個人的に大きなニュースが入ってきました。
SBI証券で三井住友カード仲介口座を利用していない方でもVポイントサービスが使えるようになるというのです。
少々ややこしいので今回はこの件を解説していきます。
三井住友カード仲介口座以外でもVポイントサービスが使える
SBI証券ではポイント連携としてTポイントやPonta、dポイント、JALマイル、Vポイントが選択できます。
それぞれ条件は多少違うのですが、三井住友カード(NL) や三井住友カード ゴールド(NL)で貯まるVポイントを投信などの購入に使うには、三井住友カード仲介口座にする必要があるという制限がありました。
詳しくはこちらの記事で解説しております。
それがあったので今まで私はTポイントで連携していたのですが、2023年2月27日より緩和され、通常のSBI証券口座でもVポイントサービスが利用できるようになりました。
Vポイントでポイント投資ができるように
この変更による最大のメリットはVポイントで投資信託が買えるようになるってことですね。
Vポイントでのポイント投資は今までもできましたが、以下の条件のように三井住友カード仲介口座でないといけないとおう制限があったのです。
それが緩和されました。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
概要 | 投資信託の買付代金にVポイントが利用可能 (買付代金の全額または一部) |
対象のお客さま | SBI証券Vポイントサービスをご登録されている方 ↓ SBI証券口座を保有し、 SBI証券Vポイントサービスをご登録されている方 |
対象サービス | SBI証券の投資信託の金額指定の買付 |
利用可能ポイント | Vポイント 通常ポイント(含む、期間限定ポイント)、 Vポイント ANAマイレージ移行可能ポイント |
ポイント利用単位 | 1ポイント1円相当 ・利用上限:99,999,999ポイント ・利用下限:最低1ポイントから利用可能 (SBI証券の投資信託は100円から購入できます。) |
出典:三井住友カード SBI証券Vポイントサービスとは より
今までこのサービスを利用できる方はSBI証券三井住友カード仲介口座を保有し、SBI証券Vポイントサービスをご登録されている方となっていましたが、SBI証券口座を保有し、SBI証券Vポイントサービスをご登録されている方と変更になったのです。
私も早速、連携するポイントをVポイントに変更しましたが、すでにVポイントで投資信託が買えるようになっていますね。
とてもありがたい変更となります。
三井住友カード仲介口座のほうが有利な点も
ただし、Vポイントアッププログラム(SBI証券)にはまだ三井住友カード仲介口座のほうが有利な点もあります。
出典:SBI証券 「Vポイントアッププログラム(SBI証券)」のご案内 より
NISA残高が30万円以上有る場合には対象の店舗(コンビニ、飲食店等)のクレジットカード利用に対するVポイント還元率が+1.0%というものが三井住友カード仲介口座の方限定なんですよ。
対象の店舗(コンビニ、飲食店等)の利用が多い方は大きな違いになりますね。
また、国内株式現物取引の国内株式手数料マイレージは三井住友カード・三井住友銀行仲介口座独自特典としてスタンダードプランおよびPTS取引の月間合計手数料の3.00%のポイントとなっています。
三井住友カード・三井住友銀行仲介口座以外は1.10%のポイントとなります。
ですからこのあたりにメリットを感じる方は三井住友カード仲介口座への変更を検討してもよいかもしれません。
三井住友カード仲介口座への変更は簡単
なお、三井住友カード仲介口座への変更はSBI証券で仲介口座変更の申込みページが用意されていますので、そこで変えることは可能です。
変更自体は下記のような案内があるように時間もあまり掛からず、簡単にできそうです。
コース変更完了には、お申込み完了後から、1~2営業日程度かかります。
出典:SBI証券 既にインターネットコースで口座を開設していますが、金融商品仲介業者へのコース変更は可能ですか?
三井住友カード仲介口座へ変更するデメリットはないのか?
それでは三井住友カード仲介口座へ変更することのデメリットはないのでしょうか?
結論を先に言えば
まず三井住友カード仲介口座では、
Vポイントが貯まるコース(三井住友カード仲介口座)への変更完了後は、投資信託のお買付にTポイント、Pontaポイントを利用すること、また当社が定める取引やサービスを利用したときにVポイント以外のポイントを獲得することはできません。出典:SBI証券 既にインターネットコースで口座を開設していますが、金融商品仲介業者へのコース変更は可能ですか?
という制限があります。
また、一部キャンペーンが対象外になる可能性があります。
例えばSBI証券へ投資信託を乗り換えるとポイントが貰える「ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン第二弾」のキャンペーン概要に以下のような注意書きがあります。
まとめ
今回は「SBI証券で三井住友カード仲介口座以外でもVポイントサービスが使えるように」と題して三井住友カード仲介口座以外でもVポイントサービスが使えるようになったという話をみてきました。
3月から「Olive」も始まりますし、三井住友カード プラチナプリファードでの投信積立が5%還元になったりとか三井住友カード経済圏がかなり勢いがありますね。
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