年金だけでは老後資金が2,000万円足りないという問題が取り上げられてから証券会社や銀行に行って投資を始める人が増えたそうです。
しかし、証券会社や銀行にいけば自社が儲かる地雷的な商品を売りつけられるなんてことも・・・
先日、日経新聞に年金だけでは2000万円足りないという報道があってから証券会社や銀行に行って投資を始める人が増えたとの記事が掲載されていました。ある意味、投資をやる人が増えることは金融庁の思惑どうりと言えばそうなのですが、ちょっと心[…]
そこでおすすめしたいのがつみたてNISAとiDeCoです。
どちらも優遇がありますから初めての投資に最適なのです。
特に、iDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)は節税効果がかなり大きいですからおすすめしたい制度です。
しかし、各社取り扱い商品が異なる上、多くの取り扱い商品がありますから、どれを選んだらよいのか分からない方もみえるでしょう。
そこで今回はそんな何を買っていいか分からない方向けに、とりあえず「これを買っておけ」というiDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)の初心者向けおすすめ投資信託をご紹介していきます。
iDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)は取り扱い商品が金融機関ごとに異なりますから、今回は私がおすすめしている運営管理機関手数料が無料の6社(マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券、イオン銀行、大和証券)のおすすめ投資信託をご紹介しましょう。
ちなみにiDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)は取扱商品な金融機関ごとに全然違いますからどこで始めるのかという金融機関選びもかなり重要ですよ。
なお、iDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)ってなに?って方はこちらの記事から御覧ください。
この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)はかなりお得で良い制度です。その反面、株式投資などの資産運用などの経験がないとかなりわかりにくく難しい制度でもあります。そのため「お金に生きる」でもかなり力を入れて記事を書いてきました[…]
iDeCoで初心者が選ぶべき投資信託のポイント
まずは初心者が迷ってしまう、どこをみて投資信託を選べばよいのかを見ていきましょう。
投資信託を選ぶ際のポイントはたくさんありますが、特に重要な5つのポイントは以下のとおりです。
この5つを意識するだけで大きな失敗はないと思われます。
信託報酬が低い
ノーロードであること(購入時手数料無料)
純資産額が多いこと
ベンチマークとの乖離が少ないこと
iDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)はつみたてNISAと違い、金融庁が投資信託を選別しているわけではありませんので信託報酬が異様に高いものも含まれています。
つまり、地雷が多くあるんですよね。
ですからまずはそれら商品を篩にかけましょう
金融庁のつみたてNISA向けの指針を参考に
篩にかけるのにおすすめなのは金融庁のつみたてNISA向けの指針のルールです。
金融庁は初心者でも安心して買えるようにつみたてNISAで扱える投資信託やETFの条件を厳しく制限しているのです。
これを調べるのが面倒な方はつみたてNISA対象となっている投資信託でiDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)でも取り扱われているものを選べばよいでしょう。
下記の条件をクリアしていないとつみたてNISA対象となりませんからね。
共通の条件
・毎月分配型でないこと
・一定の場合を除き、デリバティブ取引による運用を行わないこと
インデックス投資信託
・税抜き信託報酬が以下のような水準であること
海外資産を組み入れているインデックス投信:0.75%
アクティブ投資信託
・税抜き信託報酬が以下のような水準であること
海外資産を組み入れているインデックス投信:1.5%
・50億円以上の純資産があること
他にもETFの条件などがありますが個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)でETFは買えないので省略します。
つまり・・・
毎月分配型でなく
信託契約期間が長く
資金流入超が大半で
純資産50億以上
っていう投資信託を探せばよいのです。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)では毎月分配型や信託契約期間が短いものはおそらく扱われていませんので、信託報酬の利率と資金流入状況、純資産の3点をチェックすればよいでしょう。
初心者向けに追加したいルール
さらに初心者が買うならば以下の点に気をつけたいです。
投資信託で長期投資する場合の基本は積立投資、分散投資です。
積立投資はiDeCo(個人型確定拠出年金/イデコ)の時点でクリアできますが、分散投資になるかどうかは選ぶ商品で変わってきます。
アセットアロケーションを考えてどの商品を選ぶのかというのはちょっと初心者の方にはハードルが高いです。
また、長期投資を分散で行う場合には運用結果を元に資産を再配分するリバランスが重要となります。
しかし、初心者にはこちらもハードルが高いのです。
以上の点を踏まえると1本で分散投資が完結できるタイプがおすすめなのです。
1本で完結するタイプは分散投資ももちろんできますし、リバランスも自動で行ってくれるんですよ
初心者向けiDeCoおすすめ投資信託(複数資産への分散投資型)
iDeCo取り扱いの投資信託の中でも1本で複数資産へ分散投資できるタイプだとかなり数が絞られます。
その中で特によりすぐりの商品をご紹介しましょう。
まずは複数資産への分散投資をするタイプです
マネックス証券、松井証券、SBI証券(セレクトプラン)の初心者向けおすすめ投資信託
まずはマネックス証券、松井証券、SBI証券(セレクトプラン)のおすすめは共通の商品となっております。
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」です。
この商品はもちろん上記のルールをクリアしてつみたてNISA対象商品にも選ばれています。
これ1本で国内株式、国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券、新興国株式、新興国債券、国内REIT、先進国REITの8つの資産に分散投資ができるというコンセプトの商品です。
過去の成績を見てもどのカテゴリーが伸びるかなんて予想するのは難しいんですね。
今で言えば国内REITが非常に調子よく、国内株とかはかなり低迷気味です。
しかし、時期によってはその逆もありえます。
予想もなかなか当たりませんからそれなら均等に投資してしまおうという非常に面白いコンセプトの商品なんです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基本情報
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の基本情報を見ておきましょう。
ファンド名 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
商品カテゴリー | グローバルバランス(インデックス型) |
ベンチマーク | 各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマーク |
信託報酬率(税込)/年 | 0.1512%以内 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 29,584百万円(2018年8月13日) |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の過去成績
それではeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
順調に成績を伸ばしている感じですね。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
1.58% | 5.07% | 3.42% | 10.24% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のメリット・デメリット
それではeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)にはどのようなメリットがあるのでしょう?
たくさんありますが、特にポイントなるのが以下の点です。
リバランスが不必要
信託報酬が低く、値下げ競争にも安心
純資産額が順調に伸びている
特に大きいのが8資産に分散投資されていることで例えば株が大きく値を下げていてもそれほど気にする必要がないのがうれしいところです。
1本で完結してしまう商品ですから初心者には難しいリバランスも不要です。
逆にデメリットはあるのでしょうか?
デメリットをしいてあげるなら株オンリーの商品と比べると長期的にみて成績がわるい可能性が高いことでしょう。
どうしても債券が入っていますからね。
ただし、その分安定していますから下げも少なくなります。
ですから単純なデメリットとは言えないところではあります。
SBI証券(オリジナルプラン)の初心者向けおすすめ投資信託
SBI証券(オリジナルプラン)も上記のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とほぼ同じコンセプトの「iFree 8資産バランス」がラインナップされています。
メリット・デメリットはeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とほぼ同じですね。
新興国株式のベンチマークが多少違いますけどね。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とiFree 8資産バランスの違いが気になる方はこちらの記事を御覧ください。
つみたてNISA制度が始まってから1年少し経ちました。対象となる投資信託も徐々に増え始めインデックス投資信託142本、アクティブ投資信託17本とかなり増えてきました。中でも複数の指数を組み合わせたバランス型と言われる商品が68本とか[…]
iFree 8資産バランスの基本情報
「iFree 8資産バランス」の基本情報を見ておきましょう。
ファンド名 | iFree 8資産バランス |
商品カテゴリー | グローバルバランス(インデックス型) |
ベンチマーク | 各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマーク |
信託報酬率(税込)/年 | 0.2376%以内 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 14,533百万円(2018年8月13日) |
iFree 8資産バランスの過去成績
それではiFree 8資産バランスの成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
順調に成績を伸ばしている感じですね。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
1.47% | 4.80% | 3.66% | 21.29% |
イオン銀行の初心者向けおすすめ投資信託
イオン銀行もeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とほぼ同じコンセプトの商品がおすすめです。
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」です。
メリット・デメリットはeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とほぼ同じですね。
こちらは新興国債券のベンチマークが多少違いますね。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とたわらノーロード バランス(8資産均等型)の違いが気になる方はこちらの記事を御覧ください。
つみたてNISA制度が始まってから1年少し経ちました。対象となる投資信託も徐々に増え始めインデックス投資信託142本、アクティブ投資信託17本とかなり増えてきました。中でも複数の指数を組み合わせたバランス型と言われる商品が68本とか[…]
たわらノーロード バランス(8資産均等型)の基本情報
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」の基本情報を見ておきましょう。
ファンド名 | たわらノーロード バランス(8資産均等型) |
商品カテゴリー | グローバルバランス(インデックス型) |
ベンチマーク | 各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマーク |
信託報酬率(税込)/年 | 0.2376%以内 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 3,928百万円(2018年8月13日) |
たわらノーロードバランス(8資産均等型)の過去成績
それではたわらノーロード バランス(8資産均等型)の成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
順調に成績を伸ばしている感じですね。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
1.53% | 5.52% | 3.64% | 8.66% |
楽天証券、SBI証券(セレクトプラン)の初心者向けおすすめ投資信託
楽天証券は8資産均等バランスがラインナップされていませんが代わりにおすすめしたいのが「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」です。
ちなみにSBI証券のセレクトプランでもラインナップあります。
この商品はファンド1本で世界中に分散投資をできる商品で大変人気の高い商品です。
8資産バランスは均等に分散投資となっていましたが、こちらは地域別の投資比率は市場の規模に応じて変化させます。
ですから世界の経済の変化にも対応できるのです。
投資は株式50%、債権50%が原則となっています。
内訳は世界の経済によって変わっていきますが、現在の状況だと以下のとおりです。
米国債券26.3%、欧州債券18.9%、日本債券6.0%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基本情報
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の基本情報を見ておきましょう。
老舗の人気ファンドだけあって純資産額がすごいですね。
ファンド名 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド |
商品カテゴリー | グローバルバランス(インデックス型) |
ベンチマーク | – |
信託報酬率(税込)/年 | 0.6%+-0.02%程度 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 178,265百万円(2018年8月13日) |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの過去成績
それではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
順調に成績を伸ばしている感じですね。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
1.75% | 7.00% | 2.10% | 49.10% |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのメリット・デメリット
それではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドにはどのようなメリットがあるのでしょう?
たくさんありますが、特にポイントなるのが以下の点です。
1本で世界経済全体に投資が可能
リバランスが不要
純資産額大きく、順調に伸びている
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの最大のメリットは長期間運営してきており、純資産額もかなり大きいことでしょう。
前述のように設定来49.1%の利益ですからね。
逆にデメリットはあるのでしょうか?
株オンリーの商品と比べると成績が悪い
デメリットとしては他の紹介した商品と比較して少し信託報酬が高めのことでしょう。
これは均等に投資をする商品と比較すると手間暇が掛かるからある程度は仕方ない部分はあるでしょうね。
大和証券の初心者向けおすすめ投資信託
大和証券は1本で完結できるタイプとして「DCダイワワールドアセット」というシリーズが3つラインナップされています。
ただし、どれも信託報酬が高くあまりおすすめはできません。
大和証券も「ダイワつみたてインデックスシリーズ」は信託報酬が安くおすすめしやすいのですが・・・
ですから大和証券ではじめるならば下記記事のように自分で組み合わせるのがおすすめですね。
大和証券は証券大手であり、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。今でこそ手数料は無条件無料が多いですが、大和証券も残高50万円以上で運営管理機関の手数料を0円としています。今後、無条件無料のSB[…]
初心者向けiDeCoおすすめ投資信託(世界全体の株へ投資)
次は前述の商品と比べると少しリスクがあがりますが株のみへ投資をするタイプです。
株のほうが期待値は高いですから長期的な目で見て投資をするならこちらの方がおすすめです。
ただし、その分値動きも大きくなりますからどれだけ下げに耐えられるかどうかってところですね。
株へ投資するタイプはたくさんありますが、とくに初心者におすすめしたいのは世界全体の株へ投資をするタイプです。
ただし、35本制限の影響もありiDeCoではこの手の商品それほどラインナップされていないんですよ。
SBI証券(セレクトプラン)の初心者向けおすすめ投資信託
まずはSBI証券(セレクトプラン)にラインナップされている「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))」です。
前述の8資産バランスは様々な資産に分散投資をしていましたが、こちらの商品は株に特化して世界に分散投資をするタイプです。
1本で全世界の株に投資できるんですからかなりありがたいところですね。
つまり、どこの国がとか関係なしに世界経済全体の成長を待てばよいということになります。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの基本情報
「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の基本情報を見ておきましょう。
ファンド名 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド |
商品カテゴリー | 国際株式・グローバル・含む日本 |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬率(税込)/年 | 0.15%程度 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 2,914百万円(2018年8月13日) |
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの過去成績
それではSBI・全世界株式インデックス・ファンドの成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
すべて株ですから波がある感じはあります。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
2.07% | 8.16% | 0.46% | 3.13% |
SBI・全世界株式インデックス・ファンドのメリット・デメリット
それではSBI・全世界株式インデックス・ファンドにはどのようなメリットがあるのでしょう?
たくさんありますが、特にポイントなるのが以下の点です。
リバランスが不必要
信託報酬が低い
特に大きいのが信託報酬の低さでしょう。
1本で世界全体の株に分散投資できるのに信託報酬率が0.15%程度とかなり低いのはすごい時代になったものです。
逆にデメリットはあるのでしょうか?
純資産額がそれほど増えていない
デメリットをしいてあげるなら株だけに投資をしていますから、値動きが大きくなりがちです。
ただし、長期的な目でみれば全世界の経済は成長するでしょうからかなりプラスとなる期待値は高いはずです。
値動きが大きくなりますので途中で投げ出さないのかが初心者の方だとその点がちょっと心配なところですね。
また、他の商品に押されてしまっているのか純資産額があまり増えていないのはちょっと心配なところであります。
楽天証券の初心者向けおすすめ投資信託
次は楽天証券です。
「楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」です。
こちらもSBI・全世界株式インデックス・ファンドとほぼ同じようなコンセプトで1本で全世界の株式に投資をすることが可能となっています。
楽天・全世界株式インデックスファンドの基本情報
「楽天・全世界株式インデックスファンド」の基本情報を見ておきましょう。
ファンド名 | 楽天・全世界株式インデックスファンド |
商品カテゴリー | 国際株式・グローバル・含む日本 |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬率(税込)/年 | 0.2196%程度 |
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産額 | 23,344百万円(2018年8月13日) |
楽天・全世界株式インデックスファンドの過去成績
それでは楽天・全世界株式インデックスファンドの成績を確認しておきましょう。
トータルリターン(7月31日時点)は以下のとおりです。
すべて株ですから波がある感じはあります。
同じベンチマークのSBI・全世界株式インデックス・ファンドと比較して少しだけ成績が良くなっていますね。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 |
2.16% | 8.48% | 0.59% | 5.74% |
楽天・全世界株式インデックスファンドのメリット・デメリット
それでは楽天・全世界株式インデックスファンドにはどのようなメリットがあるのでしょう?
たくさんありますが、特にポイントなるのが以下の点です。
リバランスが不必要
信託報酬が低い
純資産額が増えている
前述のSBI・全世界株式インデックス・ファンドと比較すると純資産額の伸びが良いですね。
逆にデメリットはあるのでしょうか?
デメリットをしいてあげるなら株だけに投資をしていますから、値動きが大きくなりがちです。
ただし、長期的な目でみれば全世界の経済は成長するでしょうからかなりプラスとなる期待値は高いはずです。
値動きが大きくなりますので途中で投げ出さないのかが初心者の方だとその点がちょっと心配なところですね。
松井証券、イオン銀行、大和証券、SBI証券(オリジナルプラン)
松井証券、イオン銀行、大和証券、SBI証券(オリジナルプラン)は1本で世界全体の株に投資が出来るタイプがラインナップされていません。
ですから同様の比率で投資をしたい場合には自分でいくつかの組み合わせて作る必要があります。
先進国株だけでいいだろ。とか米国株だけでいいだろって意見もありますし、そのあたりも加味してアセットアロケーションを考えてくださいね。
おすすめの組み合わせなどはこちらの記事を御覧ください。
今回はわたしがマネックス証券でiDeCoをはじめるならどの運用商品を選ぶのかを考えてみて見たいと思います。マネックス証券は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を取り扱う機関の中で後発です。そのため他社と比較して低信託報酬[…]
今回は私なら松井証券のiDeCoでこれを選択するというのを考えてみたいと思います。もちろん投資は自己責任なのでどこに投資するのはご自身でよく考えてくださいね。私の選んだ運用商品で損がでたとしても保証はいたしかねます。[…]
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まとめ
今回は「1本で完結が理想。iDeCo(イデコ)のおすすめ初心者向け投資信託はこれだ」と題して初心者向けにおすすめのiDeCo対象の投資信託についてみてきました。
今回ご紹介した商品はどれもおすすめの商品です。
自分の考えにあった商品を選択してくださいね。
まとめると以下です。
・SBI証券(オリジナルプラン):iFree 8資産バランス
・イオン銀行:たわらノーロード バランス(8資産均等型)
・楽天証券、SBI証券(セレクトプラン):セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・楽天証券:楽天・全世界株式インデックスファンド
・マネックス証券:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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