SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)レビュー

三井住友銀行のiDeCo新プラン「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」レビュー

三井住友銀行が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)向けに新プラン「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」を発表しました。

特徴の一つは運営管理機関手数料が無条件で無料である点です。

運営管理機関手数料は少しずつ無条件無料の金融機関が増えており、SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券イオン銀行大和証券auカブドットコム証券に続いて9社目となります。

大手銀行では初ですね。

さらに「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」に他の金融機関から移換する場合に最大50,000円分の電子マネーがもらえるキャンペーンも実施されます。

今回は三井住友銀行の「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」について見ていきます。

なお、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ってそもそもなに?って方はこちらのまとめ記事から御覧ください。

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三井住友銀行のiDeCo新プラン「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」の特徴

三井住友銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の新プラン「みらいプロジェクトコース」は大手銀行初の運営管理機関手数料が無条件で無料以外にもかなり特徴的な点がいろいろあります。

ただし、、先に結論から言っておけば「おすすめ出来かねる」内容のコースなんです


運営管理機関手数料が無料

最大の特徴が大手銀行初の運営管理機関手数料が無料である点でしょう。

三井住友銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の従来コースである「標準コース」と手数料比較は以下のとおりです。

コース標準コースみらいプロジェクトコース
国民年金基金連合会に支払う手数料毎月 103円
(年間1,236円)
毎月 103円
(年間1,236円)
運営管理機関手数料毎月 255円
(年間3,060円)
無料
事務委託先金融機関手数料毎月 64円
(年間768円)
毎月 64円
(年間768円)
合計毎月 422円
(年間5,064円)
毎月 167円
(年間2,004円)

毎月255円(年間3,060円)違いますからかなり大きいですよね。

20歳から60歳まで個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)するとすれば40年運用となります。

40年で122,400円も運営管理期間手数料だけで差が出ますからかなり大きいですね。

標準コースについて詳しくはこちらの記事を御覧ください。

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元本確保型の定期預金等のラインナップがない

かなりびっくりするのが元本確保型の定期預金や保険などのラインナップが用意されていない点です。

すべての方に「つみたて投資」をはじめてほしい。 だから、定期預金などの元本確保型商品をなくしました。

という記載が大きくうたってありますね。

実際、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は手数料がそれなりにありますから、その点を考えると定期預金はあまりおすすめできない投資先ではありますが、かなり思いっきりましたね。

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社会貢献につながる仕組み

これも他の金融機関にない仕組みですが個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で社会貢献につながる仕組みがあります。

それが毎年、加入者・運用指図者の方1人あたり100円を未来を支える子どもたちのために三井住友銀行が寄付していきます。

このあたりも1年で100円ですから大したことはないですが、意識の持ち方としては面白い取り組みですね。

問題は商品ラインナップ

ここまで見ているとかなり良質な個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運営機関です。

しかし、大きな落とし穴があります。

肝心の運用商品(投資信託)のラインナップがかなり微妙なんです。

カテゴリー運用商品名(投資信託)信託報酬率(税込)
バランス型三井住友・資産最適化ファンド(1安定重視型)0.9904%
三井住友・資産最適化ファンド(2やや安定型)0.9904%
三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)0.9904%
三井住友・資産最適化ファンド(4やや成長型)0.9904%
三井住友・資産最適化ファンド(5成長重視型)0.9904%
国内株式型三井住友・日本株式ESGファンド1.11664%
つみたて椿0.9720%
GS ビッグデータ・ストラテジー(日本株)1.2960%
外国株式型ブラックロック・インパクト株式ファンド(ノーロード/為替ヘッジなし)0.7542%
ブラックロック・インパクト株式ファンド(ノーロード/限定為替ヘッジあり)0.7542%
世界インパクト投資ファンド(資産成長型)1.944%
GS グローバル・ビッグデータ投資戦略Bコース(ヘッジなし)1.3230%
GS ビッグデータ・ストラテジー(エマージング株)1.5490%
イノベーション・インデックス・AI0.8046%
イノベーション・インデックス・フィンテック0.8046%
イノベーション・インデックス・シェアリングエコノミー0.8046%
ブラックロック・ヘルスサイエンス・DCファンド1.2792%
ブラックロック・ヘルスサイエンス・DCファンド1.2792%

びっくりするくらい信託報酬が高い商品ばかりなんです。

多くが信託報酬1%超えなんですよ・・・

金融庁が厳しい選別をしたつみたてNISAの対象になっていない商品がほとんどという・・・

コンセプトとしてはテーマ型投資ということでESG投資、ビックデータ、イノベーションなど時流にあったような投資信託となっていますが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のような長期投資にはどうなんだろうという商品ばかりなんです。

従来のコースである「標準コース」では信託報酬が低コストの商品もいくつか用意されていましたのでこのラインナップは本当に残念です。

運営管理機関手数料を無料にする代わりに信託報酬で稼ごうとする姿勢を隠す気ないレベルですね(笑)

この商品ラインナップを見る限り下記の状況となんら変わりませんね・・・顧客本位とはまったく思えません。

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iDeCo移換キャンペーン

前述のように商品ラインナップがかなり微妙ですからおすすめはできませんが、三井住友銀行ではiDeCo移換キャンペーンを実施中です。


キャンペーン内容

他社iDeCoまたは企業型確定拠出年金からSMBC個人型プラン(みらいプロジェクト)へ100万円以上の資産を移した方に以下のプレゼントがもらえます。

全員:5000円分の選べる電子マネーギフト

また、上記の条件を満たしつつ積立をはじめると(みらいプロジェクトへの加入手続をされた)」20人につき1人抽選でマネーギフトがもらえます。

抽選:つみたてをはじめると20人に1人最大50,000円分の選べるマネーギフト

選べる電子マネーはアマゾンギフト、ワオンポイント、楽天Edy、nanacoなどかなり幅ひろくラインナップされています。

申し込み対象期間

2019年9月2日(月)~2019年11月29日(金)

三井住友銀行「みらいプロジェクトコース」レビューまとめ

今回は「三井住友銀行が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の新プラン「みらいプロジェクトコース」レビュー」と題して三井住友銀行のイデコ新プラン「みらいプロジェクトコース」について見てきました。

結論とすれば

「運営管理機関手数料が無条件で無料や元本確保型の定期預金等のラインナップがないなどコンセプトはよい」
「商品ラインナップが信託報酬が高すぎる商品ばかり」

ですから

おすすめ出来かねるコース

となってしまっていますね。

逆に言えば商品ラインナップさえ見直していただければ下記6社に対抗できる存在にもなれるでしょうから本当に残念です。

今後の改善に期待したいところです。

なお、今現在個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するなら下記の6社の中から選ぶのがおすすめです。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの6社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券の6択の中から決めます。

この6つの金融機関は運営管理機関手数料は無料です。(国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。)

また、運用商品もインデックスファンドを中心に低信託報酬の商品が充実しています。順番に見ていきましょう。

SBI証券

イチオシははSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券はたくさんの運用商品があり、信託報酬も安いものも多くあります。

そのため選択の楽しさがあります。

また、ひふみ年金やジェイリバイブのようなアクティブファンド、iFree8資産やダウ、グローバル中小などの人気商品の取扱もポイント高いですね。

また、2018年11月からセレクトプランなる新しいプランができました。

こちらではeMAXIS Slimなども取り扱いがあり、信託報酬にも他に負けないだけのものになりましたね。

ちなみに既存加入者も無料でプラン変更可能となっています。

私も先日セレクトプランに変更しました。

また、SBI証券は確定拠出年金について古くから携わっており、1番の老舗で安心感が高いのも大きいと思います。

筆頭候補はSBI証券で決まりでしょう。

まずはこちらを検討してみてください。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。

特にeMAXIS Slim先進国株式インデックスが買えるのが大きいですね。

また、最近、一番人気のひふみ年金もラインナップに追加されさらにスキがなくなりました。

松井証券

松井証券のiDeCoは取扱商品が12本と少ないですが、SBI証券やマネックス証券と同様にeMAXIS Slimシリーズを取り揃え信託報酬が最安値水準となっています。

抑えるところは抑えた感じがありますね。逆に本数が少ないことにより選びやすさは増しており初心者向けの筆頭候補といってもよいかもしれません。

また、35本制限まで余裕があるというのは最後発の強みですね。

1番人気のひふみ年金の取扱もあるのもポイント高いです。

イオン銀行

イオン銀行iDeCoはたわらシリーズが充実していたり、ひふみ年金の取扱があります。

このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです。

また、イオン銀行だけ他へ移るときの手数料が無料なのも個人的にポイント高いです。
イオン銀行iDeCo

楽天証券

楽天証券 確定拠出年金は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。

また、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。

今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白いです存在ですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

また、UBS中国株式ファンド、ブラックロック・インド株ファンド、ダイワ・ロシア株ファンド、ダイワ・ブラジル株式ファンドといった他の金融機関ではみかけないその国特化のファンドなんかもあるのがおもしろいですね。

大和証券 iDeCo

総合して考えるとこの6つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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