節税効果が絶大でこのサイトでも何度もおすすめさせているお得な制度「個人型確定拠出年年金(iDeCo)」。
どうしても確実に享受できる所得税や住民税の節税効果にばかり目が行きがちです。
しかし、本質である運用でも利益は期待できるんですよ。
「どれくらい儲かってるの?」とのご質問をいただきましたので今回は私のiDeCo(イデコ)の実際の運用成績(実績)を公開したいと思います。
最新の記事はこちらを御覧ください。
なお、iDeCoってなに?方は以下の記事をご覧ください。
この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。
2020年1月14日現在のiDeCo(イデコ)口座状況
それでは私が実際に運用したiDeCoの運用成績を見ていきましょう。
運用成績は日々変化しますので今回は2020年1月14日現在とします
まずはその前提となる私のiDeCoの契約(利用)状況です。
私のiDeCo利用状況
私は2017年途中から個人型確定拠出年年金(iDeCo)を開始しています。
ちょうどサラリーマンの方にiDeCoが解禁されて話題になり始めた時期ですね。
掛金は自営業者の付加年金加入者の上限67,000円を掛けています。
利用しているのはSBI証券。
SBI証券では途中でセレクトプランという新しいプランが新設されましたので2019年3月に変更しています。
つまり、途中まではオリジナルプランで運用。2019年3月からはセレクトプランで運用しているということですね。
セレクトプランへの変更について詳しくはこちらの記事を御覧ください。
iDeCo口座の運用成績(実績)

2020年1月14日現在のiDeCO資産残高は2,295,473円です。
拠出金累計は途中でプランを変更していますのでちょっとおかしなことになっています。
プランを変更する前の資産残高が移換金にそのままはいってしまっているのです。
オリジナルプランからセレクトプランへの変更は同じ証券会社ですから移換に伴う手数料は掛かっていませんが、手続き的には移換したという扱いになっているみたいなんです。このあたりはわかりにくいですから改善してほしいな・・・ってところですね。
逆算して計算すると実際の移換前の私の拠出金は1,474,000円でした。
そしてセレクトプランに変更後の掛金が603,000円ですから合計するとトータルした拠出金累計は2,077,000円です。
損益は218,473円プラス
ですので実際の損益は218,473円のプラスとなります。
損益率は10.5%ですね。
2年半くらいでの成績ですから妥当な水準でしょう。
ただし、これずっと右肩上がりで増えてきたわけではなく、時期によってはマイナスの時もありました。(もっと利益が大きかった時期もあります)
iDeCoはどちらにしても60歳まで引き出しはできませんから長い目でみて運用することが大事ですね
スイッチングや配分変更は何度かしている
セレクトプランへ移行後はなにも手をかけていませんが、オリジナルプラン時には何度かスイッチングや配分変更をしています。
移行した影響で実際にいつ、どんなスイッチングしたのかのデータが残っていませんのが、アセットアロケーションはそのままに商品を入れ替えたりしています。
つみたてNISAと違ってiDeCoはスイッチングが自由にできるのは大きなメリットです。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
私がiDeCoで投資している商品
私のiDeCoでの投資方法はちょっと独特かもしれません。
iDeCo単独では考えていないんですよ。
同じく積立投資をしているつみたてNISAと合わせて考えているのです。
iDeCoは月67,000円ですから年間804,000円です。
つみたてNISAは上限の400,000円になるように毎日つみたてを実施しています。(微妙に40万になっていませんでしたが・・・)
2つのつみたてする仕組みを合計して以下のアセットアロケーションになるように投資をしています。つみたてNISAは債券単独の投資信託とかは対象になっていませんのでiDeCoで債券分は大半投資をしていますね。
※アセットアロケーションとは資産配分のことです。
さらに投資先は以下のように分散しています。
REITはiDeCoでもつみたてNISAでも新興国がありませんので投資していませんが、それ以外の株式と債券は以上の比率です。(REITは国内、先進国半々)
この先進国(日本除く)60%、日本10%、新興国30%というのは一応根拠があります。
世界のGDP(国内総生産)を元にした世界経済インデックスファンドの投資比率を参考にしているのです。
簡単に言えば世界全体の成長を享受するアセットアロケーションなのです。そこにちょっと遊びでREITが入っています的な・・・
具体的な投資商品はこの比率になるようにかなり細かく刻んでeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどeMAXIS Slimシリーズを中心に低信託報酬の商品を選択しています。
基本的にはインデックスファンドですが、国内については一部遊びの意味も含めてアクティブ型にも投資をしていますね。あまり冴えませんが(笑)
また、本サイトをやっていることもあり、実験的にいろいろな同じベンチマークの商品を実際に買って成績を試してみてたりしています。
私は趣味が投資みたいなものでアセットアロケーション考えたりするのが好きですからかなり複雑なやり方をしていますが、普通の方は下記のように1本で完結する商品がオススメですよ。
つみたてNISA用に書いた記事ですがiDeCoでも考え方は同じですよ。
まとめ
今回は「2020年1月時点のiDeCo(イデコ)の運用成績(実績)を大公開。【SBI証券】」と題してiDeCoの運用成績についてみてきました。
実際のリアルな数字ですから、これからiDeCoを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
iDeCoの場合はこの運用成績にプラスして節税効果がありますので本当にお得な制度なんですよね。
iDeCoの節税効果については以下の記事を御覧ください。
なお、同じくつみたてNISAやIPO、ポイント投資についてもリアルな数字を公開していますので参考にどうぞ。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料はが無料です。(国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。)
また、運用商品もインデックスファンドを中心に低信託報酬の商品が充実しています。順番に見ていきましょう。
SBI証券
イチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小、ジェイリバイブといった特徴ある商品をたくさんそろえているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金の分野を長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれています。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoで唯一iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いがあるところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
1番人気のひふみ年金の取扱もあるのもポイント高いです。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
イオン銀行
イオン銀行iDeCoは全国各地に窓口があるのが魅力です。
また、銀行として珍しく良心的な投資信託を用意してくれてるんですよ。
イオン銀行は実質信託報酬の安いたわら先進国株の取り扱いがあるのが魅力です。ひふみ年金の取扱があります。このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです。また、イオン銀行だけ他へ移るときの手数料が無料なのも個人的にポイント高いです。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
総合して考えるとこの5つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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