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岡三証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)が運営管理機関手数料無料に。さらにイデコ初でアレが買える

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マネックス証券イデコの3年リターン

岡三証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)が2021年12月分(2022年1月引落)から運営管理機関手数料が無料となりました。

イデコをどこでやるのかを選択する際に運営管理機関手数料が無料なのはかなり大きな話です。

イデコの場合はそこにプラスしてどのような商品を扱っているのかが重要になってきます。

そこで今回は岡三証券のイデコはそのあたりの話も踏まえて選択候補になりえるのかを検証してみたいと思います。

目次

イデコの手数料は金融機関により異なる

イデコをどこで始めるかを決める際にとても重要なポイントの一つが手数料がいくら掛かるのかということです。

イデコの手数料は金融機関によって大きく違います。

イデコは以下の口座管理手数料が掛かるんですよ。

  • 運営管理機関手数料
  • 国民年金基金連合会手数料
  • 信託銀行手数料

このうち国民年金基金連合会と信託銀行の手数料は各社共通となっています。

違いは「運営管理機関手数料」つまり、イデコに加入する銀行や証券会社などの金融機関の取り分です。

ここが各社で大きく違いが生じています。

無料から月440円まで金融機関によって異なるのです。

運営管理機関手数料が無料なのは12社

運営管理機関手数料が無条件で無料である金融機関は今回無料化した岡三証券を含め12社あります。(2022年1月16日現在)

ちなみに岡三証券以外には以下の金融機関が運営管理機関手数料が無条件で無料です。

他にも資産50万円以上になると無料になるみずほ銀行など条件付き無料の金融機関もあります。

逆に高いところでは月440円(税込)を取るところもあります。

例えば30歳から60歳までイデコを続けるとしたら無料の金融機関で始めたケースと月440円の場合で運営管理機関手数料だけで158,400円もの差となってしまうのです。

イデコの場合は手数料が高いからといってサービスが良いというわけではありません。

むしろ、手数料が無料のところのほうがよい商品を提供しているケースがほとんどですね。

ですからイデコは運営管理機関手数料が無料の金融機関で始めるのが基本というわけです。

今回、岡三証券は運営管理機関手数料を無料にしたことで選択できる金融機関の土俵に乗れたってことですね。



イデコの取扱商品は金融機関により異なる

イデコをどこで始めるかのもう一つのポイントは取扱いの商品(投資信託)です。

つみたてNISAなどは金融庁が選別した投資信託にしか対象ではありませんので、金融機関同士の商品の差はそこまで大きくありません(取扱本数がやけに少ない金融機関もありますが)

しかし、イデコの場合には各社が選別しているようで金融機関によってかなり取扱いの投資信託が違うんですよ。

中にはどれ買っても信託報酬(投資信託の手数料)高すぎなんてケースも・・・

ですからイデコを始めるときは前述の手数料と取扱いの投資信託で選ぶのをおすすめしているのです。

それでは今回、運営管理機関手数料を無料にした岡三証券の取扱商品についてチェックしてみましょう。

岡三証券イデコ取り扱い商品一覧

岡三証券のイデコの商品ラインナップは以下の通り。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

カテゴリー 商品名 信託報酬率
国内株式パッシブ型 日本インデックス225DCファンド 0.253%
DCニッセイ国内株式インデックス 0.154%
国内株式アクティブ型 フィデリティ・日本成長株・ファンド 0.803%
ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け) 1.298%
DC日本連続増配成長株オープン 1.243%
海外株式パッシブ型 DCニッセイ外国株式インデックス 0.154%
DC米国株式インデックス・オープン(S&P500) 0.275%
DC新興国株式インデックス・オープン 0.374%
海外株式アクティブ型 フィデリティ・グローバル・ファンド 1.903%
DC米国連続増配成長株オープン 1.364%
農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね 0.99%
DCチャイナ・ロード 1.617%
国内債券パッシブ型 DCニッセイ国内債券インデックス 0.132%
海外債券パッシブ型 DIAM外国債券インデックスファンド<DC年金> 0.275%
DC新興国債券インデックス・オープン 0.374%
海外債券アクティブ型 三井住友・DC外国債券アクティブ 0.825%
DCワールド・ソブリンインカム 0.935%
国内リートアクティブ型 DC日本Jリートオープン 0.814%
海外リートパッシブ型 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.297%以内
三菱UFJ純金ファンド 0.55%
バランス型パッシブ型 DCマイセレクション25 0.286%
DCマイセレクション50 0.319%
DCマイセレクション75 0.352%
日本株式・Jリートバランスファンド 0.209%
バランス型アクティブ型 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) 0.484%
DCニッセイ安定収益追求ファンド 0.715%
投資のソムリエ<DC年金> 1.21%
元本確保型商品 三井住友信託DC固定定期5年 -
ニッセイ利率保証年金(5年保証/日々設定) -

全部で29本の投資先があります。

運営管理機関が岡三証券だけあって「岡三アセットマネジメント」のものが多くなっていますね。

各カテゴリーでは信託報酬が低いインデックスファンドもラインナップされており、悪くはない印象です。

ただし、各カテゴリーとも信託報酬最安値の投資信託が選べるわけではないので、あえて岡三証券を選択する必要性が感じられないという部分はあります。

グローバル3倍3分法ファンドがイデコでも

個人的に注目したのは他ではイデコで扱っていない「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」がラインナップされている点ですね。

グローバル3倍3分法ファンドはカチカチなアセットアロケーションにレバレッジ(借金)を掛けるというかなり尖った商品です。

理論上はリスクが低く、リターンが大きいという理想的な商品となっています。

それでいて信託報酬も安めなんですよ。

私もポイント投資で定期的に買っていますね。2022年1月3日(大発会前)現在で83,886円分ポイント投資をして112,136円となっています。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

ですから私がもし、岡三証券でイデコをはじめるなら全部グローバル3倍3分法ファンドにするかもしれません。

岡三証券のイデコラインナップで1番魅力を感じる商品です。

まだ運用してそれほど経っていないので本当に理論どうりいくのかはなんとも言えない部分はありますけどね。

グローバル3倍3分法ファンドについて詳しくはこちらの記事で解説しております。




まとめ

今回は「岡三証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)が運営管理機関手数料無料に。候補となるのかレビューしてみた」と題して岡三証券のiDeCoについて見てきました。

まとめると以下のとおりです。

グローバル3倍3分法ファンドをイデコで買いたいなら
投資と猫
koge

評価:[star-list number=4]4岡三証券のiDeCoは運営管理機関手数料が無条件で無料なのが嬉しいですね。各カテゴリーでは信託報酬が低いインデックスファンドもラインナップされており、悪くはない印象です。ただし、最安値のものを揃えているわけでもないので他社を押しのけてまで選択するかというと・・・岡三証券イデコの最大のポイントになるのはグローバル3倍3分法ファンドの取り扱いがあることですね。イデコでもグローバル3倍3分法ファンドを買いたいならここしかありません。

グローバル3倍3分法ファンドにあまり興味が無い方は、現状なら下記5社のiDeCoの方が商品ラインナップの部分を考えると魅力的ですね。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

[afTag id=36558]

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

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松井証券

松井証券のiDeCo35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

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大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

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楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

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総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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