つみたてNISA5年間の運用成績(実績)を大公開。どれだけ投資してどれだけ儲かった?損した?

2022年のつみたてNISAの積立期間が終了しました。

そこで今回はつみたてNISA制度が開始した2018年から2022年まで5年間のつみたてNISAの運用成績となったのかを大公開したいと思います。

果たしてどれだけ投資してどれだけ儲かった?損したのでしょう?

これからつみたてNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

20年間積み立てるものなのであくまで定点観測に過ぎませんが参考にどうぞ

なお、そもそもつみたてNISAってなに?どうやって始めたらいいの?って方はこちらの記事も合わせて御覧ください。

2022年末の2018年分つみたてNISA口座状況

それではまずつみたてNISA制度がスタートした2018年分の運用成績(実績)からみていきましょう。

運用成績は日々変化しますので今回は2022年12月31日現在とします。

2022年末2018年分つみたてNISA

2018年投資分5年間の利益は55.9%(221,514円)

5年間の利益は221,514円でした。

リターンは55.8%となります。

ちなみに2021年12月末時点では66%の利益でしたから2022年で10%近くマイナスとなった形ですね。

上限に満たない凡ミス

2018年に実際につみたてNISAで購入した金額は396,300円です。

つみたてNISAの1年で掛けられる上限は400,000円ですから3,700円足りない計算です。

400,000円ギリギリまで掛ける予定でしたが私の凡ミスでこうなってしまっています。

私の場合は、毎日つみたてNISAで1,600円ずつ積立ていました。

そして上限の40万円に少し足りない分をボーナス設定して丁度になるように設定していました。

SBI証券のシュミレーションでは40万円となっていたんですよ。

しかし、祝日の関係なのか40万に満たず終了するという・・・

ちなみに同じミスを2019年、2018年と2年連続やらかしています(笑)

40万円ギリギリまで掛けたい方で毎日つみたてする場合は途中で確認する必要がありますね・・・

売却はなし

ちなみに2018年のつみたてNISAで購入した商品はまったく売っていません。

つみたてNISAの最終期限まで売らないつもりです。

つみたてNISAは20年非課税で投資できる制度ですから期限のころにどこまで増えているのか楽しみですね。



2022年末の2019年分つみたてNISA口座状況

次に2019年分の運用成績(実績)からみていきましょう。

こちらも2022年12月31日現在とします。

2022年末2019年分つみたてNISA

2019年投資分の利益は47.28%(185,786円)

利益は185,786円でした。

リターンは47.28%となります。

ちなみに2021年12月末時点では57%の利益でしたからこちらも10%くらいのマイナスとなります。

購入金額は上限に満たず

購入金額は393,000円です。

2019年も毎日つみたてにしていた影響なのか微妙に上限に足りておりません。

売却はなし

2019年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。

こちらも最後まで持っておくつもりです。



2021年末の2020年、2021年分、2022 年分つみたてNISA口座状況

最後は2020年、2021年分、2022年分の運用成績(実績)からみていきましょう。

こちらも2022年12月31日とします。

2022年末2020年から2022年分分つみたてNISA

画面が違うのは2020年のつみたてNISAから楽天証券に変更したからです。(楽天カードポイント目当て)

慣れもあるのでしょうが、楽天証券はちょっと見にくいですね・・・

2020年分の利益は184,691円

2020年分の利益は399,993円分購入で評価額584,684円。+184,691円でした。

2021年末では+202,165円でしたからこちらもプラスが減った形ですね。

2021年分の利益は44,915円

2021年分は399,996円分購入で評価額444,911円。+44,915円となっています。

こちらも2021年末では+65,034円でしたからプラスが減った形です。

2022年分はマイナス14,109円

2022年分のつみたてNISAはマイナス14,109円となっています。

楽天証券で満額積立ができない問題

なお、2019年まではSBI証券。2020年からは楽天証券で楽天カードでの購入としています。

つみたてNISAの仕組み上、クレジットカード積立の場合は変更年は初月買付が出来ない仕組みとなっていました。

そのため、変更年(2020年)は増額設定で処理したのですが、満額きれいに利用できなかったですね・・・

そのため2020年の積立金額は399,993円でした。

2021年分は毎月33,333円の399,996円の積立としています。

40万円という12ヶ月で割り切れない上限なのがつみたてNISAの仕組み上イケてないところですね。

下記のとおり40万円ギリギリまで購入する方法がないわけではありませんが、4円という誤差レベルなのでやっていません。

売却はなし

2020年、2021年、2022年のつみたてNISAで購入した商品もまったく売っていません。

こちらも最後まで持っておくつもりです。

なお、新しいNISA制度では生涯投資上限枠というものが設けられますが、既存のつみたてNISAの分は別枠ということですから今のうちに投資をしておくのはお得ですね。




2022年末時点のつみたてNISA5年間のトータル損益

5年間のトータルもみておきましょう。

こちらも2022年12月31日で以下の損益となります。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

5年間の投資額2022年12月31日現在損益
つみたてNISA損益1,989,285円2,612,117円622,832円

5年間の利益は31.3%(622,832円)

5年間の投資額は1,989,285円(制度上の上限2,000,000円)

利益は622,832円でした。

リターンは31.3%となります。

5年間買う商品を決めて放置しているだけですがこれだけの利益がでたのです。

※すべて利益確定していませんので、あくまで含み益です。

ちなみに2021年末時点では47.36%のプラスですから16%ほどプラスが減っています。

相場がかなり厳しかったから仕方ない部分ですね。




私がつみたてNISAで投資している商品

私がつみたてNISAの投資方法はちょっと独特かもしれません。

つみたてNISA単独では考えていないんですよ。

同じく積立投資をしている個人型確定拠出年金(iDeCo)と合わせて考えているのです。

iDeCoは67,000円を毎月掛けています。(自営業者、付加年金加入者の上限)

ですからつみたてNISAと合わせて約月10万円を以下のようなアセットアロケーションになるように投資をしています。つみたてNISAは債券やREIT単独の投資信託とかは対象になっていませんので、iDeCoで債券やREIT分は大半投資をしていますね。

ですから株が大きく伸びたここ最近傾向もあり、つみたてNISAの方が成績が良くなっています。

ちなみにiDeCoの12月末の損益はプラス14.6%でした。

※アセットアロケーションとは資産配分のことです。

わたしのアセットアロケーション

具体的には以下のようなアセットアロケーションとしています。

株式70%、債券20%、REIT10%

さらに投資先は以下のように分散しています。

先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%

REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)

この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。

世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。

簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。そこにちょっと遊びでREITが入っています的な・・・

eMAXIS Slimなどが中心

具体的な投資商品は前述したアセットアロケーションになるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。

基本的にはインデックスのファンドですが、国内については一部遊びの意味も含めてアクティブ型にも投資をしていますね。 (つみたてNISAではインデックスファンドのみ)

また、本サイトをやっていることもあり、実験的にいろいろな同じベンチマークの商品を実際に買って成績を試してみてたりしています。

私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は下記のように1本で完結する商品がオススメですよ。

私のようにどの商品に投資をするのかを複雑にちゃんと考えたい方はこちらの記事を御覧ください。
iDeCo用に書いた記事ですが考え方は同じです。

2022年は株が弱かった

ちなみに2022年は世界的な利上げ基調もあり全体的に株が弱かったですね。
また、ロシアとウクライナの戦争もあり、新興国株も厳しい状況となっています。
つみたてNISAとしては株がほとんどですから成績が悪くなっても仕方ない話ですね。
当然、今年の結果の逆もありえますから分散投資が大事なんです。

当面この比率で投資しようと思います。



まとめ

今回は「つみたてNISA5年間の運用成績(実績)を大公開。どれだけ投資してどれだけ儲かった?損した?」と題してつみたてNISAの運用成績(実績)を見てきました。

実際のリアルな数字ですから、これからつみたてNISAを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

つみたてNISA・NISAに加入するなら・・・

つみたてNISA・NISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。

選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記のSBI証券、マネックス証券が有力となります。

私が利用している楽天証券はもともとはおすすめだったのですが、2022年からクレジットカードでの投資の改悪がありあまりおすすめしにくくなっていますね。

マネックス証券

マネックス証券のストロングポイントはなによりマネックスカードによる投資信託積立が他の証券会社を上回る1.1%であることです。

つみたてNISAでも利用が可能なのでそれ目的の方も多いでしょう。

また、取り扱いの投資信託なども他社に負けていないんですよ。

まずつみたてNISAを始めるならおすすめしたい証券会社ですね。

資料請求等はこちらから

マネックス証券
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マネックス証券

マネックス証券はなによりもマネックスカードで投資信託を購入すると最大1.1%のポイントが付くのが大きなメリットですね。毎月の積立投資をするだけでポイントまで貯まっていきます。

SBI証券

SBI証券は三井住友カードで購入できるようになって隙がなくなりましたね。(もう少し早く三井住友カードの投資信託購入がスタートしてれば私もそのままSBI証券でつみたてNISAを利用していましたね)

SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。

利便性で考えるならSBI証券でしょう。

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SBI証券
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SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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