投資しないのもリスク

リスクが怖いからと投資に踏み出さない人は「一点買い」している投資家と同じである

今まったく投資をしていない方にお得なiDeCoつみたてNISAなんかをオススメしても

「でも・・・損することもあるんでしょ?」

とよく言われます。

確かに間違えてはいません。損する可能性は当然あります。しかし、それを補って余りあるメリットがあるのでおすすめしているのですが・・。

しかし、この発言をする人たちがおかしいわけではありません。

人は本質的なところで投資を好まないためです。

プロスペクト理論で証明されているように人は極端に損を嫌う傾向があるんですよ。

ですからこのような発言はある意味人の本質ですから仕方ないといえるでしょう。

そのため、そういわれてしまったら下記記事のようにそれ以上勧めることはしていません。

しかし、実は投資をしないという行為自体に大きなリスクが孕んでいるんですよ。

今回は投資をしないリスクについて考えてみましょう。

投資をしないということは「一点買い」をしている状況

例えばある会社の株に全財産入れている投資家がいれば多くの方は「リスクが高い」やめたほうがよいのでは?と思うでしょう。

しかし、投資をしていない方はある意味「一点買い」をしているこの投資家と同じ状況です。

会社員であれば会社から給料をもらっています。自分の労働力や時間をその会社に投資して給料というリターンをもらっているのです。

自営業者でも自分の事業に自分の労働力や時間、資金を投資してリターンを得ているはずです。

つまり、その会社や事業に1点買いしているのです。

これが悪いわけではありませんが、大きなリスクが孕んでいるのです。

例えば勤めている会社が倒産したり、傾いたりすれば給料がもらえなくなったり、賞与がカットされるようになります。

倒産してしまえば退職金ももらえない可能性が高いです。

最近では経団連の会長が終身雇用を守るのは無理と発言しています。

また、メガバンクなんかを中心に大規模なリストラが最近続々発表・・・

今までみたいに一度会社に入ってしまえば安泰なんてことはもうないのです。

ある程度のエンプロイアビリティが高い人は転職も可能でしょう。

しかし、そうでない人は一気に収入がなくなってしまうのです。(失業保険はありますが)

つまり、投資をしないというのは勤めている、運営している会社に1点買いしている状況と同じなんですよ。

それだけ大きなリスクを抱えてしまっているということなのです。

年金制度も・・・

少子高齢化の影響で年金制度も過度期となっています。

一時期年金だけだと老後資金が2000万円足りない問題が取り沙汰されていました。

これもある意味でいえば会社勤めで日本の年金制度だけに頼ってしまっている1点買いのリスクとなりえます。

預金も目減りする・・・

ワイドショーなどで「投資はしないほうが良い、節約して貯金だけしろ」という自称経済評論家もいますが、これもリスクが大きいのです。

預金にはインフレリスクがあるんですよ。

日本では物価上昇率2%を目指しています。

もし物価が2%上がれば実質的にお金の価値が2%下がったことになります。

今まで100円で買えていたものが102円になるのですから当然といえば当然です。

預金していても2%も金利が付くことは基本ありません。

そうなれば預金していれば実質目減りしている状況と同じなんですよ。

これも給料をもらって預金だけしている場合のリスクなのです。

リスク回避の大前提は分散すること

それではどうすればよいのでしょう?

リスクを分散するのです。

投資格言で有名なものに以下のようなのがあります。

卵は1つの籠(かご)に盛るな

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということです。

つまり、1つの集中するのではなく、複数に分散投資する方がリスクを抑えれるよってことですね。

会社や事業に1点買いするのではなく、投資や副業などを含めて分散することが重要なのです。

投資でリスクを分散しよう

まずは一番手軽なのが投資です。

最近は多くのネット証券会社や投資会社間での値下げ競争が激しく投資環境が恵まれてきていますしね。

株式投資、不動産投資などいろいろな投資先や投資方法がありますが、それらも分散することでリスクを下げる効果があります。(FXや仮想通貨は投資ではなく投機です)

一番手軽で初心者にオススメなのは投資信託でしょう。

簡単にいろいろな資産に分散投資が可能です。

おすすめは投資信託

投資信託とは名前の通りですが、「投資を信じて託す」ことです。

簡単に言えば、投資家から集めたお金を投資のプロ(ファンドマネージャー)が運用してくれる金融商品のことをいいます。

その運用先や運用方法、運用してくれる人(運用会社やファンドマネージャー)によりたくさんの商品があります。

運用で利益が出れば還元されることもありますし、株などと同じく値上がりしたり、値下がりしたりもします。

詳しくはこちらを御覧ください。

iDeCoやつみたてNISAを活用しよう

投資信託を始めるならiDeCoやつみたてNISAを活用するのがオススメです。

まずはiDeCo

iDeCoとは正式名称を個人型確定拠出年金といい老後の生活に備えるための公的な制度です。

この制度最大の特徴は税金面で様々な優遇措置が取られていることです。

簡単に言えば節税効果があるからお得なんですよ。

詳しくはこちらを御覧ください。

次点はつみたてNISA

つみたてNISAもiDeCoと並んで老後資金を作るための制度として金融庁が推奨しています。

つみたてNISAを一言で言えば金融庁が選別した投資信託を年間40万円まで最大20年間非課税で運用できる制度ってことです。

普通に投資信託を買う場合と比較して非課税運用ができる分だけお得なのです。

詳しくはこちらを御覧ください。

投資先、時間も分散しよう

投資信託を買えば絶対儲かるのか?とよく聞かれますが、投資に絶対なんてことはありません。

しかし、リスクを少しでも下げることは可能です。

以下の3つの事柄を意識するのです。

資産を分散して買う
買う時期を分散する
売る時期も分散する

資産を分散して買う

投資信託にもいろいろな種類があります。

日本株に投資をするもの、世界全体の株に投資をするもの、債券に投資をするもの、金に投資をするものなどなど・・・

これらを分散することでリスクを下げる効果があります。

ただし、おさえておかなければならないことがあります。

例えば複数の資産に分散したとしても同じ動きをする資産ばかり買っていてはあまりリスクを抑える効果は見込めません。

値動きが異なるものを入れることが有効なのです。

それを見ることができるのが相関係数です。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

買う時期を分散する

また、買う時期も分散したいところです。相場には波があります。

そのためどこで買えばよいのかはなかなか難しいです。ですから買うタイミングを何回かに分けて買うことでその波を抑えることが可能となるのです。

特に初心者にとって買う時期を分散していると価格に一喜一憂しなてもよいという部分は大きなメリットですね。

売る時期も分散する

買う時期だけでなく売る時期も同様です。

投資信託だけの話ではありませんが、ほとんどの人は少しでも利益がでれば利益確定したくなり、少しでも損があると損失を現実にしたくなくて損切りできないと言われています。

これが投資にほとんどの人が勝てない理由とも言われているんですね。

つまり、買うタイミングだけでなく売るタイミングもしっかり考えておかないと儲けそこねてしまうんですね。

おすすめは売るタイミングも機械的に分散して売るのがおすすめですね。

最近では証券各社が自動売却の仕組みなんかも導入していますのでそれらを利用すればよいでしょう。

良い投資信託の条件

投資信託といってもたくさんの種類があります。

ですから初心者の方はどれを買ったらよいのかわからなくなってしまうケースが多いです。

そんな時は以下の3つのポイントを意識してください。

購入時手数料がない。(ノーロード型投信信託という)
毎月分配型でない
信託報酬が低い

上2つは絶対条件としてあとは信託報酬が低いものを探すのがオススメです。

信託報酬とは毎月かかってくるコストのことで別名「運営管理費用」ともいいます。

簡単に言えば投資信託運用者に支払う給料みたいなものです。

投資信託が値上がりするのか値下がりするのかはなんとも言えませんが、信託報酬は値上がり値下がりに関係なく掛かってきます。ですから低ければ低いほど有利なのです。

高いものだと年に数%掛かります。

低いものだと年に0.0○%とかです。

この差は大きいですよね。

つまり、信託報酬は基本的に低ければ低いほどよいです。

ただし、投資先により信託報酬が大きく異なりますのでそこは見定めてくださいね。

つみたてNISA対象の投資信託がおすすめ

おすすめはつみたてNISAの対象となっている投資信託です。

つみたてNISAは初心者でも投資に入りやすいように金融庁が地雷と呼ばれる悪い投資信託を除外していますので基本的に良い投資信託ばかりがラインナップされています。

殆どが上記3つの条件を満たしているんですよ。

ですからつみたてNISAの対象の商品から選べば大きな失敗はないのです。

副業でリスクを分散しよう

また、働き方改革で副業を解禁する企業も増えていますからそちらも選択肢として有りですね。

例えば簡単にやれるパターンとしては下記のシェアリングサービスを使う方法があります。

リスクもあまりなくお手軽に始められますね。

また、ブログを買いたり、ちょっと収益化の条件は厳しいですがYou Tubeを始めるのもリスクが低めでオススメです。

公務員や、副業を解禁していない会社にお勤めの方もできる副業(許される)が存在していますのでそれらを活用するのもよいでしょう。

まとめ

今回は「リスクが怖いからと投資に踏み出さない人は「一点買い」している投資家と同じである」と題して投資しないのもリスクがあるぞって話を見てきました。

終身雇用が終わろうとしています。

そのため、一つの会社にしがみつくということもかなりリスキーな状況となってしまっているのです。

投資や副業などでリスクを分散することを検討してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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