IPO投資の利回り

IPO投資の利回りはどれくらいなのか?

IPO IPO投資の利回り

先日から、iDeCoの利回りつみたてNISAの利回りと見てきました。

今回はそのシリーズとしてIPO(新規公開株式)の利回りについて考えてみたいと思います。

IPO投資はそもそも買えるか買えないかは抽選であるため運の要素が強く、利回りという考えはもちにくいところがありますけどね。

なお、IPO投資と言っても公募取得以外にセカンダリー投資も含める場合もありますが、こちらは今回の考慮外としたいと思います。セカンダリー投資はハイリスク・ハイリターンな投資法ですので玄人以外にはおすすめしにくいですからね。

IPO投資の利回りについて考える


IPO投資とは新規に上場する(公開される)会社の株を買う投資法です。

新規に上場する会社は株を割安に設定されることも多く、将来性に期待する声も大きいため高騰する可能性が高いです。

そのため銘柄さえ選べばかなり高い確率で儲けがでます。ローリスク・ハイリターンの投資法なんです。

ただし、そのIPO銘柄が買えるか否かは抽選となります。人気の銘柄は数千倍の倍率以上の倍率になってしまうこともあるのです。私もめぼしい銘柄は主幹事を中心にエントリーしていますが、当選するのは年に数回あるかどうかですね。

ちなみに私が昨年当選したのは共和コーポレーションメルカリスプリックスソフトバンク(辞退)の4銘柄のみ。

今年当選したのはエスコンジャパンリート投資法人(辞退)、スマレジフレアスの3銘柄となっています。

今年はスタートダッシュがよいですが例年これくらいですね。



IPO投資法はローリスク・ハイリターン

IPOは本当にローリスク・ハイリターンなのでしょうか?

過去のIPO銘柄の公開価格(抽選に当選した人が買える金額)と初値(はじめてついた価格で抽選当選した人が売れる金額)を比較すると8割以上が上がっています。(2018年は84%)つまり、抽選で当選してすぐ売ったら8割以上の確率で儲かっているのです。

その上がっていない2割も調べれば明らかに駄目と分かるものも多いですし、少し下回って始まってもすぐ公募価格を超えるのも多いです。ですからそれらを選別すればさらに確率は高くなります。ある程度、IPO銘柄の財務分析等ができる方ならまずその2割に引っかかることはないでしょう。ちなみに私が昨年、今年と当選したけど辞退した2銘柄は二つとも公募価格割れでした。辞退したのはそれが目に見えていたからです。

また、参加をするのにお金を入れておかないといけない証券会社が多いですが抽選にはずれれば返ってきます。つまり、かなりローリスクで挑戦できる投資法であることが分かると思います。

リターンは銘柄によりそれぞれですが、平均すると1回の利益は10万円前後です。中には昨年上場したHEROZのようにいきなり10倍になった銘柄まであります。ただし、そういう銘柄は人気でまず当たりませんけどね(笑)

ちなみにHEROZの場合には公開価格4,500円で100株単位ですから450,000円で当選すれば買うことができました。そして初値は49,000円ですから100株で4,900,000円となったのです。すぐに売って4,450,000円の利益。(手数料、税金考慮外)恐ろしいですね。

それだけIPO投資は抽選に当たりさえすれば儲かる確率が高い投資法なのです。

IPOの当選確率

それではどれくらいの確率で当選するのかも考えて見ましょう。

昨年上場した銘柄は95件です。私はSBI証券のIPOポイントもありますのでそのほとんどに参加しました。そして当選は4銘柄です。つまり、当選確率は

4/95=0.0421・・

だいたい4%くらいですね。銘柄によっては複数の証券会社でエントリーをしていますので、証券会社を分母にすると当選確率はもっと下がります。主幹事以外の当選確率はかなり低いですからね・・・

個人的にはIPOは抽選になかなか当たりませんから無料で参加できる宝くじと考えています。宝くじは愚者の税金とも言われる割に合わないものですが、IPOは資金さえ用意できればかなりお得な投資法なんですよ。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

IPOの利回り

それでは本題のIPOの利回りを見ていきましょう。

IPO投資は前述のように外れればそのままお金が返ってきます。また、証券会社によってはそもそも当選してからお金を入れればよいところもあります。(野村證券など)ですから利回りという概念では計算しにくいです。

しかし、それでは話が進みませんので今回は抽選するために入れたお金と当選して儲かったお金で考えてみましょう。

私の2018年IPO当選による利益

私が2018年に当選したのは前述のようにのは共和コーポレーション、メルカリ、スプリックス、ソフトバンク(辞退)の4銘柄です。ソフトバンクは辞退ですから除いて考えます。

それぞれの初値で売った場合の利益は以下のとおりです。(実際は初値ではあまり売りませんのでもう少し違います)

共和コーポレーション

共和コーポレーションは公開価格1,590円で当選枚数が100枚です。

ですから購入価格159,000円となります。

そして初値が2,511円でした。

100枚だと251,100円となりました。

初値で売ったら92,100円の利益となります。(売却手数料が多少掛かるのと所得税・住民税がかかります)

メルカリ

メルカリは公開価格3,000円で当選枚数が100枚です。

ですから購入価格300,000円となります。

そして初値が5,000円でした。

100枚だと500,000円となりました。

初値で売ったら200,000円の利益となります。(売却手数料が多少掛かるのと所得税・住民税がかかります)

スプリックス

スプリックスは公開価格2,400円で当選枚数が100枚です。

ですから購入価格240,000円となります。

そして初値が2,587円でした。

100枚だと258,700円となりました。

初値で売ったら18,700円の利益となります。(売却手数料が多少掛かるのと所得税・住民税がかかります)

ちょっと微妙でしたね(笑)

IPO当選3社の合計利益

私の2018年IPOによる利益は310,800円(初値売りの場合)となりました。

私の2018年IPOの投入金額

前述のようにIPOは抽選にはずれればお金が返ってきますし、そもそもはじめに入れておかなくても成立する証券会社もあります。

ですから今回は私が実際にIPO用に入れているお金で利回りを考えてみたいと思います。

私の場合は、資金移動が面倒なので主幹事が多い証券会社にIPO応募のために資金不足にならない程度の100万円ずつくらいおいています。(野村證券はお金を入れなくても抽選に参加できますので残高ゼロです)

大和証券、日興証券、みず証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SBI証券

以上5証券会社においてありますのでトータル500万円としましょう。

※東海東京証券など年に数回あるかないかの主幹事の場合や他の証券会社からも応募する場合にはその都度資金移動しています。最近はあまりやっていないので今回はその部分は無視とします。また、SBI証券はメインで使っていますのでIPO以外の株式投資やつみたてNISAにも利用していますので他にも資金がいれてありますが、わかりやすくするためその部分も無視とします。

私の2018年IPOの利回り

利益と投入金額で考えると2018年の私のIPO利回りは以下のとおりとなります。

310,800/5,000,000=0.06216

だいたい6%くらいの利回りであったことがわかります。

他の投資と比較しても意外と高いんですね。ローリスク・ハイリターンと言っても良い結果ですね。もちろんIPO投資は抽選の結果がありますから、当選するかしないかにはかなり波がありますし、当選する銘柄によってはマイナスの可能性がありますので絶対ではありませんけどね。

IPO投資は手間や資金効率も考えよう

ただし、IPO投資はかなり手間がかかります。抽選に応募するだけならば証券会社の口座にログインしたあと、目論見書を確認して応募するだけですから難しくありません

しかし、いろんな証券会社から応募しようとすれば資金を移動させたり面倒なんですよね。

前述のように当選確率もかなり低いですからなかなか根気がいる作業であるのでそのあたりも手間賃も考えておきたいところですね。

そのため、最近私は当選確率が他よりも高い主幹事からの応募のみとしています。このあたりは考え方次第でしょうね。いろんな証券会社から応募したほうが資金効率は落ちるでしょうが当選の回数は増えると思われますから。

たくさんの証券会社から応募すればそれだけ資金が必要となりますから前述の利回りも落ちます。SBI証券のように当選するには資金量がものを言う証券会社もありますしね。

まとめ

今回は「IPO投資の利回りはどれくらいなのか?」と題してIPOの利回りについてみてきました。

利回りはその当選結果や応募する銘柄、利用する資金量によっても大きく変わってきますので一概にはいえませんが、私の実績をみるとそこそこ高い利回りであることがわかっていただけたと思います。

まだ挑戦したことない方もIPO投資はローリスク・ハイリターンですから始めてみてはいかがでしょうか

IPO投資を始めるには・・・

IPO投資を始めるにはまず証券会社に口座を開く必要があります。

IPOの場合に抽選に参加できる証券会社がその銘柄によりバラバラですのでできれば複数の証券会社で口座を開いておきたいところですね。

特に主幹事と呼ばれる上場を取り仕切る証券会社は取扱の株数も多く当選確率がかなり高くなりますので主幹事となる証券会社の口座は開いておくのが無難です。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

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