銀行からの投資信託の勧誘話をまともに聞いてみたら予想どうりに醜かった件

金融機関(特に銀行)が顧客本位の業務運営をしていないことを問題視され、客観的に評価できるようにするための成果指標(比較可能な共通KPI)を公表を求めだしてから数年が経ちました。

「お金に生きる」でも何回か取り上げて来ましたね。

先日、ある銀行から勧誘を受け、ブログのネタに聞いてみましたのでご紹介します。
予想どうりひどかったですね・・・
なお、今回はかなり酷評していますので銀行名、勧められた投資信託名は伏せておきます。

銀行からの勧誘の流れ

私は普段から銀行取引はネット銀行中心ですし、ネット銀行以外を利用する際もオンラインバンキングを使いますので窓口にも滅多なことないと行きません。

キャッシュレス決済が普及した以降は現金もほとんど降ろさないので銀行と関わることは通帳の数字だけなんですよ。

そのため銀行員からは勧誘というのを受けたことがありませんでした。

窓口に行かなくても一部証券会社からは勧誘電話はよくありますけどね・・・

しかし、先日ちょっと多額のお金をある銀行の口座に入れたら携帯電話に勧誘電話。(使いみちがあって他の銀行のお金を振り替えただけなんですけどね・・・)

大口のご入金ありがとうございます。
ぜひこの機会に当社で取り扱いのある商品をご説明させてください

的な・・・

「お金に生きる」では散々銀行を批判した記事を書いてまして、銀行員と思われる方からも粘着的に攻撃を受けてきましたので試しに話を聞いてみることに。

ブログのネタになりそうですし・・・

お伺いして・・・みたいな話でしたが、それはちょっと抵抗があるので銀行まで出向くことに(徒歩3分くらいなんです)

応接室に通される

到着すると応接室に通されました。

窓口でいいやん、、、って思いますが、特別感を出して冷静な判断ができにくいように他のお客さんと隔離してるのかもしれませんね。

なお、私の場合はプライベートで応接室に通されるのははじめてですが、仕事の関係では応接室に何度も来てますので特別感はまったく感じませんでしたが。。

ヨイショしまくり・・・

その後はひたすらヨイショです。

どうやら私のことを調べたようで、「中小企業診断士」を取っていることなどを褒められ続けました。

その銀行では中小企業診断士を取ることを推奨していますが、あまり取れた人がいないとのこと。

ヨイショして気分よくして購入させようという魂胆なのかもしれませんね。

仕事でのコラボも。。。

また、仕事でのコラボも提案されました。

事業再構築補助金などの補助金の採択率が悪くて苦労しているとのことでぜひ連携していきたい的な。

これも人参ちらつかせて商品売りたいようにしか感じられませんでしたが・・・



銀行から提案

その後、ようやく本題の投資商品の提案です。

結論から言えばありえないレベルの投資信託を紹介してきました

勧めてきたのは3種類。

バカ高い信託報酬のESG投資関連のバランスファンド(アクティブ)

まずひとつ目はESG投資関連のバランスファンド(アクティブ型)です。

普段から信託報酬の低いインデックスファンドをご紹介してることもありますが、ヒックリするレベルの手数料の高い投資信託でしたね。

販売手数料が2.2%
信託報酬率1.705%

運用成績の高さが売りとのことでした。

確かにリターンだけみればそれなりですが、同じ期間で信託報酬の低いインデックス型のバランスファンドならそれよりもかなりリターンとなっています。

手数料の高さもあるでしょうし、あまり効率よい運用ができていないでしょう。

説明を途中で切りたくなるレベルの商品でしたね。

一応最後まで聞いていましたが、その銀行員はこの商品を本当に良いと思って勧めているぽかったですね。

演技なのか教育なのかわかりませんが・・・

個人的にはESGとかSDGsとは時流に乗せたテーマ型のアクティブ型の商品は嫌いなんですよ。

信託報酬を高くするため作られるものが大半ですしね。

過去に検証したことがありますが、成績も伴っていないケースがほとんど・・・

バカ高い信託報酬の世界債券(アクティブ)

次に勧められたのが世界債券(アクティブ型)です。

これも個人的に土台にも乗らないレベルの投資信託でした。

販売手数料が1.65%
信託報酬率1.738%
こちらもかなり高い信託報酬及び販売手数料ですね。
この時点で買う気は0です。。。
一応、分配率の高さが売りで
安定的にお金が入ってきて安心ですよ
だそうです笑
個人的には高い分配金が出るというだけで良い印象がありません。投資効率がかなり悪いからです。
毎月分配型じゃないだけマシなのかもしれませんが・・・

バカ高い信託報酬の米国株ファンド(アクティブ)

3つ目は今人気の米国株に投資をするファンドです。

これも個人的に土台にも乗らないレベルの投資信託でしたね。

販売手数料が3.3%
信託報酬率1.65%
まず販売手数料3.3%です笑
買うだけで取られる手数料がこれだけ高いと話にもならないでしょう。
ネット証券なら0円なのに・・・
なお、こちらも運用成績の高さが売りとのことでした。
確かに成績だけみれば立派です。
しかし、同じ期間を信託報酬率の低い他の米国株のインデックス型の投資信託と比較するとかなりリターンが低いという・・・
成績が良いのは米国株が上がっているのにそれに乗っかっているだけ。
しかもインデックスよりも成績が悪いという・・・
そういった情報を把握していない方はひっかかってしまってもおかしくない感じではありますね。
6月30日に新規設定される同じく米国株を対象とした「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」なんかは実質的な信託報酬年率0.0938%程度(税込)ですからね。
アクティブ型とインデックス型の違いがあるとはいえ手数料が約17倍違うんですよ。




まとめ

今回は「銀行からの投資信託の勧誘話をまともに聞いてみたら予想どうりに醜かった件」と題して銀行からの勧誘の話を聞いた時の話を見てきました。

一言で言えば

醜い勧誘だった
金融庁が共通KPIを求めだしてからまともになっているのかと思いましたが、まだまだ全然ですね。
なお、今回の話は1つの銀行の1つの支店、1銀行員の話に過ぎません。
もしかしたら今回の銀行や支店、銀行員だけが醜いのだけかもしれませんが。。。
もし勧誘を受けたらまずはその場で判断せず、ネット証券の同様の投資信託と比較して決めるようにするべきでしょう。
特にあまり知識のない方はそもそも銀行からの勧誘の話は聞かないってのが正解な気もします。
銀行も商売ですし、銀行員もノルマがありますから儲かる商品(手数料が高い投資信託)を売るのを責めるのは酷ですしね。
自分の資産は自分で守るしかありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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