後発となりますマネックス証券が9月30日から個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に参入します。
マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の概要
さすが後発だけあって他の陣営のいいところをマネてきましたね。
さすが真似っくす?ダジャレです(笑)
しかし、これは現状おすすめのSBI証券、楽天証券、イオン銀行と比較しても見劣りしません。
むしろ勝っている部分も多いです。
今回はこのマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてみてみたいと思います。
運営管理手数料
運営管理手数料は当然に無料です。
この当たりは当然といえば当然ですよね。
これで条件なしの無料がSBI証券、イオン銀行、楽天証券、大和証券につづいて5社目となります。
みずほ銀行も条件はありますがほぼ無料ですけどね。
また、加入時・移換時の手数料も無料としています。
ただし、国民年金基金連合会や事務委託先金融機関(信託銀行)が設定する手数料等が別途かかります。
これはどこの金融機関も共通なので仕方無い部分もあります。
なんとかしてほしいところですけどね。
運用商品ラインナップ
次は運用商品ラインナップです。
これは各クラス最安値水準となっておりすごいですね。
コモディティのバッシブがあるのが新しいですね。
また、投資信託で人気商品だけどイデコでは見なかった商品などもあります。
SBI証券に完全に対抗してきてますね(笑)
順番に見ていきましょう。
国内株式
バッシブ
DIAM DC 国内株式インデックスファンド 0.1674%
DCニッセイ日経225インデックスファンドA 0.2052%
iFree JPX日経400インデックス 0.2214%
アクティブ
日興アクティブバリュー 1.6416%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金> 1.6200%
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 1.7712%
国内債権
バッシブ
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)0.1296%
国内REIT
バッシブ
DCニッセイJ−REITインデックスファンドA 0.2700%
アクティブ
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)1.0260%
海外株式
バッシブ
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.2160%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.3672%
たわらノーロード NYダウ 0.2430%
アクティブ
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン 1.9440%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)1.4580%
海外債権
バッシブ
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 0.1836%
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 0.2160%
iFree 新興国債券インデックス 0.2376%
海外REIT
バッシブ
三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.3024%
コモディティ
バッシブ
ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) 0.3996%
バランス
ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型 1.2312%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.2376%
定期預金
みずほDC定期預金(1年)
まとめ
今回はマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)の概要をみてみました。
かなり魅力的な内容となっていますね。
今後加入される方は有力候補といってもいいかもしれません。
この発表を受けてSBI証券や楽天証券がどう対抗してくるのかも楽しみですね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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