つみたてNISA6年間の運用成績(実績)を大公開。どれだけ投資してどれだけ儲かった?損した?

2023年のつみたてNISAの積立期間が終了しました。

そこで今回はつみたてNISA制度が開始した2018年から2023年まで6年間のつみたてNISAの運用成績となったのかを大公開したいと思います。

果たしてどれだけ投資してどれだけ儲かった?損したのでしょう?

なお、2024年からは新しいNISAが始まったのでこれからつみたてNISA分を追加することはできませんが、今までつみたてNISAで投資をした分は20年非課税で運用できる形となります。(つみたてNISA分は実質的に新しいNISAの積立投資枠として生き残っていますけどね)

なお、そもそもつみたてNISAってなに?どうやって始めたらいいの?って方はこちらの記事も合わせて御覧ください。

2023年末の2018年分つみたてNISA口座状況

それではまずつみたてNISA制度がスタートした2018年分の運用成績(実績)からみていきましょう。

運用成績は日々変化しますので今回は2023年12月31日現在とします。

2023年末2018年分つみたてNISA

2018年投資分56年間の利益は103.16%(408,818円)

5年間の利益は408,818円でした。

リターンは103.16%となります。

倍になっていますね。

ちなみに2022年12月末時点では55.9%のプラスでしたから2023年の相場がかなりすごかったことがわかります。

上限に満たない凡ミス

2018年に実際につみたてNISAで購入した金額は396,300円です。

つみたてNISAの1年で掛けられる上限は400,000円ですから3,700円足りない計算です。

400,000円ギリギリまで掛ける予定でしたが私の凡ミスでこうなってしまっています。

私の場合は、毎日つみたてNISAで1,600円ずつ積立ていました。

そして上限の40万円に少し足りない分をボーナス設定して丁度になるように設定していました。

SBI証券のシュミレーションでは40万円となっていたんですよ。

しかし、祝日の関係なのか40万に満たず終了するという・・・

ちなみに同じミスを2019年、2018年と2年連続やらかしています(笑)

40万円ギリギリまで掛けたい方で毎日つみたてする場合は途中で確認する必要がありますね・・・

売却はなし

ちなみに2018年のつみたてNISAで購入した商品はまったく売っていません。

つみたてNISAの最終期限まで売らないつもりです。

つみたてNISAは20年非課税で投資できる制度ですから期限のころにどこまで増えているのか楽しみですね。



2023年末の2019年分つみたてNISA口座状況

次に2019年分の運用成績(実績)からみていきましょう。

こちらも2023年12月31日現在とします。

2023年末2019年分つみたてNISA

2019年投資分の利益は89.22%(350,628円)

利益は350,628円でした。

リターンは89.22%となります。

ちなみに2022年12月末時点では47%の利益でしたからこちらも2023年で一気に利益が増えた形です。

購入金額は上限に満たず

購入金額は393,000円です。

2019年も毎日つみたてにしていた影響なのか微妙に上限に足りておりません。

売却はなし

2019年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。

こちらも最後まで持っておくつもりです。



2023年末の2020年〜2023年分つみたてNISA口座状況

最後は2020年、2021年、2022年、2023年投資分の運用成績(実績)を見てみましょう。

こちらも2023年12月31日とします。

2020年からは楽天証券で運用していました。(新しいNISAではまたSBI証券に戻しています)

楽天証券は新しいNISAモードになってしまっていて、つみたてNISAの年度ごとのリターン一覧が見えなくなっていますね・・・(場所がわからないのかも)

2023年末2020年から2023年分つみたてNISA

2020年〜2023年投資分の利益は42.08%(673,430円)

利益は4年分の投資分で673,430円でした。

リターンは42,08%となります。

投資金額は1,599,981円。

楽天証券も下記のような問題がありましたので、きっちり4年×40万円で160万円とはなっていません。

楽天証券で満額積立ができない問題

なお、2019年まではSBI証券。2020年からは楽天証券で楽天カードでの購入としています。

つみたてNISAの仕組み上、クレジットカード積立の場合は変更年は初月買付が出来ない仕組みとなっていました。

そのため、変更年(2020年)は増額設定で処理したのですが、満額きれいに利用できなかったですね・・・

そのため2020年の積立金額は399,993円でした。

2021年分は毎月33,333円の399,996円の積立としています。

40万円という12ヶ月で割り切れない上限なのがつみたてNISAの仕組み上イケてないところですね。

下記のとおり40万円ギリギリまで購入する方法がないわけではありませんが、4円という誤差レベルなのでやっていません。

売却はなし

2020年、2021年、2022年、2023年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。

こちらも最後まで持っておくつもりです。

なお、新しいNISA制度では生涯投資上限枠というものが設けられますが、既存のつみたてNISAの分は別枠ということですから今のうちに投資をしておくのはお得ですね。




2023年末時点のつみたてNISA6年間のトータル損益

6年間のトータルもみておきましょう。

こちらも2023年12月31日で以下の損益となります。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

6年間の投資額2023年12月31日現在損益
つみたてNISA損益2,389,281円3,822,182円1,432,901円

6年間の利益は59.9%(1,432,901円)

6年間の投資額は2,389,281円(制度上の上限2,400,000円)

利益は1,432,901円でした。

リターンは59.9%となります。

6年間買う商品を決めて放置しているだけですがこれだけの利益がでたのです。

※すべて利益確定していませんので、あくまで含み益です。

ちなみに2022年末時点では31.3%のプラスですから、2023年の相場がかなりよかったことがわかりますね。




私がつみたてNISAで投資している商品

私がつみたてNISAの投資方法はちょっと独特かもしれません。

つみたてNISA単独では考えていないんですよ。

同じく積立投資をしている個人型確定拠出年金(iDeCo)と合わせて考えているのです。

iDeCoは67,000円を毎月掛けています。(自営業者、付加年金加入者の上限)

ですからつみたてNISAと合わせて約月10万円を以下のようなアセットアロケーションになるように投資をしています。つみたてNISAは債券やREIT単独の投資信託とかは対象になっていませんので、iDeCoで債券やREIT分は大半投資をしていますね。

ですから株が大きく伸びたここ最近傾向もあり、つみたてNISAの方が成績が良くなっています。

ちなみにiDeCoの12月末の損益はプラス14.6%でした。

※アセットアロケーションとは資産配分のことです。

わたしのアセットアロケーション

具体的には以下のようなアセットアロケーションとしています。

株式70%、債券20%、REIT10%

さらに投資先は以下のように分散しています。

先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%

REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)

この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。

世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。

簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。そこにちょっと遊びでREITが入っています的な・・・

eMAXIS Slimなどが中心

具体的な投資商品は前述したアセットアロケーションになるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。

基本的にはインデックスのファンドですが、国内については一部遊びの意味も含めてアクティブ型にも投資をしていますね。 (つみたてNISAではインデックスファンドのみ)

また、本サイトをやっていることもあり、実験的にいろいろな同じベンチマークの商品を実際に買って成績を試してみてたりしています。

私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は下記のように1本で完結する商品がオススメですよ。

私のようにどの商品に投資をするのかを複雑にちゃんと考えたい方はこちらの記事を御覧ください。
iDeCo用に書いた記事ですが考え方は同じです。




まとめ

今回は「つみたてNISA6年間の運用成績(実績)を大公開。どれだけ投資してどれだけ儲かった?損した?」と題してつみたてNISAの運用成績(実績)を見てきました。

実際のリアルな数字ですから、これからあたらしいNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

あたらしいNISAでも積立投資枠を使えばつみたてNISAと同じような投資が可能です。

さらに新しいNISAでは20年という非課税投資期間の制限がなくなっていますのでさらにお得ですよ。

ちなみに私はSBI証券で新しいNISAをやっています。

SBI証券
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SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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