「ひふみ」シリーズ(ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金、ひふみワールド、ひふみワールド+など)を運用するレオス・キャピタルワークスから新たなファンドが誕生します。
「ひふみマイクロスコープpro」です。
根強い人気のひふみシリーズに新たに選択肢ができた格好ですね。
個人的にアクティブファンドはあまり評価しないケースが多いですが、こちらはかなり注目しています。
今回は「ひふみマイクロスコープpro」について見ていきます。
ひふみマイクロスコープproの概要
まずは「ひふみマイクロスコープpro」の概要からみていきましょう。
なお、下記情報はレオス・キャピタルワークス株式会社から提出された有価証券届出書及び公式サイトの発表がソースとなっています。
元資料が見たい方は有価証券報告書等に開示資料を閲覧するサイトであるEDINETから「ひふみマイクロスコープpro」と検索してみてください。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
ファンドの名称 | ひふみマイクロスコープpro |
運用会社 | レオス・キャピタルワークス株式会社 |
投資対象 | 国内の株式 |
設定日 | 2024年3月19日 |
ひふみマイクロスコープproの投資先は小型株
ひふみマイクロスコープproの投資先は小型株が中心となるとのこと。
具体的には下記のように小型株の成長企業を発掘する形ですね。
・長期的な経済循環や経済構造の変化等を総合的に勘案しつつ、定性、定量の両方面から徹底的な調査・分析を行ないます。
・長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられ、かつ成長が期待できる小型株を長期的に選別投資します。出典:レオス・キャピタルワークス 有価証券届出書より
出典:レオス・キャピタルワークス 有価証券届出書より
もともとのひふみ投信のイメージに近いかもしれません。
つまり、原点回帰かな。
ひふみ投信は成績がよかったこともあり、テレビなどで紹介される、資金が集まるという好循環となりました。
しかし、その影響で中小型株だと影響が大きくなりすぎ、どんどん投資先が大きな企業となり成績も落ちたイメージです。
「池の中のクジラ」とか評されていましたから・・・
人気になった場合に「ひふみマイクロスコープpro」は小型株でどこまで頑張れるのか注目です。
ひふみ投信の特徴はそのままあり
また、ひふみ投信の特徴は「ひふみマイクロスコープpro」でもそのまま生きています。
・世界情勢や経済の変化に対応し、保有する株式の比率を柔軟に変化させることで効率性の高い運用を目指します。
・業界に先駆けて、ファンドマネージャーやアナリストの「顔が見える運用」を取り入れ信頼の向上を目指しています。出典:レオス・キャピタルワークス 有価証券届出書より
特にファンドマネージャーの顔が見えるのが大きいですね。
「ひふみマイクロスコープpro」のファンドマネージャーはひふみ投信の藤野さんではなく渡邉庄太さんとのこと。
ひふみマイクロスコープproの手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
ひふみマイクロスコープproの信託報酬率は
購入時手数料
上限3.30%
信託財産留保額
信託財産留保額は
ひふみマイクロスコープproの取り扱い金融機関
ひふみマイクロスコープproの取り扱い金融機関で今の時点では発表されているのは下記です
千葉興業銀行
マネックス証券
楽天証券
SBIネオトレード証券
ネット証券大手三社が取り扱いますので購入しやすいですね。
ひふみ系は多くの証券会社、銀行で扱われていますので今後増えてくるものと思われます。
なお、6月中を目途に直接販売の開始も計画しているとのこと。
設定日等
なお、設定日等は以下のとおりです。
募集期間:2024年3月5日から2024年3月18日まで
継続募集期間:2024年3月19日以降
まとめ
今回は「ひふみ復活なるか?原点回帰の「ひふみマイクロスコープpro」新規設定」と題してひふみマイクロスコープproのレビューを見てきました。
結論としては以下のとおりです。
評価:5一時期一番人気だったひふみ投信。その元々の特徴である小型株への投資に特化するというファンドで期待大です。実際の成績をみてみないとわかりませんが、面白い存在になりそうな予感。足を使って銘柄を発掘するファンドなので信託報酬率が高いのは仕方ありません。それを補うだけの成績を期待したいところ
ひふみマイクロスコープproを買うならネット証券大手3社がおすすめですね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。