2023年12月までの個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運用成績(実績)を大公開。

節税効果が絶大でこのサイトでも何度もおすすめさせているお得な制度「個人型確定拠出年年金(iDeCo/イデコ)」。

どうしても確実に享受できる所得税や住民税の節税効果にばかり目が行きがちです。

また、2024年からスタートした新しいNISAに話題を持っていかれている感じです。

しかし、本質である運用でも利益は期待できるんですよ。

そこで今回は私のiDeCoの実際の2023年12月までの運用成績(実績)を公開したいと思います。

なお、iDeCoってなに?方は以下の記事をご覧ください。

この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。

2024年1月1日現在のiDeCo(イデコ)口座状況

それでは私が実際に運用したiDeCoの運用成績を見ていきましょう。

運用成績は日々変化しますので今回は2024年1月1日現在とします。

まずはその前提となる私のiDeCoの契約(利用)状況です。

私のiDeCo利用状況

私は2017年途中から個人型確定拠出年年金(iDeCo/イデコ)を開始しています。

ちょうどサラリーマンの方にiDeCoが解禁されて話題になり始めた時期ですね。

各社がiDeCoに力を入れ始めたので私も加入したのです。

掛金は自営業者等の付加年金加入者上限である月67,000円を掛けています。

利用しているのはSBI証券。

SBI証券ではセレクトプランという新しいプランが新設されましたので、2019年3月に変更しています。

つまり、2019年2月まではオリジナルプランで運用。(多少タイムラグあり)

2019年3月からはセレクトプランで運用しているということですね。

ちなみにオリジナルプランの受付は終了しています。

これから始める人はSBI証券でiDeCoを始める方はセレクトプランです。

セレクトプランへの変更について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

iDeCo口座の運用成績(実績)

2022年12月イデコの実績

2023年1月1日現在のiDeCo資産残高は7,691,852円です。

ただし、表記上の拠出金累計は途中でオリジナルプランからセレクトプランに変更していますのでちょっとおかしなことになっています。

プランを変更する前の資産残高が移換金にそのままはいってしまっているのですね。

オリジナルプランからセレクトプランへの変更は同じ証券会社ですから移換に伴う手数料は掛かっていませんが、手続き的には移換したという扱いになっているみたいなんです。

逆算して計算すると実際の移換前の私の拠出金は1,474,000円でした。

そしてセレクトプランに変更後の掛金が3,819,000円ですから合計するとトータルした拠出金累計は5,293,000円です。

損益は2,398,852円、45.3%プラス

ですので実際のiDeCo口座での損益は2.398.852円のプラスとなります。

損益率は45.3%プラスですね。6年くらいでの成績となります。

これが良いと思うのかは人それぞれですが、後述するように債券を入れていますし、個人的には満足できる水準ですね。

ちなみに2022年末時点では934,4997円のプラスでした。

2023年相場自体がかなりよかったのでそれが反映した形ですね。

iDeCoはどちらにしても60歳まで引き出しはできませんから長い目でみて運用することが大事ですね

なお、2022年時点の成績はこちらをご覧ください。

なお、iDeCoはこの収益にプラスして所得税、住民税の節税効果があります。

そのあたりを考えればかなりのお得をiDeCoが生み出してくれているってことになりますね。

節税効果について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

ただし、ちょっと予想以上に利益がでてきていますので退職金控除では賄えない可能性がでてきました。
そろそろ掛け金を減らしたほうが良いのかもしれません・・・

スイッチングや配分変更は何度かしている

セレクトプランへ移行後はなにも手をかけていませんが、オリジナルプラン時には何度かスイッチングや配分変更をしています。

移行した影響で実際にいつ、どんなスイッチングしたのかのデータが残っていませんのが、アセットアロケーションはそのままに商品を入れ替えたりしています。

つみたてNISAと違ってiDeCoはスイッチングが自由にできるのは大きなメリットです。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。




私がiDeCoで投資している運用商品

私のiDeCoでの投資方法はちょっと独特かもしれません。

iDeCo単独では考えていないんですよ。

同じく積立投資をしているつみたてNISAなどと合わせて考えているのです。

iDeCoは月67,000円ですから年間804,000円です。

2023年まではつみたてNISAで年間上限の400,000円になるように毎月つみたてを実施しています。(微妙に40万になっていませんでしたが・・・)

2つのつみたてする仕組みを合計して以下のアセットアロケーションになるように投資をしています。つみたてNISAは債券やREIT単独の投資信託とかは対象になっていませんので、iDeCoで債券やREIT分は大半投資をしていますね。

※アセットアロケーションとは資産配分のことです。

私のアセットアロケーション

具体的には以下のようなアセットアロケーションとしています。

株式70%、債券20%、REIT10%

さらに投資先は以下のように分散しています。

先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%

REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)

この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。

世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。

簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。

そこにちょっと遊びでREITを入れていますみたいな。

今年に限って言えば株式はかなり伸びましたが、債券が微妙でしたね。

株だけにすれば当然もっと成績はよかったのでしょうが、当然これが逆になることもありえますので当面この比率で投資しようと思います。

私がiDeCoで投資している商品

具体的な投資商品はこの比率になるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。

基本的にはインデックスファンドですが、国内については一部遊びの意味も含めてアクティブ型にも投資をしていますね。

ただし、あまり成績は奮っていないってのが現状ですね。

また、本サイトをやっていることもあり、実験的にいろいろな同じベンチマークの商品を実際に買って成績を試してみてたりしています。

なお、私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は1本で完結する商品がオススメですよ。

ちなみに今のところ収益にもっとも貢献してくれているのは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。

最近はオールカントリーとかS&P500などが人気となっていまうが、先進国株も安定して利益が出ている感じですね。

私のようにどの商品に投資をするのかを複雑にちゃんと考えたい方はこちらの記事を御覧ください。




まとめ

今回は「2023年12月までの個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運用成績(実績)を大公開。」と題してiDeCoの運用成績についてみてきました。

今回ご紹介したのは私のiDeCo口座のリアルな数字ですから、これからiDeCoを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

iDeCoの場合はこの運用成績にプラスして節税効果がありますので本当にお得な制度なんですよね。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの4社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
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SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券iDeCo
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マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

松井証券iDeCo
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松井証券【iDeCo 口座開設申込】

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

楽天証券iDeCo
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楽天証券 401K用プログラム

楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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