iDeCo(個人型確定拠出年金)を取り扱う金融機関は証券会社、銀行、保険会、投信の会社など数多くあります。
ありすぎて選べない方も多いでしょう。
iDeCoの商品を35本を上限にするって規制もたくさんありすぎると選べないからでしたよね。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の金融機関は35なんてもんじゃなくあります。
どれくらいあるかというと、、、数えようと思いましたがたくさんありすぎて断念しました(笑)
こんなにありますのでiDeCoをどこで始めるのかなかなか選ぶことができない人が多いと思います。
今回は私が独断と偏見とデータを元におすすめ金融機関をまとめて見たいと思います。
なお、iDeCo(個人型確定拠出年金)ってなに?方は以下の記事をご覧ください。
この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ
iDeCo(個人型確定拠出年金)の金融機関を選ぶポイント
iDeCo(個人型確定拠出年金)の金融機関を選ぶポイントはたくさんあると思いますが特に重要視すべき点はこの3つかな。と思います。
手数料体系
まず手数料でしょう。
これは毎月掛かる話ですから少なければ少ないほうが有利です。
運用に一切関係なくか掛かってきますからね。
基本的に手数料は各社共通なのですが、口座管理手数料については金融機関毎によって異なるのです。
ですからここが安い方がお得であるということです。
口座管理手数料は多くの金融機関で有料となっていますが、一部無料のところもあります。
現在のところ無条件で無料である金融機関はSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券、au、auカブコム証券、三井住友銀行(SMBC個人型プラン)の9社です。
基本的にここの中から選ぶのがオススメです。余計な経費をかけて仕方ありませんからね。
加入時:2,572円+税(共通)
加入手数料:金融機関による
移管手数料:金融機関による
・掛金拠出時に発生する費用
国民年金基金連合会手数料:月額96円+税(共通)
事務委託先金融機関手数料:月額60円+税(共通)
口座管理手数料:金融機関による
・給付時にかかる費用
事務委託先金融機関:400円+税(共通)
・還付時にかかる費用
国民年金基金連合会手数料:953円+税(共通)
事務委託先金融機関手数料:400円+税(共通)
取り扱い商品ラインナップ
次に商品ラインナップです。
いくら手数料が安くても取り扱い商品の信託報酬が高いものばかりでは意味がありません。
こちらも長い期間かかる費用ですから信託報酬はしっかりチェックしておく必要があります。
これは金融機関ごとに特色がありますのでしっかりチェックしておく必要があります。
また、信託報酬だけでなく、自分が投資したいカテゴリーにどのような商品がラインナップされているのか、またその商品は一般的なそのカテゴリーの投資信託と比べて成績はどうか、純資産が増えているのかなども確認しておく必要があります。
サポートについて
もう一つがサポート体制です。何かあった時にすぐ対応できるのか?してくれるのかなどは重要になります。
また、コールセンターの営業時間や、店頭で申し込みや説明してくれるのか。
WEBページが見やすいのかなどもポイントになるでしょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の金融機関はどこがいいのか
それでは上の金融機関を選ぶポイントを踏まえた上でおすすめの金融機関をご紹介したいと思います。
SBI証券
イチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小、ジェイリバイブといった特徴ある商品をたくさんそろえているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金の分野を長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも信託報酬最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを採用するなど後発ながらかなりiDeCoに力をいれています。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
1番人気のひふみ年金の取扱もあるのもポイント高いです。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですが、他社のiDeCoでは採用されていないんです。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの6つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
まとめ
iDeCo(個人型確定拠出年金)はどこがいいか。おすすめ金融機関を見てきました。
今現状の手数料、商品ラインナップ、サポート体制を勘案すると上記の6社の中から選択すれば後悔しないとおもわれます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は一度始めると基本的に60歳まで運用することになりますからその点を考えて慎重にどこで始めるのかを健闘してくださいね。
なお、運用管理機関の変更も出来ますが移管手数料が掛かったり、一旦すべての運用商品を売却したり、移行に時間がかかったり、それなりにデメリットがあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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