iDeCo(イデコ)は所得税や住民税にお節税効果があるお得な制度。
2021年5月には200万人を突破するなど加入者が急激に増加中しています。
しかし、そんな人気のiDeCoですが、証券会社や銀行からすればそれほど儲からないようでキャンペーン等はあまり実施されません。
iDeCoで人気となっているSBI証券や楽天証券などの金融機関は運営管理手数料が無料なので儲からないので当然なんですが(笑)
そんな中、イデコで人気の証券会社の一つであるSBI証券が50万口座1番乗りを記念したイデコ向けのキャンペーンを開催しています。
まだ、iDeCoに加入していない方はまさに今始めなきゃいつやるよって感じですね。
今回はSBI証券のiDeCoキャンペーンをご紹介していきましょう。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ってなに?
まずは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ってどんなものなのかというところを簡単にご説明します。
iDeCoとは老後資金を自分で作るための制度
個人型確定拠出年金(iDeCo)を簡単に言えば自分の老後生活のために老後資金を自分で作るための制度です。
具体的にはこんな感じの流れになっています。
↓
その積み立てたお金で投資信託や定期預金、保険などの商品を選択して運用
↓
60歳以降にその運用した資産を受け取ることができる。
国民年金や厚生年金と合わせた年金制度の上乗せ部分を自分で運用できる制度として考えると良いでしょう。
厚生年金の財源を国民年金に振り分けるなんて話もあるくらいですから今後厳しくなる可能性が高いです。
それなら自分で自分の老後資金をためていくというのは必要なことなんですよ。
そういった点を考ええても後述する税制優遇もあるiDeCoはまずやっておきたい制度なのです。
セゾン投信会長「積立王子」もイデコは全国民がやるべきと発言されていましたね。
税制優遇が最強
個人型確定拠出年金(iDeCo)の税制優遇は大きく分けて3つあります。
特に大きいのが1の節税効果ですね。
払えば払うだけ所得控除(小規模企業共済等控除)となり、住民税と所得税の節税効果があるのです。
2.売却益が非課税
3.受け取る時も税制優遇あり
節税だけではなく運用でプラスも
イデコは自分で自分の老後資金を運用する仕組みで、自分で運用する投資信託などの商品を選択できます。
そのため、どの投資信託を選択したかによって運用成績はぜんぜん変わってくるのです。
実際どれだけの成績が残せるのかは人それぞれですが、統計情報によると多くの人はプラスになっています。
ちなみに国の年金を運用するGPIFなんかは2001年度〜2020度の利回りは年率3.61%とかなり良い成績を残していますね。
これと同じポートフォリオにすれば同期間なら同じくらいの成績になっていたことになります。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
デメリットもあるぞ
個人型確定拠出年金(iDeCo)ももちろんメリットだけの制度ではありません。
デメリットもあるのです。
銀行や証券会社、ファイナンシャルプランナーなどはポジショニングトークが多くあまり悪い面(デメリット)を説明しないケースが多くなっています。
ですから、デメリットの方が大きい方が個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めてしまうと「騙された!!」とか「失敗した」とか「こんなはずでは・・・」となるのは確実です。
始める前にデメリットも知っておきましょう。
メリットとデメリットを加味して加入を検討してみてくださいね。
個人的には節税メリットがデメリットを大きく上回っていると考えていますが、人を選ぶ仕組みであるってことですね。
デメリットについて詳しくはこちらの記事を御覧ください。
iDeCoについてさらに知りたい方
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてさらに知りたい方は下記記事を御覧ください。
この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。
iDeCo50万口座1番乗りキャンペーン
前置きはこれくらいにして今回のキャンペーン内容についてみていきましょう。
名前のとおり、SBI証券がiDeCoで50万口座に1番乗りで到達したことを記念したものとなります。
全体で200万口座超で50万口座ですからイデコ加入者の4分の1近くがSBI証券というのはすごいですね。
エントリーかつ抽選でもらえる
まずひとつめは事前エントリーをしていた上で初回掛け金の引き落とし開始で抽選であたるというものです。
条件は以下の通り
- 応募フォームからエントリー
- 申し込み書類のご返送orWEB申込の完了
- 加入手続き完了
- 掛金の引落開始(または振込)
以上の条件を満たすと以下が抽選で当たります。
- 3名:50,000円
- 5名:5,000円
- 42名:500円
もれなくもらえる
次はもれなくもらえるキャンペーンです。
条件は以下の通り。
- WEB申し込み完了
- 加入の受付完了
つまり、WEB申し込み完了して受付完了するだけでもらえるというものです。
もらえるのは
ただし、現状では事前に「事業主証明書」が必要だったりとWEB申込みは少しハードルが高くなっていますのでお気をつけください。
キャンペーン期間
なお、キャンペーン期間は以下の通り
抽選の方は2021/12/27(月)の引き落とし開始に手続きが間に合うことが必要となります。
イデコは書類を提出してから掛け金引き落としまで長いですし、書類の不備がよくあるので早めに動くのがよいでしょう。
もれなくもらえるの方は2021/10/19(火)23:59:59までにWEB申込みが完了していることが条件となります。
まとめ
今回は「SBI証券で「iDeCo50万口座1番乗りキャンペーン」を実施中。イデコ始めるなら今!」と題してSBI証券のiDeCoキャンペーンを見てきました。
イデコは利用する金融機関によって手数料も違いますし、取扱の商品も全然違います。
ですからどの金融機関を選ぶのかではじめから勝負がかなり差が開いてしまうんですよ。
おすすめは下記の5つの証券会社です。
今回キャンペーンを実施するSBI証券も50万口座に1番乗りしただけあり、人気がありますね。
私もイデコはSBI証券でやっています。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
イデコに加入するならおすすめは下記5社です。
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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