iDeCo(イデコ)は運用も期待できるぞ。気づいたら利益100万円を超えていた件

節税効果が絶大で本サイトでも何度もおすすめさせているお得な制度「個人型確定拠出年年金(iDeCo/イデコ)」。

どうしても確実に享受できる所得税や住民税の節税効果にばかり目が行きがちです。

しかし、本質である運用でも利益は期待できるんですよ。

私はイデコを始めて4年くらいですが気づいたら利益は100万円を超えていました。(100万円突破は結構前だと思います・・・)

今回はイデコの運用について見ていきましょう。

なお、イデコ(iDeCo)ってなに?方は以下の記事をご覧ください。

この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。

祝!イデコの運用益が100万円を突破

イデコは基本的に60歳まで引き出せませんので単なる定点観測に過ぎませんし、利確したわけでもありませんがイデコの運用益が100万円を突破していました。

私は2017年途中から個人型確定拠出年年金(iDeCo/イデコ)を開始しています。

ちょうどサラリーマンの方にiDeCoが解禁されて話題になり始めた時期ですね。

それに伴い各社がiDeCoに力を入れ始めたので私も加入したのです。

ですからちょうど4年で運用益100万円を突破したことになります。

私のイデコの利用状況

参考までに私の利用状況を公開しておきましょう。

掛金は自営業者等の付加年金加入者上限である月67,000円を掛けています。

利用しているのは2017年のイデコ加入当初からSBI証券。

SBI証券では2019年3月にセレクトプランという新しいプランが新設されましたので変更しています。

つまり、2019年2月まではオリジナルプランで運用。

2019年3月からはセレクトプランで運用しているということですね。(下記記事のとおり多少のタイムラグはあり)

セレクトプランへの変更についてはこちらの記事でまとめております。

イデコでの収益状況

今までイデコ口座に入れたお金は3,551,000円(オリジナルプランからセレクトプランへの変更した影響で内訳で表示されませんので逆算して求めた金額)

利益が1,271,650円(2021年11月15日現在)となっています。

利益率は35%超ですね。

詳しくは後述しますが、株だけでなく債券などにも入れていますので妥当な水準でしょう。

なお、100万円を超えたのは数ヶ月前だと思われます(イデコ口座はほとんどみないので気づくのが遅れました)

ただし、これずっと右肩上がりで増えてきたわけではありません。

新型コロナウィルス発生後の株価暴落のときにはiDeCo口座もマイナスまでいきましたね。

そこからここまで大きく戻した感じとなります。

iDeCoはどちらにしても60歳まで引き出しはできませんから長い目でみて運用することが大事ですね

なお、iDeCoはこの収益にプラスして所得税、住民税の節税効果があります。

そのあたりを考えればかなりのお得をiDeCoが生み出してくれているってことになりますね。
節税効果について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

私がイデコで運用している商品

ちなみに私のイデコでの運用は以下の方針に基づいています。

同じく積立投資をしている楽天証券とSBI証券でそれぞれ毎月5万円ずつ実施しているクレジットカードでの積立つみたてNISA含む)と合わせて以下のようなアセットアロケーションとしています。

株式70%、債券20%、REIT10%

さらに投資先は以下のように分散しています。

先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%

REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)

この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。

世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。

簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。

そこにちょっと遊びでREITを入れていますみたいな。

具体的な投資商品はこの比率になるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。

私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は1本で完結する商品がオススメですよ。

ちなみに今のところ収益にもっとも貢献してくれているのは「インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)」です。

お遊びで少しだけ買っているだけですが・・・現在の状況では為替の影響が大きいのでヘッジがあるタイプが強かったってことですね。(最近の円安で他にだいぶ追いつかれていますが)

逆に足を最も引っ張っているのは「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」です。

投資している商品で唯一マイナスですね。といっても-0.4%程度ですが。

現状の金利状況では国内債券にイデコで投資する必要性はないかもしれません。

なお、私のようにどの商品に投資をするのかを複雑にちゃんと考えたい方はこちらの記事を御覧ください。




まとめ

今回は「iDeCo(イデコ)は運用も期待できるぞ。気づいたら利益100万円を超えていた件」と題してイデコ口座で利益額が100万円を突破したという話を見てきました。

どうしても節税ばかりに目が行きがちですが、運用もかなり期待できるのがイデコということがわかっていただけたと思います。

まだはじめてない方も節税のことを考えると早めがおすすめですよ。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

イデコは利用する金融機関により差が大きいのです。

特に手数料部分と取り扱い投資信託に違いがあります。

そのため、どこで始めるかが重要なんですよ。

今加入するならおすすめは下記5社ですね。

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
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SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券iDeCo
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マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

松井証券iDeCo
5

松井証券【iDeCo 口座開設申込】

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

楽天証券iDeCo
4.5

楽天証券 401K用プログラム

楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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