転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内が届いたら無視は駄目絶対!!

最近立て続けに国民年金基金連合会から届いた【転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内】についてのご質問をいただきました。

これ放置するとかなり面倒なことになってしまうんですよ。

今回は転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内について解説していきます。

なお、iDeCoってなに?方は以下の記事をご覧ください。

この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。

転職、退職したら要注意

転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内はすべての人に送られるものではありません。

これは第2号被保険者(会社員など)の方が転職や退職した場合に必要な手続きです。(11月末時点)

つまり、11月末までに転職や退職した方に送られた書類ってことですね。

この場合は勝手に切り替わらないため手続きが必要なんですよ。

具体的に見ていきましょう。

転職した

まずは会社員の方や共済組合の方が転職したケースです。

この場合には以下の手続きが必要です。

第2号加入者の方が厚生年金の適用事業所に転職した場合は

加入者登録事業所変更届

転職先が記入した事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書

を添付して、運営管理機関に提出ください。

「加入者登録事業所変更届」の入手方法や手続方法は加入してる金融機関によって異なります。
多くの場合は書類を請求してもらって郵送してもらう形となります。

SBI証券の例

例えばSBI証券の場合には以下から変更届が請求ができます。

「勤務先・種別変更」>「転職等で勤務先が変更した(加入者【掛金をかけている方】のみ)」>「変更後の勤務先は共済組合員以外」からお進みください。

以下は、お客さまのお勤め先の状況等によって、ご選択ください。
・「企業型確定拠出年金がない。または、企業型確定拠出年金はあるが加入しない。または、iDeCoと併用できる企業型確定拠出年金に加入する」
・「iDeCoと併用できない企業型確定拠出年金に加入する」

出典:SBI証券 【会社員の方が転職した】【共済組合員の方が一般企業に転職した】等により、他の事業所にお勤め、かつ厚生年金の被保険者である方 より

転職先の年金制度によって加入条件が変わるんですよ。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

>>退職や転職したら個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)はどうなるのか

自営業や専業主婦から会社員へ

なお、自営業の方(第一号被保険者)や専業主婦(第三号被保険者)の方が会社員等になる場合も同様です。

加入者被保険者種別変更届(第2号被保険者用)事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書を運営管理機関に提出する必要があります。

退職後、転職先が決まっていないもしくは自営業者になる場合

退職後、まだ転職先が決まっていなかったり、自営業者になる場合は第一号被保険者となります。

また、そのまま勤務していても勤務条件が変わって厚生年金の対象ではなくなった方も同じです。

つまり、厚生年金の被保険者ではなくなった方ですね。

こちらの場合は転職のケースと提出書類等が変わってきます。

第2号加入者(会社員など)又は第3号加入者(主婦)の方が国民年金の第1号被保険者(自営業者等)になられた場合は

加入者被保険者種別変更届(第1号被保険者用)
を、運営管理機関に提出が必要です。
種別が第2号被保険者(会社員等)から第1号被保険者(自営業者、無職など)に変わるための手続きが必要ってことですね。
「加入者被保険者種別変更届出’(第一号被保険者用)」の入手方法や手続方法も加入してる金融機関によって異なります。
多くの場合は書類を請求してもらって郵送してもらう形となりますね。

SBI証券の例

例えばSBI証券の場合には以下から変更届が請求ができます。

「勤務先・種別変更」>「就職・退職・結婚等で被保険者種別が変更した(加入者のみ)」>「第1号被保険者(自営業・学生)へ変更」からお進みください。

以下は、お客さまの国民年金の納付の状況によって、ご選択ください。
・国民年金保険料の納付手続き済み
・国民年金保険料の納付を免除されることになった

出典:SBI証券 【会社員の方、公務員の方】退職等により、自営業、無職になられた方、または厚生年金の被保険者ではなくなった方

iDeCoは国民年金保険料の加入が前提となっていますので免除等を受けられる方はご注意です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>>iDeCo、付加年金、国民年金基金加入者が国民年金を免除申請する前に知っておくべきこと

第1号被保険者は上限が大きい

なお、第一号被保険者はイデコの上限が大きくなります。

転職が決まるまで・・・って方もその間お金に余裕があれば多く積むことが可能なんですよ。

具体的には月額68,000円が上限となります。(付加年金加入者は67,000円)

ただし、転職が決まるまで長引いてしまえば所得税や住民税の金額も少なくなってiDeCoのメリットも少なくなるでしょう。

そのあたりも考えて検討が必要でしょうね。

>>iDeCo最大のメリットは節税

専業主婦(主夫)になった場合

専業主婦(主夫)になった場合も手続きが必要です。

こちらも自営業者になったケースと同じく種別変更が必要になるのです。

具体的には

加入者被保険者種別変更届(第3号被保険者用)
を、運営管理機関に提出が必要です。
種別が第2号被保険者(会社員等)から第3号被保険者(自営業者、無職など)に変わるための手続きが必要ってことですね。
「加入者被保険者種別変更届出(第3号被保険者用)」の入手方法や手続方法も加入してる金融機関によって異なります。
多くの場合は書類を請求してもらって郵送してもらう形となりますね。

SBI証券

「勤務先・種別変更」>「就職・退職・結婚等で被保険者種別が変更した(加入者のみ)」>「第3号被保険者(専業主婦(主夫))へ変更」からお進みください。

出典:SBI証券 退職等により、主婦(主夫)になった方

第三号被保険者の上限

第三号保険者になるとイデコの上限も変わります。

上限は23,000円となります。

ただし、専業主婦の場合には所得が少ないでしょうから所得税、住民税があまりないケースがほとんどだと思います。

イデコの最大のメリットである節税効果を活かせないのでそのまま加入するのか、運用だけするのか(60歳までは原則引き出せない)を考える必要はあるでしょう。

>>アルバイトやパートの方でもiDeCo(イデコ)を始めたほうが良いのか?

手続きをしなかった場合どうなる?

それでは転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内が届いてもなにも手続きをしなかった場合はどうなるのでしょう?

手続締切日

なお、本手続きの締切は

3月末
となっています。

手続きをしなった場合は掛け金引き落とし停止

手続きを上記締切日までに行わない場合には掛け金引き落とし停止になるとのこと。

具体的には以下のようになっています。

SBI証券

令和3年3月末までに、必要なお手続き又は当連合会へのご連絡を行われなかった場合、令和3年5月26日以降の掛金引落しを停止させていただくこととなります。

出典:SBI証券 国民年金基金連合会から『転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内』
が届いたお客さまへ

引き落としされないつまり、その月は掛けられないということです。

楽天証券

期限までにお手続き等を終了されていない場合は、令和3年5月26日より掛金引落しが停止されますので、ご注意ください。
なお、引落しが停止された分の掛金について後納はできませんので、あらかじめご承知おきください

出典:楽天証券 国民年金基金連合会から、登録情報の変更に関する通知を受領した方へ よくある質問

楽天証券も全く同じですね。おそらくイデコは間に国民年金基金連合会にはいっていますから各社同じ対応になるかと思います。

なお、イデコは後納はできません。

つまり、引き落とせなかった月の掛け金は納めれないということです。



まとめ

今回は「転退職に伴う「個人型確定拠出年金」手続きのご案内が届いたら無視は駄目絶対!!」と題して転職等をシた場合に届く手続き案内を無視しては駄目よって話をみてきました。

まとめると以下の通り。

  • 転職、退職したら手続きが必要
  • 提出書類は転職しているのか、自営業者、無職なのか、専業主婦になるのか等で異なる。
  • 3月末までに手続きしないと5月の引き落としから止められてしまう

該当する方は忘れずに手続きするようにしてくださいね。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
5

SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券iDeCo
5

マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoで唯一iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いがあるところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

松井証券iDeCo
5

松井証券【iDeCo 口座開設申込】

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

楽天証券iDeCo
5

楽天証券 401K用プログラム

楽天証券は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。また、実質信託報酬の低いたわら先進国株、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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