2023年のIPO抽選が終了しました。
そこで今回は2023年のIPOに実際どれだけ当選できたのか。
また、実際に当選した銘柄、当選した証券会社、当選確率、どれだけ儲かったのか等を大公開していきます。
これからIPOを始めようと思っている方、どこ証券会社を開設すればよいのか迷っている方などの参考になれば幸いです。
ちなみに2022年、2021年、2020年、2019年、2018年はこちらの記事を御覧ください。
2023年IPO当選銘柄と証券会社
それでは2023年のIPO当選結果を見ていきましょう。
ちなみに応募は2023年から方針を変え、SBI証券はIPOポイント狙いで全株。
それ以外は有望な株の主幹事だけ申し込みをしています。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
銘柄 | 当選結果 | 最終結果 | 証券会社 |
プライム・ストラテジー | 当選 200株 | 購入 | SBI証券 |
住信SBIネット銀行 | 当選 300株 | 購入 | SBI証券 |
GENDA | 補欠100株 | 繰り上げならず | SBI証券 |
ライズ・コンサルティング・グループ | 補欠100株 | 辞退 | SBI証券 |
くすりの窓口 | 当選 100株 | 購入 | SBI証券 |
成友興業 | 当選 100株 | 辞退 | SBI証券 |
マーソ | 補欠300株 | 繰り上げならず | SBI証券 |
※補欠当選は抽選に外れるとすべて補欠や次点となるSMBC日興証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券は除外。
当初当選は4銘柄
2024年の当初当選銘柄は4銘柄と前年と比較すると多くなりました
ちなみに2020年〜2018年はすべて4銘柄当選、2021年は5銘柄当選でしたから2022年を除くと例年どおりです。
ただし、すべてSBI証券・・・
他の証券会社はカスリもしませんでした。
そういった点では2023年もかなり厳しい結果となりましたね。
やり方を変えたのもありますが、参加者が増えたのか競争が激しくなったのでしょうか・・・
なお、成友興業は辞退しています。
SBIのIPO目当てに100株だけ申し込んで当選した銘柄は過去の成績が異常に悪いので回避したんですよ。
補欠当選は3銘柄、繰り上げはなし
補欠当選となったのは3銘柄です。
繰り上げとなった銘柄はなしです。(1銘柄は辞退)
ちなみに2022年は5銘柄が補欠当選。繰り上げなし
2021年は8銘柄が補欠当選。1銘柄繰り上げ。
2020年は7銘柄補欠当選で繰り上げなし(辞退2銘柄)でしたから補欠当選は例年より少なくなっていますね。
証券会社ごとのIPO抽選結果
証券会社ごとの当選数は以下のとおりです。
手間暇を考えポイントが貯まるSBI証券以外は主幹事のところだけ応募していく方針で今後もいこうと思います。
特にいちよし証券や楽天証券などはIPOにも力を入れているようですが、応募も多いのか一度も当選したことがありません。
応募しても意味ないのでは・・・って思い始めています(笑)
ちなみに新しいNISAでは成長投資枠については簿価で管理して売却すれば枠を再利用できるとのことですからIPOに利用しやすくなりますしね。
2023年のIPO当選確率
それではどれくらいの確率で当選するのかも考えて見ましょう。
2023年に新規上場した銘柄は95でした。(上場延期の銘柄は除く)
私はSBI証券のIPOポイントもありますのでそのほとんどに参加しました。そして当選は4銘柄です。つまり、銘柄ごとで考えれば当選確率は4/95でだいたい4%くらいですね。
2020年も2021年も4%くらいでしたから例年程度でしょう。(2022年は1%)
また、銘柄にもよりますが、複数の証券会社でエントリーをしていますので、応募証券会社数を分母にすると当選確率はもっと下がります。
宝くじみたいに考えて応募が正解でしょうね。
資金効率を考えれば主幹事だけの応募でもよいかもしれない
また、前述のように主幹事以外の当選確率はかなり低いです。
例年主幹事以外で当選した銘柄はなかったんですよ。
補欠当選は主幹事以外でもありますが繰り上げはなしです。
資金効率や応募の手間暇を考えると主幹事以外からの応募は割に合わないかもしれませんね。
前は主幹事以外でもたまに当選がありましたが、最近はIPO参加者が増えており滅多になくなってきています。。。
2023年IPOでの利益
それでは2023年のIPOでどれだけ利益が出たのかも見てみましょう。
私が2023年に当選した銘柄のうちに実際に購入した銘柄を初値で売った場合の利益は以下のとおりです。
※初値ではあまり売りませんので実際とは違いますが、IPOでの利益をわかりやすくするために初値で計算します。
プライム・ストラテジー
まずはプライム・ストラテジーです。
公開価格1,390円で当選枚数が200枚です。
ですから購入価格278,000円となります。
そして初値が3,130円でした。
200枚だと626,000円となりました。
初値で売った場合、348,000円プラスとなります。
住信SBIネット銀行
次は住信SBIネット銀行です。
公開価格1,200円で当選枚数が300枚です。
ですから購入価格360,000円となります。
そして初値が1,222円でした。
300枚だと366,600円となりました。
初値で売った場合、6,600円プラスとなります。
くすりの窓口
最後はくすりの窓口です。
公開価格1,700円で当選枚数が100枚です。
ですから購入価格170,000円となります。
そして初値が1,580円でした。
100枚だと158,000円となりました。
初値で売った場合、12,000円マイナスとなります。
実際はプラスで撤退出来ていますが、IPO当選して購入した銘柄で久々にマイナススタートとなりましたね、
過去との比較
2023年はIPOで342,600円のプラスでした。
2022年は32,400円、2021年は585,200円、2020年は250,500円、2019年は520,400円と推移しています。
ちなみにIPOは銘柄によっては持ち続けると良いケースも見受けられるんですよ。
まとめ
今回は「2023年どれだけIPOに当選したのか?当選銘柄、当選確率、利益等を大公開」と題して2023年のIPOについて見てきました。
2023年は当選数の面でも、収益の面でもかなり厳しかったですね。
資金効率を考えると主幹事のみの応募にしぼっても良い気がしてきました・・・
IPO投資を始めるには・・・
IPO投資を始めるにはまず証券会社に口座を開く必要があります。
IPOの場合に抽選に参加できる証券会社がその銘柄によりバラバラですのでできれば複数の証券会社で口座を開いておきたいところですね。
特に今回の結果を見てもわかるように主幹事と呼ばれる上場を取り仕切る証券会社は取扱の株数も多く当選確率がかなり高くなります。
主幹事だけでも口座を作っておくと良いでしょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。