毎月掛けています。(自営業者、付加年金加入者の上限)
ですからつみたてNISAと合わせて約月10万円を以下のようなアセットアロケーションになるように投資をしています。つみたてNISAは債券やREIT単独の投資信託とかは対象になっていませんので、iDeCoで債券やREIT分は大半投資をしていますね。
ですから株が大きく伸びたここ最近傾向もあり、つみたてNISAの方が成績が良くなっています。
ちなみにiDeCoの12月末の損益はプラス14.6%でした。
※アセットアロケーションとは資産配分のことです。
わたしのアセットアロケーション
具体的には以下のようなアセットアロケーションとしています。
さらに投資先は以下のように分散しています。
REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)
この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。
世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。
簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。そこにちょっと遊びでREITが入っています的な・・・
eMAXIS Slimなどが中心
具体的な投資商品は前述したアセットアロケーションになるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。
基本的にはインデックスのファンドですが、国内については一部遊びの意味も含めてアクティブ型にも投資をしていますね。 (つみたてNISAではインデックスファンドのみ)
また、本サイトをやっていることもあり、実験的にいろいろな同じベンチマークの商品を実際に買って成績を試してみてたりしています。
私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は下記のように1本で完結する商品がオススメですよ。
2021年は株が強く債券が弱かった
当面この比率で投資しようと思います。
まとめ
今回は「つみたてNISA4年間の運用成績(実績)を大公開。どれだけ投資してどれだけ儲かった?損した?」と題してつみたてNISAの運用成績(実績)を見てきました。
実際のリアルな数字ですから、これからつみたてNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
同じくIDeCoやIPO投資についてもリアルな数字を公開していますので参考にどうぞ。
つみたてNISA・NISAに加入するなら2社が有力
つみたてNISA・NISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。
選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記のSBI証券、楽天証券が有力となります。
SBI証券
SBI証券は三井住友カードで購入できるようになって隙がなくなりましたね。(もう少し早く三井住友カードの投資信託購入がスタートしてれば私もそのままSBI証券でつみたてNISAを利用していましたね)
商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天証券とならんで筆頭候補となるでしょう
SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。
利便性で考えるならSBI証券でしょう。
資料請求等はこちらから
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。
楽天証券
楽天証券最大のメリットは楽天カードでつみたてNISAの投資信託等を購入できることです。
楽天カードを利用することでポイントが付きますので他の証券会社には真似がしにくいかなりのストロングポイントとなっています。
楽天カードを利用しているなら楽天証券がおすすめですね。
資料請求等はこちらから
楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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