アリペイのアント・グループのIPOに参加する方法や投資する方法をご紹介。

IPO アント・グループ株の購入や 間接的に投資する方法をご紹介。

かなり大きな話題になりそうなIPO情報が入ってきました。

アリババ・グループ・ホールディングスのグループ企業「アント・グループ」が新規株式公開(IPO)の申請をしたというのです。

調達額は過去最高だった「サウジアラムコ」を抜いて最大300億ドル(約3兆1,500億円)になりそうとのこと。

今回はアント・グループのIPOについて見ていきます。

世界最大規模のフィンテック企業アント・グループ

まずはアント・グループとはどういうかった会社なのかをみていきましょう。

アント・グループといっても日本に住んでいる方からするとあまりピンとこないかもしれません。

しかし、取り扱いしているサービスはご存知の方も多いと思います。

アント・グループの提供サービス

アント・グループは中国最大のスマホ決済「支付宝(アリペイ)」や個人の信用保証「芝麻信用(ジーマしんよう)」を提供している会社です。

アリペイ

アリペイは日本でもPayPayやエアペイで利用が可能となっていますのでご存知の方も多いでしょう。

PayPayと同じような「QR決済」です。

ちなみにアリペイの利用者数は10億人利用可能店舗8,000万店舗以上サービスの取引額118兆元(約1,770兆円)とすでになくてはならないサービスまで成長しています。

中国は人口が多いこともあり規模が違いますよね・・・

芝麻信用

芝麻信用も中国ではとても重要なサービスとなっています。

芝麻信用のスコア次第でクレジットカード、消費者金融、融資・リース、担保ローン、ホテル、不動産、レンタカー、旅行、結婚、恋愛、学生サービス、公共事業などの多くのサービスで利用条件が異なってきてしまうのです。

例えば芝麻信用のスコアが高い人はレンタカーを借りるときも保証金が不要だったりします。

逆に芝麻信用のスコアが低いとそもそも利用をお断りされるケースも。

それだけ中国社会に浸透しているサービスなのです。

日本でもLINEやヤフーが同様のサービスを開始しています。

まだあまり話題になってはいないようですが・・・

時価総額世界7位のアリババのグループ企業

アントグループはアリババ・グループ・ホールディングスのグループ企業です。

アリババ・グループ・ホールディングスは世界最大の流通総額のオンラインコマース企業です。

中国最大のEコマースサイト「タオバオ」、日本でも利用者が増えている越境ECサイト「AliExpress」などのECサイトを運営しています。

日本で言う楽天市場、ヤフーショッピングですね。

2020年7月末の時点の時価総額は世界7位とかなり大きな規模の会社となっています。

ちなみにソフトバンクはアリババ・グループ・ホールディングスの大株主なんですよ。

少し前まで孫正義さんがアリババ・グループ・ホールディングスの取締役だったりもしています。

アント・グループの業績

日本のスマホ決済トップの「PayPay」はキャンペーン連発したり、利用店舗からも手数料を取っていないケースが多いためかなりの赤字です。

そのため、アリペイを手掛けるアント・グループの業績が心配な方も多いでしょう。

しかし、すでにアリペイは収穫期に入っておりかなりの業績となっているようです。

目論見書によると2020年1月〜6月期の売上は725億元(約1兆1,000億円)、純利益は212億元(約3,200億円)とかなり大きなレベルまで成長しているのです。

2020年1月〜6月期
売上高 725億元(約1兆1,000億円)
純利益 212億元(約3,200億円)



アント・グループの株を買うには

それではそんな「アント・グループ」の株を買うにはどうしたらよいのでしょう?

日本人が香港・中国のIPOに参加するのはハードルが高い

アント・グループは10月末に香港取引所と上海のナスダックと呼ばれる「科創板」に重複上場する予定となっています。

アメリカ市場に上場しないのはトランプが中国系企業への圧力を強くしていることが影響しているかもしれませんね。

科創板の方は海外の方が直接購入することはできませんが、香港取引所上場の株であれば日本からも購入が可能となっています。
ただし、IPOについては難しいです。
日本の証券会社から香港や中国のIPOに参加できることはほとんどないのです
銘柄によって大和証券が申し込みを受付しているケースもあるくらいです。

香港の証券口座を開けば日本からもIPOへの参加が可能

なお、香港の証券・銀行口座を開けば日本人でもIPOに参加することが可能です。
たとえばHSBC(香港上海銀行)。
HSBCは外国人でも口座を作ることはできます。
ただし、口座を作るには現地に出向く必要があるため今からでは厳しいかもしれませんね。
IPOの流れは日本とほぼ同じです。
高騰しそうな銘柄は当選しにくいのも日本と同じようです。当然といえば当然ですね。

上場後に購入は可能

日本人がIPOに参加するのはハードルが高くなっていますが、上場後に中国株を取り扱いをしている証券会社から購入することは可能です。

ですから長期的な目で上がると思うなら上場後に購入するのも手でしょう。

なお、証券会社によって買える中国株が異なりますのでご注意ください。

詳しくは下記記事を御覧ください。

アント・グループに間接的に投資をするには

直接、アント・グループの株を買うのは少し敷居が高くなっています。

ですから間接的にアント・グループに投資をする方法もご紹介しておきましょう。

アリババ・グループ株を買う

まずは実質的な親会社のアリババ・グループの株を買うという方法です。

アリババ・グループはアント・グループの株を3割保有しています。(アリババの創業者のジャック・マー氏がさらに5割保有)

ですからアリババに投資をすることで一部アント・グループに投資をしたことになるのです。

当然、アント・グループの業績が良かったり、株価が高くなればアリババ・グループにもプラス材料となります。

なお、アリババ・グループは香港取引所だけでなく、アメリカにも上場していますのでアメリカ株を購入できる証券会社なら購入が可能となっています。

私もSBI証券でアリババグループの株(BABA)を保有していますね。

ソフトバンク株を買う

間接のさらに間接投資となりますがソフトバンク株でも恩恵を受けられる可能性があります。

ソフトバンクは2020年5月18日時点で14.7兆円分のアリババ株を保有しています。

当然、アント・グループの業績が良かったり、株価が高くなればアリババ・グループにもプラス材料となり、アリババ株もあがり、ソフトバンクにもプラスとなるのです。

間接の間接ですけどね。

投資信託やETFを買う

また、投資信託やETF(上場投資信託)を買うという方法もあります。

中国株や香港株に投資をする投資信託やハイテクに投資をする投資信託。

さらにはファンテック企業に投資をする投資信託などは規模が大きいアント・グループへの投資は当然行われるでしょう。

そういった投資信託やETFを買うのです。

先日ご紹介した、ARK社のETFでも投資される可能性はありそうです。


まとめ

今回は「アリババ子会社のアント・グループがIPO申請。アント株の購入や間接的に投資する方法をご紹介」と題してアント・グループのIPOについて見てきました。

アリペイのような業態ははじめにシェアを取ってしまったところが圧倒的に強いです。

すでに利用者数10億人を超えているアリペイや芝麻信用はアメリカ大統領選の結果(米中関係)次第によっては世界的なサービスへと成長する可能性もありそう。

将来的にGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、Amazon、マイクロソフト)に対抗できるとしたらアント・グループを中心としたアリババ・グループでしょうね。

ぜひ注目してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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